不思議な話

未来人ジョン・タイターの予言とは?

2020年に入り、コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)やデモ、暴動など、世界各国も徐々に物騒な展開に突入している。

  • 戦争がはじまるのか
  • 世界は平和なままなのか
  • 未来の日本はどうなっているのか
  • 僕らの未来の生活はどうなっているのか

いっそのこと、未来が予知出来たらいいのにと考える人もいるだろう。

今回は、西暦2000年頃に突如として現れた「未来人ジョン・タイター」と彼が残した予言についてご紹介する。

ジョン・タイターとは

 

ジョン・タイターとは、2000年11月3日にアメリカ大手ネット掲示板に突如として現れた謎の男で、西暦2036年の未来からタイムトラベルしてきたと書き込んだ。

男はジョン・タイターと名乗り、「未来人ジョン・タイター」とも呼ばれている。

彼は掲示板やチャットでのやり取りで以下について語った。

  • タイムトラベル理論
  • 自分のいた未来の状況
  • 自分が未来人である証拠

ジョン・タイターは登場から4か月後に姿を消した

その後、ジョンタイターはネット掲示板に登場してから4か月後の2001年3月に「予定の任務を完了した」という言葉を残し消息不明に。

滞在期間は短かったようだ。

ジョン・タイターの予言

 

ジョン・タイターが語った未来の出来事(予言)は20個である。

この予言はあくまでタイターがいた世界線での出来事であり、この世界でもまったく同じ事が起きるとは限らない。

また、タイター自身がアメリカ人ということもあり、ほとんどの予言がアメリカ視点で語られている。

  1. 2000年問題で災害や混乱が起き、内戦の火種になる
  2. CERN(セルン)が2001年にタイムトラベル理論
  3. を発見し研究を開始する
  4. アメリカ国内で狂牛病が発生
  5. 2001年以降、中国人が宇宙に進出
  6. 2001年以降、新しいローマ教皇が誕生
  7. ペルーで地震が発生(タイターが発言をしてから4か月後にペルー地震が発生した)
  8. オリンピックは2004年を最後に開催されず、2040年度にようやく復活する
  9. 2005年にアメリカが内戦状態になる
  10. 2008年アメリカ合衆国の都市部で急激に警察が権力を持ち始め、都市の内部と外部で内部抗争が勃発
  11. 2011年内戦が原因でアメリカ合衆国が解体され、翌年にアメリカ連邦帝国が建国される
  12. 2015年ロシア連邦が反乱部隊に加勢するという名目でアメリカ、中国、ヨーロッパの主要都市に核爆弾を投下、その後アメリカが反撃し第三次世界大戦に突入する
  13. 中華人民共和国が台湾、日本、韓国を強引に併合
  14. 2017年30億人の死者を出し、第三次世界大戦はロシアの勝利に終わる
  15. 2020年アメリカ都市部の勝利により内戦が終わり、ロシアの援助により新たな連邦政府が成立
  16. アメリカから州は無くなり、地方区分は5つの地域で構成され社会主義国家に近くなる
  17. アメリカの新たな連邦政府の首都は現在のネブラスカ州オマハに置いている
  18. アメリカ以外のほとんどの国も社会主義国家のような体制になっている
  19. 2040年頃オリンピックが復活する予定
  20. タイターは2045年頃にタイムマシンの実用化が始まると予想している

タイムトラベルの技術はスイスの研究機関のCERN(セルン)が発見するという。

このCERNも都市伝説やオカルト的にはいわくつきの組織である。

ジョン・タイターが的中させた予言

事件が起きた年がズレているが、当たってそうな予言もチラホラある。

上記の2020年までの予言の中で的中した予言を調べてみた。

アメリカ国内で狂牛病が発生

タイターは、アメリカで狂牛病が発生するという予言も的中させている。

彼が、この発言をしたのは2000年頃で、アメリカで狂牛病が発生したのはその2年後の2003年12月だった。

ただし、タイターは狂牛病の発生する詳しい年数は語っていない。

新しいローマ教皇が誕生

2001年以降、新しいローマ教皇が誕生するという予言も的中させている。

2001年以降に教皇を務めていたのは次の3人である。

わずか42年間の間に3人の教皇が登場している。

  • ヨハネ・パウロ2世・・・1978-2005
  • ベネディクト16世・・・2005-2013
  • フランシスコ・・・2013-現在

ペルーで地震発生

ペルー地震の予言も的中している。

タイターがネット上で発言してから4か月後の2001年6月ペルー地震が発生したと言われている。

オリンピックが中止

タイターは2004年から2040年までの期間、オリンピックが開催されないと予言している。

しかし、実際には2004年以降から前回のリオ五輪の2016年までオリンピックは開催されていた。

2020年の東京五輪はコロナの影響で翌年に延期。

しかも、この被害の大きさを考えると2021年の開催も雲行きが怪しくなってきている。

2021年の夏、日本の国内情勢や国民の声を無視し、一部の者たちの利権のために強行開催された。

  • 2004年・・・アテネ
  • 2008年・・・北京
  • 2012年・・・ロンドン
  • 2016年・・・リオ
  • 2021年・・・東京

アメリカが内戦状態

 

そしてアメリカの内戦状態についての予言である。

これは2020年5月25日にミネソタ州ミネアポリスで起きた黒人男性死亡事件を引き金にしてアメリカ各地で黒人差別に対する抗議デモがエスカレート。

暴徒化した民衆はパトカーや店舗、警察の建物に火を点け炎上。

ディスカウントストアでの略奪行為などは、見ようによっては内戦にしか見えない。

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ジョン・タイターのいた2036年の世界

 

ちなみにジョン・タイターのいた2036年の世界は以下のようになっているそうだ。

  • テレビと電話はインターネットで提供されている
  • タイムマシンが実用化されて既に2年が経過したが、信じていない人も大勢いる
  • タイムマシンは数か国が所有しているが、一般市民が使用できるわけではない
  • 無線インターネット接続がどこでも可能
  • プログラミング言語のIFの構文が「If/Then」から「If/Then/Maybe」方式に変わっている
  • デル、グーグル、マイクロソフトなどは存在していない
  • デジカメが主流で、フィルムカメラを使っているのは専門家だけ
  • 宇宙人は見つかっていない
  • 宇宙人とされているのは更に未来から来た未来人ではないかと語っている
  • 飲料水、淡水の確保が大きな問題
  • 地球温暖化は、大して問題になっていない
  • 出生率は低い
  • エイズと癌の治療薬は発見されていない
  • 核戦争による汚染がひどい

この2036年の世界で気になるのは、「核戦争が起きてしまった後だという事」「グーグルやマイクロソフトが存在していない」という事だろうか。

現在日本でも戦争に関係する「憲法9条の改憲問題」などが浮上してきているが、この先どうなっていくのか不安だ。

この先、大手IT企業は追い込まれていくのかどうかというのも気になるところである。

核戦争後の世界

 

核戦争後の人類は戦争に疲れ果て、それぞれの国が孤立化した状態になっているという。

現在のように活発な外交関係は無くなり、海外への飛行機なども本数が少なくなっている。

さらに、核兵器や大量破壊兵器は完全に無くなってはおらず、いぜんとして多数の兵器が存在している。

人間の平均寿命が60歳未満に

 

人間の平均寿命が60歳に未満になるとも発言している。

警察国家を信奉する勢力を壊滅させたとはいえ、完全に消滅したわけではない。

なので、そうした勢力は密かに存在しており戦争は続いているという。

信仰(宗教)はもっと個人的なものになっている

 

2036年においても人々の信仰(宗教)は生活の中で大きな存在である。

お祈りの日は日曜日ではなく土曜日になっているという。

善悪についての考え方が変わった

 

この時代の人間の善悪についての考え方も変わった。

というのも、一人の人間が取るあらゆる行動はどこかの世界線に影響を与えるという世界観が広まったためだ。

つまり、「考えうる人間の行動パターンはすべてどこかの世界で実行している人間がいる」ということを自覚しているのだ。

IBM5100と2038年問題

IBM 5100 - MfK Bern出典:ウィキペディア

ジョン・タイターが未来から過去へやってきた目的は「IBM5100」というコンピューターを手に入れるためと語っている。

彼がこのタイムトラベルの任務を命じられた理由は「タイターの祖父がIBM5100の開発に携わっていたため」とも掲示板に書き込んでいた。

IBM5100が2038年問題を救う

Year 2038 problem

タイターのいる世界では「2038年問題」というものが2年後に迫っており、それが起きると社会の様々なものが大変なことになるらしい。

僕らの世界でも以前2000年問題いわゆる「Y2K問題」というのがあったが、大事には至らず、コンピューターのちょっとした設定変更だけで何事もなく済んでしまった。

それを回避するために過去のコンピューターであるIBM5100のコンピューター言語の翻訳機能が必要だという。

この任務で重要なのは「IBM5100の入手」「1975年である人物と合うこと」の2つだとタイターは発言している。

ジョン・タイターと未来の日本地図

アメリカ国内の予言が多いタイターだが、「2020年の日本地図」についても予言していたのではという噂がある。

この噂によると、2020年の日本は3つの地域に分裂していて、首都は東京から岡山へ遷都している。

しかも、東日本が立ち入り禁止区域になっていると言います。

この予言は一見、東日本大震災を予言したものとも取れる。

しかし、震災以前にこの「噂の予言」が広まっていなかったことや岡山遷都の話などから、タイターの予言にかこつけて、震災後に生まれた都市伝説である可能性が高い。

日本の首都が東京から岡山へ移動するというのはネタ的には興味深いものがあるのだが。

ジョン・タイターの本も発売されている

 

2003年アメリカでジョン・タイターの発言をまとめた「JOHN TITOR A TIME TRABELER’S TALE(時間旅行者ジョン・タイターの話)」という本が発売されている。

  • ジョン・タイターの母親からの手紙
  • 母親からタイターの資料を受け取った弁護士の話

この本には上記の内容が収録されている。

タイターの母親を名乗る女性はタイターが自分の息子だという事を否定していない。

しかし、平穏な生活を送りたいので、親子関係を断ちたいと語った。

ジョン・タイターのまとめ

 

西暦2000年に突如として現れ、消えていった謎の人物「未来人ジョン・タイター」

彼の残した未来の予言は具体的な年数はハズしているとは言え、内容自体は的中しているものもあり興味深い。

タイターの予言の中にコロナウイルスの特効薬の作り方があったら良かったのにと思う今日この頃である。

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