お疲れ様です!
コウです。
今回は、ホームシアター気分をさらに加速させるために「プロジェクターのスクリーン」を自作してみました。
プロジェクターの購入をお考えの方は、
「プロジェクターのスクリーンをどうするか?」
も悩みどころですよね。
このサイトでは格安小型プロジェクターのレビュー記事も書いていますが、プロジェクターのスクリーンにもフォーカスしてみたいと思います。
前に住んでいた家は、部屋の壁がたまたま白かったことや部屋が狭いということもあり、プロジェクタースクリーンの購入はせずに壁に映して映像を見ていました。
ですが、引越しを機にプロジェクタースクリーンを購入するか自作するかを考えていました。
「100均の商品を利用してプロジェクターのスクリーンは自作できないものか?」
「トライ&エラー、失敗してもOK!」
という好奇心を優先して作ってみることにしました。
ネットで検索してみると、プロジェクタースクリーンの自作に関する記事を多くのブロガーさんが書いていて、ブロガーさんによっては使用している材料が様々で面白いですよね。
今回は、100均で買える「園芸用品」を使ってのプロジェクタースクリーンの自作です。
プロジェクタースクリーンの購入や自作を考えている方は、良かったら参考にしてみてください。
自作プロジェクタースクリーンを掛けたい部屋の壁
上記が作業部屋になりますが、赤枠の辺りに自作したプロジェクターのスクリーンを設置したいと思います。

プロジェクタースクリーンの自作に使う100均で買える商品の紹介
- 園芸用ジョイント支柱・・・4セット(1セット約56㎝×2本入り)
- 不織布(ふしょくふ)・・・4枚(サイズ:1.35×2m)
- 壁掛けフック・・・3個
プロジェクタースクリーンを自作するのに使う100均で買える商品を紹介します。
材料は上記の3点です。
プロジェクタースクリーンの骨組みに「園芸用のジョイント支柱」を使用
この園芸用のジョイント支柱は、プロジェクタースクリーンの上下に付けてスクリーンの骨組みになる部分で100均で売られている園芸用品です。
また、園芸用の支柱は緑色の棒でサイズや長さも様々ですが、1本モノで2m越えの支柱となると車のサイズによっては、購入しても持って帰る事が困難だと思います。
なので、1本の長さが短くて、連結して使うタイプのジョイント支柱を使うことにしました。
これなら、コンパクトカーに乗っている僕でも持って帰る事ができます。(笑)
プロジェクタースクリーンのスクリーン部に不織布(ふしょくふ)を使用
肝心のプロジェクターのスクリーンの部分には、やはり園芸用の不織布(ふしょふ)という化学製品の布を使います。
この園芸用の不織布(ふしょくふ)の使用用途は、畑の作物を虫や鳥、霜、寒さなどから保護する製品です。
プロジェクターのスクリーンとして使うので、白くてある程度大きな素材を探していたところ目に留まりました。
プロジェクタースクリーンの設置には壁掛けフックを使用
自作プロジェクターのスクリーンを壁に掛けるためのフックです。
支柱の両端は大きい壁掛けフックで、真ん中付近は小さめのフックで支えます。
この壁掛けフックも大きさデザインなど様々な商品が売られていますが、正直いってプロジェクターのスクリーンを壁に掛けることができれば何でもOKです。
また、壁への取り付け方法も、「粘着テープ式」や「裏側に釘や木ネジ」が付いているものなどありますのでお部屋の状況に合わせて選択してください。
僕は、粘着テープ式のものをチョイスしました。
耐荷重量も商品によって違っていますが、今回のプロジェクタースクリーンに使用する材料は、比較的軽量な素材で作成するので粘着テープ式でも耐荷重量が1キロ以上の物であれば大丈夫です。
ですが、念の為壁掛けフックを3~4個使用することをおすすめします。
というのも、支柱の全長は2mを超えますから左右の2点吊りだと、真ん中がたわみます。
なので、支柱のたわみ防止や荷重の分散のため複数の壁掛けフック使用してください。
プロジェクタースクリーンの自作に使用する道具
- ホッチキス
- クリップ(大きめのもの)
今回、プロジェクタースクリーンの自作に使用する道具は上記の2点です。
ホッチキスは、不織布に支柱を留めるのに使います。
また、不織布を重ねたり折り曲げたりするので大きめのクリップがあると作業がラクですよ。

