【クリスマスの起源】私たちが祝っている者の正体とは?

不思議な話
この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク

もうすぐ、12月。

今年も「クリスマス」のシーズンがやってくる。

街では煌びやかなイルミネーションが飾られ、日本でも宗教的な意味とは関係なく、毎年の恒例イベントとして家族や夫婦、恋人たちが楽しんでいる。

しかし、疑問に思ったことはないか?

  • そもそも、クリスマスって何?
  • なんで、クリスマスは12月25日なの?

多くの人はそれがいったい何なのかを知らない。

そして、物事の裏には巧妙に隠された真実があることも。

今回は「クリスマスの起源」についてご紹介。

12月25日はイエス・キリストの誕生日ではない。

だとすると、私達は毎年この時期にいったい何を祝っているのか。

スポンサーリンク

クリスマスの起源

 

無神論者の多い日本では、あまり関係ないかも知れませんが、「クリスマス」は、12月25日にキリストの誕生を記念して祝う行事。

また、聖書ではキリストの「生まれた年」や「誕生日」について一切触れられていない。

聖書の記述から分かることは、イエス・キリストが12月25日に生まれていないということだけ。

では、なぜ、この行事は「12月25日」に行われているのか。

神の概念は太陽崇拝から

 

「12月25日」という日付には、何か特別な意味がありそうだ。

その前に、ナゼ神様という概念が生まれたのかも気になる。

そこには、古代エジプトでも有名な「太陽神」や「冬至」、「夏至」という日本でもお馴染みの暦(こよみ)の概念などが関係しているようだ。

冬至の時代と太陽神

 

冬至は1年で最も夜の時間が長くなる時期。

また、日照時間は1年でもっとも短くなる。

さらに、冬至の時期に太陽はもっとも低い位置にあるが、最高点の夏至まで徐々に高くなっていく。

古代の異教徒たちは、この現象を太陽が夜から力を奪還する象徴として捉えていた。

そこから、「太陽=神」という概念が生まれたという。

また、太陽崇拝は悪魔崇拝だと考える人もいる。

異教の神々の誕生日は12月25日

 

クリスマスの行われる「12月25日」は残念ながらイエスキリストの誕生日ではない。

しかし、異教の神様を見てみると不思議なことが分かる。

12月25日が誕生日とされている神様は以下。

  • ホルス・・・古代エジプトの神
  • ヘリオス・・・古代ギリシャの神
  • アポロ・・・古代ギリシャ・ローマの神
  • ミトラ・・・ミトラ教、ヒンズー教の神
  • バアル・・・フェニキア神話の神、古代バビロン王のニムロドの化身とされる

イルミナティの悪魔崇拝に登場する噂の悪魔「バアル」。

一説によると、バアルは古代バビロンの王・ニムロドの化身とも言われている。

ニムロドは神に反逆するため「バベルの塔」の建設命じた人物で、名前に「反逆する者」という意味があるそうだ。

ちなみに、上記の神たちはみな太陽の象徴とされる「太陽神」で12月25日は太陽神の誕生日だということが分かるだろう。

クリスマスが12月25日になった経緯

 

