【ニコラ・テスラの都市伝説】隠蔽された極秘実験フィラデルフィア計画とは?

不思議な話
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天才科学者二コラ・テスラには「フィラデルフィア計画」と呼ばれる謎の実験に関わっていたという都市伝説が存在する。

この実験は「行方不明者・死亡者16人」「発狂者6人」の犠牲者を出し、失敗に終わったとされている。

今回は、アメリカ海軍により隠蔽された極秘実験「フィラデルフィア計画」についてご紹介する。

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フィラデルフィア計画とは

USS Eldridge (DE-173) underway, circa in 1944

駆逐艦エルドリッジ image:wikipedia

  • フィラデルフィア計画の立案者:ニコラ・テスラ
  • 実施日:1943年10月28日
  • 実施者:ジョン・フォン・ノイマン
  • 目的:テスラコイルの軍事利用
  • 場所:ペンシルベニア州フィラデルフィアの沖合
  • 実験に使用された船:駆逐艦「エルドリッジ」
  • 時代:第二次世界大戦真っ只中

「フィラデルフィア計画」は、1931年にニコラ・テスラが立ち上げた「レインボープロジェクト」の1つだった。

その後、この実験はコンピューターの生みの親とされる「ジョン・フォン・ノイマン」に引き継がれ、1943年に実施されることになる。

実験は、ペンシルベニア州フィラデルフィアの沖合で、駆逐艦エルドリッジを使っておこなわれた。

実験の目的はステルス兵器の開発

この実験は「磁場発生装置テスラコイル」を軍事利用するためにおこなわれた。

当時のレーダーは船体が発する磁気に反応すると考えられていて、テスラコイルの高周波を使えば船体の帯びる磁気が打ち消され、レーダーの索敵から逃れられるのではないかと考えた。

今でいうレーダー探知を無効化する「ステルス兵器」を作る方法を探していたのだろう。

テスラコイルとは

テスラコイルとは、1891年にニコラ・テスラが考案した「高周波と高電圧を発生させる変圧器」で最大で100万ボルトの電流を発生させることが可能だという。

テスラコイルを使った実験で透明化

テスラコイルを使って駆逐艦エルドリッジのレーダー波を打ち消す実験がはじまった。

装置を作動させると艦内には強力な磁場が発生し、海面から現れた緑色の光が船を包み込むと、浮き上がりながら徐々に透明になっていき、その場から消えてしまった。

フィラデルフィアの海から消えたエルドリッジは、2500㎞以上離れたノーフォークの港に出現し、その数分後には元の場所にふたたび戻って来たという。

エルドリッジの艦内は地獄絵図

瞬間移動から戻って来た駆逐艦エルドリッジの艦内では、次のような不可思議な現象が起きていた。

  • 体が物体にめり込む
  • 壁の中に吸い込まれた
  • 体の半分が透明になった
  • 燃えている機器の火が燃え移り火だるま
  • 甲板に体がめり込んだ
  • 衣服だけが船体に焼き付いた
  • 体が突然燃え上がった
  • 体が凍った

かろうじて生き残った乗組員も精神に異常をきたしており、艦内は地獄絵図そのものだった。

心身ともに無傷だったのは、鉄の壁で囲まれている機械室にいた一部の技術者だけだった。

フィラデルフィア計画は闇に葬られたのか?

当初の目的である「船体に帯びた磁気を打ち消し、レーダー探知を無効化する」という実験は成功した。

しかし、予期せぬ副産物に恐怖した海軍上層部は極秘で行われていた実験を闇に葬ったとされる。

フィラデルフィア計画に対するアメリカ海軍の公式見解

アメリカ海軍の公式見解は以下のとおり。

  • 駆逐艦エルドリッジは架空の船ではなく実在している
  • 駆逐艦エルドリッジは1943年中は、一度もフィラデルフィアに寄港していない
  • この期間のエルドリッジの航海日誌は、保存されているため誰でもコピーの閲覧請求ができる

つまり、フィラデルフィア計画は架空の話であり、都市伝説だというのだ。

駆逐艦エルドリッジを目撃した商船アンドリュー・フルセスの記録

この都市伝説では駆逐艦エルドリッジがフィラデルフィア沖からテレポートした際、ノーフォークに停泊していた商船アンドリュー・フルセスが、その瞬間を目撃したことになっている。