100均で買える商品を利用したプロジェクターのスクリーン自作方法
- ジョイント支柱を連結
- 不織布を広げて重ねる
- 不織布の上部と下部を折り曲げて支柱を通す輪っかを作る
- 加工した不織布の輪っかに支柱を通す
- 壁掛けフックの取り付け
- 完成した自作プロジェクタースクリーンを設置
プロジェクタースクリーンの自作は上記の手順で行います。
①ジョイント支柱を連結
まずは、自作プロジェクタースクリーンの上下の骨組みであるジョイント支柱を連結していきます。
今回使用するのは、「1セットに約56㎝の支柱が2本入り」のジョイント支柱を4セット使用します。
短い支柱を4本つなげます。
この支柱を4本連結させると約2mの長さになり、2mのものを上下分の2本作ります。
②不織布を広げて重ねる
今回使用した不織布は、両端がくっついているのでそれを一枚一枚はがしてから床に広げます。
自作プロジェクタースクリーンのスクリーン部分になる不織布を広げて4枚重ねていきます。
4枚分を床の上で出来るだけピッタリ重ねます。
この時、重ねた不織布のズレ防止のため、大きめのクリップで何か所か留めてください。
はじめは、2枚くらい重ねれば大丈夫かなと思ったのですが、不織布は結構薄いので2枚だとこのように床の木目が透けて見えてしまいます。
不織布は材質的に重ねづらく面倒なのですが、4枚重ねるとこんな感じでだいぶ透けることがなくなりました。
③不織布を折り曲げて支柱を通す輪っかを作る
不織布を折り曲げてプロジェクタースクリーンの上下の骨組みである支柱を通す輪っかを作ります。
ジョイント支柱の直径は約16㎜ですが、輪っかが小さすぎて支柱が通らなくなると面倒なので、余裕をみて端から10㎝のところにマーキングして不織布を折りクリップで固定します。
不織布の折り目をマーキングした位置に折り曲げて固定できたら、細かくホッチキスで止めていきます。
僕は9か所ホッチキス止めしました。
上部と下部の2辺で輪っかを作ります。
④加工した不織布の輪っかに支柱を通す
加工した上下の輪っかにジョイント支柱を通します。
支柱が引っ掛かって入れづらいですが、頑張ってください。
上下の輪っかに2本のジョイント支柱を通せば自作プロジェクタースクリーンの加工は終了です。
⑤壁掛けフックの取り付け
自作プロジェクタースクリーンを壁に掛けるフックを取り付けます。
壁掛けフックを取り付けやすいように、鉛筆などで壁にマーキングをします。
左右と真ん中の3点でプロジェクタースクリーンを支えるので壁掛けフックは3か所に設置。
壁掛けフックの取り付け場所は、天井から10㎝下がった所にしました。
また、支柱の真ん中部分は、長さが2mもあるとたわみますので必ずフック設置してください。
⑥完成した自作プロジェクタースクリーンを設置
自作したプロジェクターのスクリーンを部屋の壁に設置します。
さきほど取り付けた3か所の壁掛けフックに、自作プロジェクタースクリーンの支柱の上部を掛けます。
上記の画像は設置した自作プロジェクタースクリーンにテストで映像を映しています。
自作したプロジェクターのスクリーンの映像をチェックしてみる
自作プロジェクタースクリーンの完成後、映像テストも兼ねて部屋を暗くして、妻とネットの映画を視聴してみました。
不織布(ふしょくふ)は折り畳まれた状態で販売されているので、広げると少々折り目が目立つのと、やはりシワがよります。
ですが、プロジェクタースクリーンを壁に掛けた後に、上下左右に少し引っ張るようにして調整すると、折り目の目立たなくなり、シワ取れるので映像を見ていて気になるようなことは、ありませんでした。
また、折り目をキッチリと取りたい場合は、アイロンをかけるのも良いでしょう。
僕もホントは折り目を取りたいと思いましたが、今アイロンを持ってなくてアイロンがけができませんでした。(笑)
そのうち、アイロンで折り目を取りたいと思います。

プロジェクタースクリーンの自作はアリ!
僕的には、実際に映像を見ていて壁に大きく映像を映せるので満足しています。
妻からは今のところ不満もなく、手作りホームシアターを楽しんでいただけています。
チョット手間はかかりますが、100均で予算1000円くらいで手に入る商品でプロジェクターのスクリーンは自作できます。
自作が好きな方は、試してみてはいかかでしょうか?
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