2024年6月18日、都民ファーストの会・元事務総長で弁護士の小島敏郎氏が公職選挙法違反(虚偽事項公表罪)の容疑で小池百合子都知事を刑事告発した。
小島氏は午前9時に東京地方検察庁に告発状を提出すると、同日午後1時より都内で記者会見をおこなった。
今回の件は単に日本国内の問題ではない。小島氏は「外国の大学に経歴の偽装を手伝わせたことが事実だとすれば、日本の主権に関わる深刻な問題だ」と語った。
会見でいろいろなことを語ったが、結局のところ小島氏が一番言いたいことは「ウソつきは良くない」ということなのだ。
元側近による必死の抗議もむなしく、小池知事は選挙公報への学歴記載について、これまで通り「カイロ大学卒業」と表記する意向を示した。
公職選挙法 第235条第1項(虚偽事項の公表罪)
当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、二年以下の禁錮又は三十万円以下の罰金に処する。
出典:とある法律判例の全文検索