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【書評】「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」を読んで「日頃の口癖」を見直してみる

今回は「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」の書評です。

どうでもいいけど、タイトル長すぎですよね。

この本は、1年前に本屋で見かけて買った本で定期的に思い出して読みたくなる本です。

いかがわしいタイトルが派手で目に付き、手に取って読んでみると結構おもしろくて、30分程立ち読みして即買いしました。

内容は、著者の「小池浩さん」と「宇宙さん」の目標達成に向けてのやりとりを漫画チック表現しており、基本的に会話調で物語が進んでいくため、非常に読みやすいです。

ページ数も270ページで1日あれば読めてしまう文章量です。

小池 浩著 「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」を読んだ感想

本書は、著者の「小池 浩」さんの実体験をベースに書かれています。

小池さんは、10数年前に経営していたアパレルショップの借金が膨れ上がり2000万円の借金で自己破産一歩手前まで追い詰められました。

その時に宇宙とのつながりを思い出し、”潜在意識”の力を使って人生を激変させ9年で借金を完済しました。

本書は、その時の「小池さんとドS宇宙さん」の不思議エピソードをおもしろおかしくまとめたものです。

著者の小池さんはこの時の経験を活かし、現在は「心理セラピスト」、「スピリチュアルカウンセラー」、「マインドコーチ」、「パワーストーンコーディネーター」で、インディゴッド仙台の代表を務めています。

好き嫌いが分かれるジャンルだが

こういう願望実現的な「スピリチュアル」を題材にした本は、好き嫌いが分かれると思います。

「願いが叶う」とか「引き寄せの法則」などは、一見うさんくさく思う人も多いでしょう。

ですが、とりあえず「そのうさんくささ」を置いといて、読み進めてみると1つの短編漫画の作品を読んでいるような気分も味わえます。

特に、登場人物の「小池さんと宇宙さん」のやり取りもギャグが多めで笑わせてくれるので読んでいるうちに最初の「うさんくささ」も忘れているかも知れません。

各章の見出しのタイトル

1部 世にも不思議な宇宙のオキテ

  • 「無理できない」「やっぱりダメか」もすべて宇宙のオーダーだ!
  •  借金を返すために僕がはじめにつぶやいたこと
  •  人生ゲームの”難易度”を設定しているのはおまえだよ
  •  今目の前にある世界は、やっぱり自分がつくったものだった!
  •  宇宙からのヒントは最初の0.5秒に込められている、つかんだ瞬間に動け!
  •  宝くじは「当たりたいヤツが当たる」、宇宙が起こす奇跡に”定員”はない!
  •  「ありがとう」を5万回言った僕に起きた驚きの「ビカー体験」
  •  人生を好転させる秘儀、「潜在意識と相思相愛」になる法
  •  オーダー力を6万倍にする宇宙さん直伝「プチ奇跡ごっこ」
  •  願いをかなえられるのは、「タイムラグ」を超えられたヤツだけ!
  •  オーダー後に起きるすべては緻密に計算された”宇宙の采配”
  •  どうしても人の心を動かしたいときは「秘伝のビーム」を眉間に打て!
  •  心配するな、宇宙の3つのオキテで願いはかなう
  •  オーダー初心者の前に必ず現れる「ドリームキラー」はこう対処しろ!
  •  まずはおまえが、おまえの味方になってやれ!

本書は2部構成になっていますが、見出しタイトルが多いので、第1部の見出しだけ抜粋しました。

このタイトルだけみても、興味を惹かれるものがありました。

見出しは多いのですが、各見出しの文書量が少ないので非常に読みやすいです。

僕が感じた、小池浩著「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」のポイント

  • 「自虐」口ぐせ
  • 「懇願」口ぐせ
  • 「夢ごごち」口ぐせ

の口ぐせを今すぐやめて「完了口ぐせ」に変えろ!

願望実現に向けての「宇宙さん」のレクチャーには、いろいろありますが、やはり本のタイトルにもなっている「口ぐせ」の大切さにぐっときました。

上記の3つが人が陥りがちなネガティブな口ぐせです。

その中でも、「自虐」の口ぐせは、人が日常生活の中で無意識に発してしまっている「口ぐせ」ではないでしょうか。

 

宇宙(無意識)の前提として、その人がこれまでの人生の中で信じきっていることや、普段口に出している言葉、口ぐせをそのまま増幅して現実にするという性質があるそうです。

「宇宙」、「無意識」の力、おそるべし!

 

宇宙(無意識)は、人の発している言葉から善悪を判断したり、この人のこの言葉は「○○という意味かな」と気をまわして、良いように解釈してくれません。

だから、人がつぶやいた口ぐせが、言葉どおりの意味で宇宙(無意識)に増幅され、現実になっていきます。

「ダメだ」や「うまくいかない」などの自虐的(ネガティブ)な言葉を発すると、そこには「ダメな現実」と「うまくいかない現実」があなたの目の前に忠実に再現されているわけです。

 

僕も含めて、皆さんも自分の日常を少し思い出していただきたいのですが、「やっぱりダメだな」とか「うまくいかないな」といった自虐的な考えや言葉を口に出して言っている時って、やっぱり物事が上手く行かない事が多くないでしょうか?

 

また、反対に「今回は調子がいいな、いい感じだ」とか「これならイケる」と無意識に考えていて気分が乗っている時って大体の物事が上手く行っている気がしますね。

宇宙さん(無意識)は、超がつくほど素直なのですね。

 

さらに、具体的な目標や願望がある場合は、「私は○○したい」や「僕は○○になりたい」といった「夢ごごち」な口癖ではなく、「私は○○した」、「僕は○○になった」という目標を「過去形」にする「完了口ぐせ」に変えると目標を達成しやすいそうですよ。

 

この本を読んで、僕も、口ぐせや日頃使っている言葉を見直してみようと思いました。

確かに、ネガティブ(否定的)な言葉を発していても、気持ちが暗くなるだけで良い事ないよな~と思います。

ポジティブな言葉を意識して使うことで、心の持ち方や行動も前向きなものに変わってきますよね。

どうせなら、ピンチになっても「でも自分は大丈夫」と言える自分になりたいと思っているコウでした。

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小池浩”]

本を読んでいる「暇がない」という方には「耳で聞く読書オーディオブック」で聞く

今回ご紹介したこの本「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ」も読まずに聞けます。




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