この世界には、地上だけでなく、空の彼方にもソッチ系のスイッチを刺激してくれる不思議なモノが存在する。その1つが「ブラックナイト衛星」である。
この物体は地球の上空を飛行しているが、「存在する目的」や「所有者」は不明とされている。
この記事では、不思議な物体「ブラックナイト衛星」の正体について考察してみたい。
- ブラックナイト衛星の正体について
ブラックナイト衛星とは?
ブラックナイト衛星は、地球の赤道上空を飛行している謎の物体である。1万3千年前から存在していて、地球外生命体との関連も疑われている。
ブラックナイト衛星は1960年にアメリカが発見
1960年2月、アメリカ海軍は赤道から79度傾いた軌道を公転周期104.5分で周回している黒い不思議な物体を発見した。
ブラックナイト衛星の所有国はない
この謎の物体は特異な軌道を維持していたので世界各国に確認を取ったが、どの国も所有を表明しなかった。
つまり、この不思議な物体ブラックナイトは「どこの国のモノでもない」のだ。
ブラックナイト(黒騎士)の由来と意味
ちなみにブラックナイトの由来は、その名のとおり黒騎士で「所属不明」という意味がある。
「中世の騎士」たちは装備している鎧や盾などに「自分が所属している騎士団名を記載」していた。
そして、騎士たちは騎士団を辞める時、「その記載を黒く塗りつぶした」とされる。
つまり、どこにも属していない所属不明な人やモノを称して「ブラックナイト」や「黒騎士」というのだ。
ブラックナイト衛星は異常な電波を発していた
ブラックナイト衛星は1920年から10年程は電波を出していたことも確認されている。1973年、スコットランドの天文学者ダンカン・ルナンは1920年代に検出された異常な電波信号の記録を解析した。
その信号は、1万3千年前から月の近くに存在していた探査機から送信されたメッセージであると推定された。これがブラックナイト衛星から送信されたものではないかと言われている。
1万3千年前の日本は、まだ縄文時代だった。この超ハイテク兵器感満載のブラックナイト衛星が縄文時代から存在したとすれば、それだけでも胸熱な展開なのだ。
ブラックナイト衛星の正体とは?
この不思議な物体ブラックナイト衛星の正体についてはさまざまな説がある。
ブラックナイトは偵察衛星から落下した部品説
以前、ブラックナイト衛星は「コロナ偵察衛星ディスカバリー8号から落下した部品ではないか」とも言われていた。
しかし、ディスカバリー8号は1960年5月に大気圏に再突入して燃え尽きている。
また、周辺の破片も同じタイミングで大気圏内に落ちて、すべてが燃え尽きているのでこの説は否定されている。
ブラックナイトは自分の意思で移動する監視衛星という説
「ブラックナイトは自らの意思で移動することが可能なのだ」と、ある研究者は言ったという。
これが本当だとしたらブラックナイト衛星は「地球外生命体の作った地球人類を監視するための衛星」の可能性もある。
ブラックナイト衛星は回収できない?
ブラックナイト衛星は、今のところ回収する方法がないため詳しいことは分かっていない。
その後、「ブラックナイト調査委員会」が設立されたが、全く進展がなく未だに何も発表されていない。
ブラックナイト衛星の異常性とは
ブラックナイト衛星が普通のものではないと言われている理由は「地球の自転方向とは真逆の方向に飛行している」ことだ。
普通の人工衛星は地球の自転方向に沿って飛行するが、このブラックナイト衛星は反自転方向に飛んでいるのだ。
この部分だけを見てもブラックナイト衛星が普通ではない、不可思議な何かなのだ。
ブラックナイト衛星の真実
じつは、元NASA職員で宇宙ジャーナリストのジェームズ・オバーグ氏がブラック・ナイト衛星の正体は「国際宇宙ステーションの船体から外れた断熱ブランケット」だと証言している。
ブラックナイト衛星と思しき物は、船外活動の間に船体から外れてしまった断熱ブランケットである可能性が高く、その後、軌道を外れて落下し約1週間後に燃え尽きたというのだ。
ブラックナイト衛星として出回っている画像があるが、あれは1998年に行われた国際宇宙ステーション計画の「STS-88ミッション」で撮影されたものだという。
どうやら、これがブラック・ナイト衛星の真実のようだ。
ブラック・ナイト衛星の現在
我々は、いまだにこの物体が地球の上空を飛んでいるかのように錯覚している。
だが、オバーグ氏の話が真実だとすれば、現在はもうブラック・ナイト衛星と呼ばれた謎の物体は存在していないことになる。
ブラック・ナイト衛星は嘘だったのか?
そもそも、ブラック・ナイト衛星と呼ばれた物体自体が存在しない。「嘘だったのでは」とも考えられる。
しかし、上記の画像はNASAのSTS-88ミッション(スペースシャトル・エンデバー)で実際に撮影された物で、この時は確実に存在していたといえる。
ブラックナイト衛星は超古代文明が作った人工天体システム
ブラック・ナイト衛星の正体が、宇宙ステーションから外れた「断熱ブランケット」だとしても、その明かされた真実はあまりにも退屈過ぎる。
あと、隠蔽大好きなNASAの言うことを素直に鵜呑みにすることなど出来ない。そんなんじゃ夢もロマンもないということで、いつもどおり身勝手な想像で強引に考察していこう。
個人的には地球平面説と「ブラックナイト衛星」をリンクさせ、以下のような「人工天体システム」だと妄想してみる。
- 「星空を映し出すプラネタリウム」
- 「人工の太陽と月を制御するシステム」
地球平面説(フラットアース)では宇宙空間は存在しないと定義しているが、古代の地球にはちゃんと宇宙空間が存在していた。
というか、宇宙は今も本当は存在しているが、とある理由により地球の最上部にフタがされていて宇宙空間に出れなくなっている。
とにかく地球と宇宙を隔離しなければならない「理由」があり、地球の最上部にドームのようなフタをつけた。
しかし、「太陽」と「月」、「星」は必要だったので超古代文明はそれらを人工的に作り、上空に設置した。
ブラックナイト衛星は「超古代文明が作った人工天体システムの名残り(なごり)である」という方がロマンに浸れそうだ。