【ローマクラブ】権力というものは情報をコントロールする人間たちが掌握する

不思議な話
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世の中には、表向きには世の為、人の為に活動する組織といいながら、邪悪な謀略のために暗躍する者たちがいる。

ローマクラブもそんな組織の一つだ。この組織はタビストック研究所と同様にニューワールドオーダーを目論む支配者層の手足となって動くものたちだ。

この記事では、何十年も前から「ワンワールド政府」「大衆コントロール」について言及していたローマクラブの創設者ペッチェイとその主要メンバーだったブレジンスキーについて見て行く。

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ローマクラブと『成長の限界』

ローマクラブはスイスのヴィンタートゥールに本部がある民間のシンクタンクだ。この組織は1972年に発表した第一回報告書『成長の限界』で世界的に注目されるようになった。

『成長の限界』とは、創設者アウレリオ・ペッチェイがマサチューセッツ工科大学の研究グループに作成させた研究レポートである。レポートでは、現在のまま人口増加や環境破壊が続けば、いずれ資源が枯渇し、人類の発展は限界に達すると警鐘を鳴らしている。

破局を回避するには今一度地球は有限だと認識し、これまでの経済の在り方を見直すこと。各国が同調し、地球規模の取り組みをしていく必要があると論じた。

創設者

  • アウレリオ・ペッチェイ(オリベッティ社の副社長・フィアット自動車取締役)
  • アレキサンダー・キング(スコットランドの科学者)

イタリアのオリベッティ社の副社長だったアウレリオ・ペッチェイは、世界人口の増加により食料や環境が危機的状況に陥ると予見し、世界的な運動を起こすべきだと考えていた。

これにスコットランドの科学者アレキサンダー・キングが賛同し、ローマクラブが設立された。1968年の最初の会合が「ローマ」で開かれたため、この名称で呼ばれることとなった。

この会合には世界各国の首脳や政治家、外交官、企業家、科学者などが集まった。

ペッチェイはヴァイスハウプトの生まれ変わりか

ローマクラブは、ビルダーバーグなどと同様に支配者層にとって最も重要な外交政策の実行部隊の1つだった。

1968年、「ワン・ワールド政府の計画遂行を急げ」というアウレリオ・ペッチェイの指示により設立に至った。

1968年から1972年にかけて、ローマクラブには科学者やグローバリストをはじめ、未来計画者、国際主義者などのあらゆる肩書のついた人物たちが集められた権力グループとなった。

人間の本質

ペッチェイの著書『人間の本質』は、NATO左派が採用した思想の基礎となっている。以下はその著書からの抜粋である。

(中略)人間がその異常な能力と達成力によって陥ったパラドックスがある。その力を使えば使うほど、その力がさらに必要になってくるという悪循環である…。現代の根の深い病的状態とあらゆる人間的制度の歪みは、昔から繰り返し起きてきた危機や環境の変化と同じであると楽観する愚かさについて、われわれは弾劾し続けなければならない。「新たなテクノロジー」というパンドラの箱を開けたがゆえに、人間は抑えられない人口増加、飽くなき発展欲、エネルギー危機、現実的、潜在的な資源不足、環境の悪化、核兵器という愚行、それに関連する多くの災いに悩まされてきたのだ。

このペッチェイの思想は、工業の発展を阻害するものだと『300人委員会』の著者ジョン・コールマン博士は語っている。

ローマクラブはアメリカの脱工業化以降の思想の流行を捏造し、普及させる手助けをした。それは、ドラッグやセックス、ロックンロール、快楽主義、悪魔崇拝、魔術(ウィッチクラフト)、偽りの環境保護主義といった主流の文化的慣習に反する退廃的な文化を発展させることにつながった。

事実、タビストック人間関係研究所やスタンフォード・リサーチ・センターといった精神科学の研究組織にはローマクラブのメンバーが在籍し、世界に古くから存在する『水瓶座の陰謀』を遂行しようとするNATOのアドバイザー的役割も担っている。

今は亡きアウレリオ・ペッチェイは「自分はアダム・ヴァイスハウプトの生まれ変わりみたいだ」とかつて親友のアレグザンダー・ヘイグに語っている。ヴァイスハウプトとはバイエルンのイルミナティの創設者だ。

確かにペッチェイはヴァイスハウプトのように優れた組織力と管理能力を持ち合わせ、現代のイルミナティを仕切っていた。それはペッチェイのNATO支配や地球規模の政策立案に垣間見ることができる。彼はヴァイスハウプトになりたかったのだろうか。