古代の権力者や学者たちは、12月25日がキリストの誕生日ではないことを知っていた。

カトリック教会はどのような経緯でクリスマスを12月25日に定めたのか。

キリスト教が生まれるより昔から、「異教徒の祭典」は存在していた。

そして、「12月25日」という日付が登場するのは紀元4世紀頃のローマ皇帝のコンスタンティヌスの時代と言われている。

コンスタンティヌスは、ローマではじめてキリスト教を公認した人物。

異教徒の祭り「サートゥルナーリア」とは

Rubens saturn

我が子を食らうサトゥルヌス image:wikipedia

「サートゥルナーリア祭」という異教徒の祭りが「クリスマスの起源」と言われている。

古代ローマでは「農耕の神サトゥルヌス」を祝うサートゥルナーリア祭というイベントが「12月」に行われていた。

この祭りでは、生贄を捧げたり、プレゼント交換をしたり、酒池肉林の乱痴気騒ぎが繰り広げられた。

当初、祭りの期間は「12月17日~19日」の2日間だったが、その後に1週間になり現在のクリスマスの日である「12月25日」になった。

しかも、このサートゥルナーリア祭はイエス・キリストの誕生を祝うこととは、なんの関係もない。

つまり、クリスマスの起源は「サートゥルナーリア祭」という異教の神の誕生を祝う祭りなのだ。


余談ですが、「サートゥルナーリア」という名前の競走馬もいたりする。

でも、なんでこの名前を付けたんだろ。

クリスマスが生まれた経緯と考察

0 Constantinus I - Palazzo dei Conservatori (2)

ローマ皇帝コンスタンティヌス1世の頭像 image:wikipededia

古代ローマではキリストを知る前から、前述したサートゥルナーリア祭(クリスマス)を祝っていた。

その後、キリストの名を利用して、既存の異教徒と増加していくキリスト教徒の両方を満足させる祭典をカトリック教会が取り入れたことが推察される。

また、キリスト教は早い段階から異教徒の慣習に取り込まれ、コンスタンティヌスの時代には既にハイジャックされていたとも考えられる。

コンスタンティヌスはキリスト教に悪魔崇拝を取り込んだのか?

 

コンスタンティヌスには、キリスト教の名のもとにローマを統治するという計画があった。

つまり、ローマの全国民がキリスト教徒になることを望んでいた。

しかし、ローマに住む当時の異教徒はキリスト教の教義に抵抗があった。

そこで、異教徒に対しコンスタンティヌスは「イベント」を利用して以下のような提案をしたのではないか。

  • サートゥルナーリア祭を続けたいならキリスト教に改宗すること
  • サートゥルナーリア祭のことを「クリスマス」と呼ぶこと
  • 悪魔崇拝を続けても良いが表向きはキリスト教徒のフリをすること

異教徒はこの提案に賛同し、悪魔崇拝と大好きな「サートゥルナーリア祭」を続けるためキリスト教に改宗し、キリスト教徒の仮面を被った。

当時のローマで行われていたサートゥルナーリア祭は、現代のクリスマスと同じくらい大規模なイベントであり、この盛大な祭りをやめる事はできなかったのだろう。

よく陰謀論ではキリスト教徒のフリした悪魔崇拝者について語られている。

そして、現代のキリスト教を内部からコントロールしているのはキリスト教徒の仮面を被った異教の民なのかも知れない。

あとがき

 

無知な大衆を悪魔の祭典に参加させ、真相を知る有識者はいつの時代もその様子を笑いながら眺めているのだろうか。

実際、私たち夫婦も結婚前からクリスマスには外食したり、イルミネーションを見に行ったりしていた。

クリスマスが何なのかも知らずに。

  • 家族や子供が楽しみにしている
  • クリスマスには経済効果もある

考え方は人それぞれ。

クリスマスの起源が何であろうとも、祝う、祝わないは個人の自由です。

サンタクロースの正体

サンタクロースの正体とは?
今回はクリスマスの起源に続いて、「サタン・クロース」の正体について。 サタンの礼拝組織であるイルミナティは、昔から祝祭日を改ざんし大衆をコントロールしてきたのだろうか。 そして、異教徒の祭典を維持し、大衆は無知のまま彼らの伝統であるオカルト...
コウ

どうも、コウです。
すこぶる天然な妻と二人で暮らしております。
謎が謎を呼ぶ不思議な事や妄想する事が好きなので、そのジャンルの情報発信と日常の中で埋没しがちな素朴な疑問を拾い上げ考察します。
懐柔か支配か。どうすれば良いのかわかっているのに、それをさせない何かがある。
愚かな習慣をやめるには行動が必要で、それは気づきを掘り起こす事から始まる。
つまりは、すべてエンタメである。

コウをフォローする
不思議な話
スポンサーリンク
コウをフォローする
コウの雑記帳
error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました