1929年9月、ウォール街で株価が大暴落し、1930年代は「世界大恐慌の時代」となった。ルーズベルト大統領は「ニューディール政策」を実行し、経済の立て直しを図るが、その実態は巨大公共事業の乱発だった。
この巨額のカネをバラまくことで大不況を突破しようとした政策は、米国では「ジューディール政策」ともいわれる。「ユダヤが仕掛けたユダヤのための政策」という意味だ。
結論をいえば、1930年代以降はユダヤのための米国、つまりはロックフェラー家の所有物となった。
ロスチャイルドとロックフェラー
ロスチャイルドはロックフェラーに米国の支配権をあたえた。当時のアメリカ国民にとって、ロスチャイルド家は「外国勢力」に他ならなかった。
彼らが全面に出れば、何かしらの問題が起きかねない。それゆえロスチャイルドは「陰」に隠れ、ロックフェラーを表に立たせた。
この手法は当時の米国民に対して、それなりに有効だった。ロックフェラーの正体はヨーロッパ出身の「偽ユダヤ人」だが、米国では「WASP」ということになっていたのだから。
米国がロックフェラーの所有物となった象徴
1930年代、ニューヨークのマンハッタンにロックフェラー・センターが建設された。それは米国がロックフェラーの所有物となった象徴だった。
センター中心に位置するプラザには万国の国旗が掲げられ、台座には古代ギリシャの神プロメテウスの黄金像が据えられている。
プロメテウス(prometheus)という言葉には様々な意味があるが、その一つに「人類に火を与え神に昇進させた者」という意味もある。