ブレジンスキーと新世界秩序のシナリオ

ズビグネフ・ブレジンスキーは、ポーランド出身のアメリカの政治学者でカーター大統領補佐官を務めた人物だ。

ブレジンスキーの論文『テクノトロニック時代』は、ローマクラブに依頼されて書いたものだ。この中で彼はアメリカを支配する方法について堂々と書いている。

また、クローン技術や見た目や振る舞いが人間とそっくりな存在「ロボロイド」の出現を予告している。

テクノトロニック時代

1981年、新世界秩序を支持するブレジンスキーは、アメリカは独裁政治に向かっていき、テクノトロニック時代に突入しようとしているとして、次のように語った。

現代社会は、娯楽と見せ物を中心とした情報革命の真っただ中にあり、ますます無目的になる大衆にアヘンを与えるようなものだ。

ブレジンスキーの言うとおり、確かに現在のわれわれは思考停止した無目的な大衆になってしまったように思える。邪悪な謀略家によって創り出されたモラルの消えかけた社会。

分別のないセックスの風潮とメディアドラッグとも言えるスポーツ、映画、その他のデバイスやコンテンツなどが蔓延した社会は人々が身の回りで起こっていることに目を向けさせないようにする。

直近の出来事で言えば、ワールドカップでドイツ撃破の歓喜に沸く国民をよそに、しれっと防衛費のために大増税しようする話が進んでいたり、「ワクチン接種期に震災以上の超過死亡」といったニュースをコソコソと流したりする。

ブレジンスキーは『テクノトロニック時代』で大衆を「無機物」として描いている。世界を牛耳る支配者層も同じではないだろうか。ブレジンスキーは「大衆をコントロールする必要性」を次のように語っていた。

個人の社会的政治的なコントロールを主張する風潮が蔓延するだろう。市民一人ひとりを絶えず徹底管理するよう主張し、通常のデータに加え、個人の健康や行動まで詳細を載せた最新のファイル完備を要請する声が出てくるだろう。こうしたファイルは即座に専門機関によって統轄されるだろう。権力というものは情報をコントロールする人間たちが掌握する。既存の機関に新たに代わる危機管理機関の仕事は、あらかじめ起こりそうな社会危機を確認し、これを処理するプログラムを開発することである。(後略)

『テクノトロニック時代』には、新しいテクノロジーが社会や国際平和の緊張を高め、対立を引き起こすと書いてある。

もちろん、ブレジンスキーは一般大衆の1人としてこれを書いたわけではないだろう。カーター大統領の国家安全保障特別補佐官、ローマクラブのメンバー、支配者層の一員、CFRの一員、旧ポーランドの「黒い貴族」の一員として書いたのだ。

マインドコントロール技術にも言及

マインドコントロールや超能力に関する研究は1960年代にも当然のごとく行われていて、ブレジンスキーもタビストック関連機関の研究データなどからその存在に気づいていた。

彼は、人間をコントロールする実験が完璧に成功したと知ったとき、あまりの興奮に思わず誰かに口走ってしまいそうになったという。

これまで研究されてきたマインドコントロールや洗脳の技術にはいろんな手法があると考えられるが、コールマン博士が信頼できる情報筋から聞いたマインドコントロールのテクニックは音響技術を用いておこなうものだったという。

音を使ったマインドコントロール技術

人間をマインドコントロールする命令(メッセージ)の注入には、「ホワイトノイズ」という人にはただの雑音にしか聞こえないような音や音楽を使っておこなう。この伝達媒体により人間の潜在意識に命令が刻み込まれる。

極低周波不可聴音(VLFIS)で作られたホワイトノイズや音楽は神経組織ではなく骨伝導で影響を与えるため、この種の音響を利用したマインドコントロールから逃れるのは不可能に近いという。

送られた命令をブロックする唯一の方法は、完全身体保護(TBP)と呼ばれる方法だけであり、人格をコントロールするメッセージを遮断しないかぎり、瞬時に潜在意識に到達してしまうのだ。

参考:ジョン・コールマン著『300人委員会』

あとがき

話は少し変わるが、筆者はゾンビ映画に出てくるゾンビとは支配者層から見た一般大衆のことなのではないかと考えることがある。

彼らの目には、一般大衆が知性、理性を無くし原始的にただ己の欲求だけに忠実で、貪り続ける野蛮なゾンビの集団のように映っているのではないか。生ける屍は思考停止し、この世の仕組みから目を背けつづける無知な大衆のメタファーなのだ。

そんなふうに考えるようになってから、ゾンビ映画を見ても純粋に楽しめなくなってしまった。スクリーンに描かれた間抜けな群集を見て笑うなんていったいどんな笑い話なのだろうか。ひょっとしたらそれは自分たちの姿かも知れないのに。

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どうも、コウです。
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機械いじりやネット関係、謎が謎を呼ぶ不思議な事や妄想する事が好きなので、そのジャンルの情報発信と日常の中で埋没しがちな素朴な疑問を拾い上げ考察します。
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