【サダム・フセインはCIA】湾岸戦争をはじめたのは誰なのか?

不思議な話
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1990年8月2日、フセインは領土拡張政策を世界が制止するのかどうかを試すため、クウェートに侵攻した。

従来の見方では、サダム・フセインは典型的な誇大妄想癖のある独裁者という事になっている。

だが、その見立ては果たして真実なのだろうか。

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フセインと湾岸戦争

WarGulf photobox.jpg

WarGulf photobox image:wikipedia

  • 連合軍は容易にバグダッドに侵攻できたのにもかかわらず、なぜ撤退したのか?
  • フセインが第2のヒトラーなら、なぜ10年以上もたってからブッシュ・ジュニアがイラクの政権交代を迫ったのか?
  • なぜアメリカ、イギリス、ソ連の大使館員はみな侵攻の二日前にクウェートを立ち去ったのだろうか?
  • そもそも、湾岸戦争とはクウェート解放以外の目的があって実施されたのではないか?

湾岸戦争にはいまだ不可解な点が多い。

フセインの暴挙に対抗するため、アメリカとイギリスを筆頭に世界が連携し、フセインを攻撃した。

ジョージ・ブッシュ・シニアは、この多国籍軍を「新世界秩序」と呼び、アメリカは湾岸戦争でフセインを倒してクウェートを解放した。

しかし、一部の思慮深き者たちは、世界大戦以降の最大の軍事作戦となった第一次、第二次湾岸戦争に疑いの目を向けている。

新世界秩序

一説には新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)という表現を最初に使ったのは、1920年代、アメリカの政治家で外交官だったエドワード・ハリス大佐だとされる。

その後、ジョージ・ブッシュ・シニア大統領が公の場でこの言葉を使ったのはフセイン打倒のために世界が結集したときで、これは新世界秩序が誕生する前触れだと発言した。

湾岸戦争では政治と軍事を統合し国際的な作戦が展開され、まさに新世界秩序の時代が到来したという概念を世界に示す初めての例となった。

新世界秩序が地球上の国家を支配するには、その存在を広く知らしめ正当化しなければならない。

フセインはアメリカからの賛同を得られたと信じたのか?

フセインはアメリカがクウェート侵攻に賛成するだろうと信じていたのか、もしくは指示どおり開戦し、新世界秩序率いる連合軍に負けるところまでがシナリオだったのか。

1990年7月、イラクがクウェートに侵攻する数週間前に開かれた会合で、アメリカ大使エイプリル・グラスピーはフセインにこう伝えた。

「私たちは、あなた方のクウェートとの論争やアラブ紛争には何の考えも持っていません。私はベイカー国務長官から1960年代に初めて貴国に向けて出した指示を強調するように命じられました。クウェート問題はアメリカとは関係ありません」

湾岸戦争を仕組んだのは誰か

誰がどのような目的で湾岸戦争をはじめたのだろうか。

軍産複合体

1989年にソ連が崩壊し共産主義の恐怖が過去のものになると、西側諸国の人々は軍備に何十億も使い続ける必要があるのかと考え始めていた。

フセインは軍産複合体によってクウェート侵攻を急かされ、アメリカが戦わねばならない「新たな敵」として祭り上げられたと考える者たちもいる。

つまり、アメリカは軍備に大金を使う理由を正当化したのだと。

石油会社

湾岸戦争の真の目的は「金儲け」だったとする説がある。

この戦争のおかげで原油価格は上昇し、1973年のオイルショック以来の数字を叩き出した。

ブッシュ・シニアは石油王として財を築き、父の跡を継いだブッシュ・ジュニアがこの恩恵を得ていたとしても不思議はない。

KGB

ソ連とKGBは長年にわたってフセインと密接な関係を築いてきたとされている。

湾岸戦争も彼らの計画の一部でKGBはフセインを忠実な傀儡に仕立て上げ、アメリカの注意をイラクに向けさせるのが目的だったという噂もあるようだ。

しかし、KGBが世界的な謀略を進めるために、この計画が実行されたというのはいささか無理があるような気がするのだが。

サダム・フセインはCIA

サダム・フセインは1959年以降のCIA職員名簿にその名が記されており、当初から所属はアメリカ政府となっている。

CIAは1963年にフセインの属するバアス党が起こしたクーデターを支援すると、1980年にはイラン侵攻を後押しし、クルド人のガス虐殺でもフセインをサポートした。

それはまさに「やつはクソ野郎だが、我々のクソ野郎だ」と称されるほどの働きぶりだった。

あとがき

かつてイギリスの諜報機関「MI5」の職員名簿にはムッソリーニの名前が載っていた。

当時の彼の週給は現在の額で8000ポンド(約130万円)だったという。

フランケンシュタイン博士ではないが、自分好みのモンスターを創れば、いつかそれは自分たちに襲いかかってくる可能性もあるのだ。

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どうも、コウです。
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