モントーク計画とは、1970年代〜1980年代にかけてニューヨークのロングアイランドにあるモントーク空軍基地で行われた謎の超能力実験である。
このプロジェクトは1943年に実施された「フィラデルフィア実験」の流れを受け継ぐものであり、次の組織が関わっていたと見られる。
- CIA
- NSA
- 軍と軍需産業による軍産複合体
- ディープステート影の政府
- 謎の超能力実験「モントーク計画」について
フィラデルフィア実験とは
フィラデルフィア実験とは、1943年にペンシルベニア州のフィラデルフィア沖で行われた実験である。
米軍艦をレーダー索敵から回避させるために、ニコラテスラが発明したテスラコイルを使って、ステルス化することが目的だったと見られている。
実験がはじまると、駆逐艦エルドリッジは突然目の前から姿を消し、約2500km離れたバージニア州のノーフォークの港に現れ、また元の場所に戻ってきたのだ。
軍艦には研究者や軍関係者が乗り込んでいたが、燃えている者や凍っている者、壁や床に半身がめり込んでいる者もいたりと、艦内ではホラー映画も真っ青な地獄絵図が展開されていたという。
この実験は16人の犠牲者を出し、闇に葬られたとされているが、実験内容は「モントーク計画に引き継がれた」とされている。
フィラデルフィア実験ついての詳しい内容はこちらの記事で。
モントークの椅子
実験では、モントークの椅子と呼ばれる特殊な椅子が使われた。
これは、超能力者の能力を増幅するための入出力装置であり、宇宙人の持つテレパシー能力を応用して作られたものだった。
人の周囲に存在する微弱な電磁波を測定する事で、考えを読み取ったり、イメージを変化させたりといったマインドコントロールに利用された。
また、コンピューターに入力されたイメージをモントークボーイの脳へ送れば、不特定多数の人々へ、そのイメージを送ることができたという。
さらに、このモントークチェアは未来を覗き見る実験「プロジェクト・ルッキンググラス」でも使われていたというのだ。
モントークボーイとは
モントークボーイとは、「ブロンドの髪と青い眼を持つ10歳から16歳までの少年だけで構成された超能力チーム」である。
彼らには次のような任務があたえられていた。
- 現実世界においてのマインドコントロール攻撃
- 過去や未来へ飛んで歴史へ干渉
- 火星などの惑星探査
- 火星の荒廃した都市にある「黄金の馬の像」に刻まれた碑文を調査・解析
モントーク計画と宇宙人
モントーク計画には、アメリカ軍と密約を結んでいた宇宙人も参加していて、モントーク空軍基地の敷地内には、宇宙人が住んでいたとされる家も残されていた。
研究施設には大小2種類の宇宙人がいて、小さい宇宙人は大きな目と小さな鼻と口をしていて、生物というよりは人型ロボットかアンドロイドのようだったという。
一方、大きな宇宙人は地球人と同じ容姿をしていて、オリオン星人とシリウス星人だったのではないかと言われている。
モントーク計画の最後
1983年に「モントーク計画」が終了した原因には、前述のフィラデルフィア実験が関わっていると言われる。
モントーク基地で実験を続けるうちに、何故か1943年のフィラデルフィア実験と同じ時空間のタイムトンネルと繋がってしまい、切り離すことが出来なくなったという。
装置の電源をシャットダウンしても変化は無く、やもを得ず全システムを破壊することでタイムトンネルは消失した。
元NSA情報部員ダンカン・キャメロン
ダンカン・キャメロンは元NSA情報部員でモントーク実験で数々の成果を残し、テレキネシスの超能力を開花させた。
キャメロン氏によると、モントークボーイたちは暗い地下施設に閉じ込められ、朝から晩まで実験に参加させられたという。
ひとたび彼が恐怖のイメージを頭に思い浮かべれば、その増幅されたイメージが戦場の敵兵の脳内に送り込まれ、兵士はその恐ろしいイメージを現実のことと錯覚し、パニックに陥るのだという。
アル・ビーレックは時を駆ける
アル・ビーレックは時を駆けた男である。モントーク計画に参加し、実験中に二度も未来へ飛ばされた数奇な運命の持ち主でもあった。
- 2749年の世界で2年間生活する
- 2173年に世界で6週間生活する
ある日、プロジェクトに参加していた彼は2749年の未来の世界へ飛ばされ、そこに2年間滞在することになる。
その後、今度は2173年の世界で目覚め、ようやく元の世界へ戻ることが出来たという。
モントーク計画に翻弄されたアル・ビーレックの人生
1947年、海軍将校の息子だったエドワード・キャメロンは、モントーク計画の前身であるプロジェクトに従事していた。
その後、彼は超能力者の1人として、モントーク基地内にあるタイムマシンで1983年の基地内へ送られた。
そこで、エドワード・キャメロンの魂は1927年の世界で暮らす生後わずかの赤ん坊の体へと移植された。
アルになって最初の記憶
エドワードの魂がアル・ビーレックとして目を覚ましてからの最初の記憶は、生後9ヶ月の時の家族とのクリスマスパーティーだった。
その時、彼は赤ん坊だったが、家族の会話を完全に理解していた。
その家族とともにハワイに移住した際、映画「スターウォーズ」でルーク・スカイウォーカーを演じた俳優マーク・ハミルとも出会ったという。
アルになってもモントーク計画に携わるようになる
のちに、アルはカリフォルニアで生活しながら、ふたたびモントーク計画に携わるようになる。
カリフォルニア州から距離にして4000キロも遠く離れたニューヨーク州のモントーク計画に参加するのは、物理的に不可能に思われた。
しかし、アルの話によれば、カリフォルニア州とモントーク空軍基地とを結ぶ巨大な秘密の地下通路があり、そこを通れば、テレポートするかのごとく瞬時に移動できたという。
アル(エドワード)は弟キャメロンと再開する
ふたたび、モントーク計画に参加したアルは、そこで弟ダンカン・キャメロンと出会う。
ダンカンは、「アルがエドワードだった時の実の弟」であった。
肉体的には別の人間であり、年齢も変わってしまったが、時を超えたとしても魂レベルでは繋がりを持つ兄弟だったのだろう。
アルとダンカンの証言
モントーク計画に参加していたアルとダンカンは、1980年代に入ると、何度もタイムトラベルやテレポートの実験に参加させられたという。
タイムトラベルの技術は、アメリカ政府が宇宙人との密約で得たテクノロジーなのだという。
彼らは「ライトエネルギー」や「ダークエネルギー」を採取するため、火星や過去、未来へと送られたが、火星では「モントークボーイと呼ばれる金髪で青い目をした少年たちが暮らしていた」という。
アル・ビーレックの見た未来の世界
アルが実験中に飛ばされた「2749年」と「2173年」の未来はいったいどんな世界だったのだろうか?
アル・ビーレックは自分がモントーク計画に携わっていたことをずっと忘れていたが、1988年に映画「フィラデルフィア・エクスペリメント」を観たことで、封印されていた記憶が蘇ったという。
アルは自分の見た未来について次のように語っている。
2749年の未来
- 社会システムは資本主義が崩壊し、完全な社会主義になっている
- 国に政府というものは存在せず、AIのコンピューターシステムにより地球は運営されている
- 浮遊都市というものが造られ、都市ごと地球のどこにでも移動することができる
2173年の未来
- 世界の人口は3億人になっていて、アメリカの人口は5000万人になっている
- アメリカ政府は存在せず、国家もインフラも崩壊している
- その理由は「ロシア・中国」と「アメリア・ヨーロッパ」間で勃発した第三次世界大戦により、アメリカの主要都市が破壊されたから
- テレビは「教育番組」と「ニュース番組」だけが放送されている
- 2025年までに気候の大変動が起き、水位の上昇で土地が沈み、現在にくらべ世界の地形は様変わりしている
アル・ビーレックの予言
アル・ビーレックの見た未来には壮絶なパワーワードが満載である。
資本主義が無くなって社会主義になっていたり、国家には政府が存在せずAIによる統治が進んでいて、世界の人口はジョージア・ガイドストーンばりに5億人よりさらに少ない3億人になっている。
「天空の城ラピュタ」のように宙に浮いている浮遊都市で生活する人々など、いいのか悪いのかよく分からない世界になっている。
2025年までに水位の上昇で海の底に沈む土地も出てくるというが、今は2024年で水没リミットまであと1年しかない。
いきなり浮遊都市は無理なので、とりあえず方舟を用意すべきだろうか。