20世紀の霊能者エドガーケイシーと交信したとされる謎の天使「ハラリエル」。
彼は日本にとっても不吉な予言を残していた。
今回は、謎の天使ハラリエルの予言の数々と霊能者エドガー・ケイシーについて見て行くとしよう。
霊能者エドガー・ケイシーに乗り移った天使ハラリエル
エドガー・ケイシーは、20世紀初頭にアメリカで活躍した霊能者だ。
彼は降霊実験をして、天使から聞いたとされる予言を数多く残している。
ケイシーの前に天使ハラリエルが現れる
1928年、ケイシーと霊能研究グループが集会をしていた時に「大天使ミカエル」が現れた。
さらに、1930年代の半ばには、ハラリエルと名乗る天使がたびたびケイシーの口を通じて、語りかけるようになったという。
天使ハラリエルの不吉な予言
天使ハラリエルが、1934年におこなった予言は以下のとおりだ。
- 地球はアメリカの西側で分断される
- 日本の大部分は海に沈む
- 北欧は瞬きする間に様相が変わる
- アメリカ東海岸に陸地が現れる
- 北極と南極に異変が起こり、熱帯の火山噴火を誘発し、地軸が変化する
- 寒帯、亜熱帯地域の環境が熱帯に変化しコケやシダが生い茂る
ケイシーは、これらの現象が「1958~1998年」の間に始まると予言した。
しかし、2021年の現時点においても日本は沈没していない。
ということで、この予言は眉ツバかと思いきや、予言の言葉に注目してみると、ハラリエルは現象が「起きる」ではなく「始まる」と言っているのだ。
「起きる」と言い切ってしまうと、あとあと大変なことになるかも知れない。
微妙に濁すのがデフォルトなのだ。
特に気になる予言をピックアップ
ハラリエルの予言が指定した時期とはズレているが、この予言の中でも「それらしいモノ」を拾ってみよう。
中でも次の3つ予言はどうだろうか。
- アメリカが西側から分断
- 環境が熱帯に変化する
- 北極南極の異変による火山の噴火
①アメリカが西側から分断
アメリカの分断は2021年の大統領選挙を機に決定的になったという噂もある。
例えば、トランプ対民主党、トランプ対ディープステートなどでマスコミには出てきていないが水面下で内戦状態に陥っているのではないかという噂である。
②環境が熱帯に変化する
「環境が熱帯に変化する」が地球温暖化の事を言っているのなら、実際に温暖化しているかは不明だが、それについて騒いでる人達は多いので当たっている気もする。
世の中は騒いだモノ勝ちというところか。
③北極南極の異変による火山の噴火
また、直近での火山の噴火に関しては次のようなものが。
- 2021年3月19日に起きた北極に近いアイスランドのファグラダルスフィヤル火山の噴火
- 2021年4月7日には、インドネシアのレヴォトロ火山の噴火
- 2021年4月9日、カリブ海の島国セントビンセント・グレナディーンにある、スフリエール火山が大爆発
最近になり世界各地で火山が活発化している印象を受ける。
火山の溶岩で呑気にソーセージを焼いてる場合ではないのかもしれない。
参考:
噴火中の火山に見物人が殺到、ソーセージ焼く研究者も アイスランド(BBC NEWS|JAPAN)
インドネシア・レウォトロ火山が噴火、豪雨被害の島(AFPBB News)
天使ハラリエルはシカトされ姿を消す
天使ハラリエルは災害などの不吉な予言を頻繁におこない、心霊研究グループの邪魔ばかりするので仲間達からは拒絶され、その後2度と現れることはなかったそうである。
実は由来があやしい天使ハラリエル
不吉な予言をおこなっていた天使ハラリエルの名は古代の文献を調べても見つからず、由来の怪しい天使だった。
ただし、関連性は不明だが、ヘブライ語の魔除けにはハラリエルという天使の名があるのだとか。
まとめ
普通に考えるとケイシーさんが「仲間達にドッキリ的な意図でやった」か「自作自演の売名行為」だったか、またはその両方な気がするのだ。
つまり、ビックリさせて、しばらくしたらタネ明かしして、みんなで大爆笑するのが狙いだった。
しかし、心霊研究会のメンバーには予想よりも早く飽きられ、ウザがられ、心を閉ざされてしまった。
そんな状況では、壁に向かって話しかけている危ない人と一緒なので、種明かしも出来ず、仕方なくフェードアウトしたみたいな微妙な感じになってしまったのかも知れない。