しかし、「商船アンドリュー・フルセス」の公式記録は以下のようになっている。

  • 実験の3日前の10月25日にノーフォークを出港している
  • それ以降1943年中はずっと地中海にいた

そもそも駆逐艦エルドリッジと商船アンドリュー・フルセスの2隻の船が同時にノーフォークに停泊していたという記録は残っていない。

アメリカ海軍士官の証言

アメリカ海軍予備士官のウィリアム・S・ドッジ少尉は、この時ノーフォークに停泊していた商船アンドリュー・フルセス号に乗り込んでいた。

彼も他の乗組員もノーフォークに停泊中、特に変わった物は見ていないと手紙に書いている。

だが、わざわざ「見ていない」ことを手紙に書く必要があるのだろうか。

駆逐艦エルドリッジの隠滅的ドナドナ

  • 1951年・・・アメリカ海軍を除籍後、ギリシャ海軍に払い下げられ駆逐艦レオンに名前を変更
  • 1992年・・・ギリシャ海軍を除籍される
  • 1999年・・・解体のため売却される

フィラデルフィア計画に使われたとされている駆逐艦エルドリッジは、アメリカ海軍から除籍されたあと、「レオン」という新しい名を与えられ、ギリシャ海軍の所属になった。

その後、ギリシャ海軍からも除籍され、解体のため売却された。

エルドリッジのドナドナは証拠隠滅が目的だったのだろうか。

都市伝説の元になったとされる2つの説

ノーフォークに所属する海軍将兵は、「これまで海軍がしてきた兵器開発の実験がフィラデルフィア計画という都市伝説を産んでしまった原因なのでは」と考えている。

そして、次の2つの実験が「フィラデルフィア計画」と勘違いされた可能性が高いと語った。

  1. 船体消磁実験説
  2. 高周波発電機搭載実験説

①船体消磁実験説

その1つが「船体消磁実験」である。

「消磁」とは、船体に電線を巻き付けて電流を流し、電磁石の原理で磁気を打ち消すことだ。

この消磁の作業をしっかりやりさえすれば、船が帯びる磁気が地磁気を乱すのことを探知して爆発する「磁気機雷」に探知されなくなり、船を守る事が出来るという。

②高周波発電機搭載実験説

2つ目は、1950年代に駆逐艦ティンマーマンでおこなわれた「高周波発電機搭載実験」である。

これは、通常の400Hzの発電機ではなく、コイルを小型化し、倍以上の1000Hzの高周波発電機を搭載する実験だった。

ちなみに、この実験で高周波発電機からの放電現象があったが、船の乗組員には何の影響もなく無事に終了したという。

フィラデルフィア計画の密告者

そもそも闇に葬られたはずの極秘実験の名が、どうして世に出てきたのだろうか。

そこには2人の密告者の存在があった。

  • モーリス・ケッチャム・ジェサップ(天文学分野で博士号をもつ作家)
  • カルロス・マイケル・アレンデ(謎の人物)

作家モーリス・ケッチャム・ジェサップ

1956年、作家モーリス・ケッチャム・ジェサップのもとに謎の人物カルロス・マイケル・アレンデから手紙が届いた。その手紙には「レインボープロジェクト」の内容が詳しく書かれていた。

2人のやり取りはしばらく続いたが、手紙に書かれている内容があまりに突飛で胡散臭く感じたジェサップは、コンタクトを打ち切ったという。

しかし、不思議なことにジェサップはアレンデから手紙を受け取ってから3年後の1959年に自ら命を絶っている。死因は排気ガスをホースで車内に引き込んでの一酸化炭素中毒だった。

アメリカ海軍と謎の人物アレンデ

アメリカ海軍はアレンデを見つけることができなかったが、その後ひょっこりと姿を現したアレンデは実験について支離滅裂な発言をしたため、「フィラデルフィア計画」はアレンデの虚言とされた。

一説には、軍事機密の漏洩で追われ、身の危険を感じたアレンデが追跡をかわすため、あえて虚言癖のある人物を演じたのではという見方もあるようだ。

アレンデが極秘実験の内容を知っているとすれば、アレンデはいったい何者なのだろうか。

あとがき

ニコラ・テスラの発明品「テスラコイル」を使用した実験「フィラデルフィア計画」は、作り話で都市伝説だというのが軍関係者の見解のようだ。

しかし、うがった見方をすれば「2隻の船の記録」と「海軍関係者の証言」が完璧に揃い過ぎて、ただの都市伝説を潰すにしては必死すぎるというか、オーバーキル気味なのは否めない。

さらに「密告者」の不審死もあり、フィラデルフィア計画の謎は深まっていくばかりだ。

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コウ

どうも、コウです。
すこぶる天然な妻と二人で暮らしております。
もともと、パソコン修理のカスタマーエンジニアをしていました。
機械いじりやネット関係、謎が謎を呼ぶ不思議な事や妄想する事が好きなので、そのジャンルの情報発信と日常の中で埋没しがちな素朴な疑問を拾い上げ考察します。
えるたそ~と同じで「私、気になります病」を発症しています。
最近、埋もれた何かを掘り起こすとか、闇に葬られた何かとか、治りかけのカサブタを引っぺがすような記事が書けたらいいなと考えています。
要するに、すべてはエンターテインメントである。

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