日常の話題

車検も近いのでヘッドライトの黄ばみとりをやってみた。

そろそろ車検も近づいてきたので「ヘッドライトの黄ばみとり」やってみた。

今回も例の如く、目立った故障個所も無かったので「ユーザー車検」で通そうと思っている。

ちなみに、前回やった「ユーザー車検」の記事はこちら。

ユーザー車検は安くて簡単!宮崎陸運支局に行ってきた。

取り急ぎ、以下の消耗品を交換した。

  • タイヤ交換:ショップ
  • オイル交換:ショップ
  • ワイパー交換:自分

残すところは「ヘッドライトの黄ばみとり」のみ。

前回の車検時よりもさらに、ヘッドライトの黄ばみがヤバイことになってきていた。

経年劣化による「黄ばみ」「曇り」は、ヘッドライトの光量不足の原因になるので、今回はヘッドライトをしっかりとクリアにして「ユーザー車検」に挑みたいと思う。

ヘッドライトの黄ばみとり

最初にヘッドライトの匠によるビフォーアフターをご覧あれ。

「これが」

「こうなる」

施行前のヘッドライトの表面は紫外線や経年劣化でやられていて、かなり曇りが酷くなっていた。

施行後は、すっきりクッキリ新車並みの透明感を取り戻した。

クリアになったおかげで、夜間のヘッドライト使用時の光量も復活した感じがする。

必要な物

必要な物は、スプレー関係以外は100均で揃えた。

  1. マスキングテープ(養生)・・・100均で購入
  2. マスカー(養生)・・・100均で購入
  3. 耐水ペーパー・・・100均で購入
  4. シリコンオフ(脱脂)・・・ホームセンターで購入
  5. ウレタンクリア(塗料)・・・ホームセンターで購入

①マスキングテープ(100均)

マスキングテープは施行箇所以外のボディ部分を保護し、塗装がかからないようにする。

車のボディーの養生に使う「マスキングテープ」や「マスカー」は100均で手に入る。

②マスカーフィルム(100均)

マスカーは、養生用のフィルムとテープが1つになっている製品。

スプレー塗料などが付かないように施行箇所の周りを覆うのに使用する。

③耐水ペーパー(100均)

耐水ペーパーは100均で手に入る。

ペーパーの番数は、「600番」か「1000番」あたりで良い。

自分は600番のペーパーで研磨した。

④シリコンオフ(ホームセンター)

シリコンオフは、塗装する前にヘッドライトの表面を脱脂するのに使う。

塗装前にしっかり脱脂しておくと塗料のノリが良くなる。

脱脂用スプレーの「シリコンオフ」とヘッドライトのクリア塗装に使う「ウレタンクリア」はカー用品店やホームセンターにある。

⑤2液性ウレタンクリア(ホームセンター)

ウレタンクリアは、クリアー(透明)のスプレー塗料。研磨した後のヘッドライト表面を塗装するのに使用する。

お値段はチョット高め。僕は地元のホームセンターで2500円くらいで購入した。

面倒な方はショッピングサイトで必要なものを一括購入するのも手だ。

作業

ヘッドライトの黄ばみ取り作業の手順は次のようになっている。

自分は耐水ペーパーで表面の黄ばみを削った後に、ウレタンのクリア塗料を吹いた。

  1. ヘッドライトの周りをマスキングテープとマスカーフィルムで覆います。
  2. 水をかけながら耐水ペーパーでヘッドライトの表面を削ります。
  3. ボロ布やウェスなどで水気をふきとり、乾燥させる。
  4. シリコンオフ(脱脂スプレー)でヘッドライトを拭いて脱脂する。
  5. ウレタンクリアをヘッドライトに吹きかけて表面を塗装する。

①ヘッドライトの周りをマスキングテープとマスカーフィルムで覆う

まず、作業前にヘッドライトの周りをマスキングテープでマスキングする。

その後、塗料などが付かないように、他のボディー部分もマスカーフィルムで覆う。

②水をかけながら耐水ペーパーでヘッドライトの表面を削る

ヘッドライトの表面に水をかけて耐水ペーパーで削る。

削っていると最初のうちは黄色い汁が出てくる。この黄色い汁が出なくなるまで表面を削っていく。

白い削りカスしか出なくなったら、水でヘッドライト表面を綺麗に洗い流す。表面を削っていくと、真っ白に曇っていき中が見えなくなっていく。

これ大丈夫か?元通りになるのかって焦り気味になるが、あとでしっかりクリアー塗装すれば、透明になるのでビビらずに落ち着いて進めていく。

ペーパーで削っているシーンの写真を撮り忘れた。

③ウェスで水気を拭き取り乾燥させる

ヘッドライトの表面を水で綺麗に洗い流したら、ウェス(ボロ布)などで水を拭き取る。

ペーパー掛けの際にマスキングテープが痛んでしまったら塗装前に補強しておく。

④ヘッドライト表面をシリコンオフ(脱脂スプレー)で脱脂する

ヘッドライトにシリコンオフを吹きかけて、ウェスなどで表面を拭いて脱脂する。

削りカスは水で洗い流しているが、意外に油分などが残っていたりする。

塗装前の表面をしっかり脱脂しておくと仕上がりも綺麗になる。

⑤ウレタンクリアをヘッドライト表面に吹きかけてクリア塗装する

それでは、ヘッドライトの表面にウレタンクリアを吹きかけてクリアー塗装していく。クリアー塗装は1回で大量に吹きかけるのではなく、4回から5回に分けて重ね塗りする。

ヘッドライト表面に塗料を吹きかけていくと、研磨して付いた表面のキズに塗料が埋まっていきみるみるうちに透き通っていく。

1回で塗料をかけ過ぎると塗料がタレたりムラの原因になるので、数回に分けて仕上げるようにする。

ウレタンクリア吹きかけ → 乾燥(これを4〜5回繰り返す)

スプレー塗料の乾燥時間は次のとおり。

  • 春夏・・・5分くらい
  • 秋冬・・・10分くらい

まとめ

どうですかこの輝き。

ヘッドライト表面を研磨して、ウレタンクリアでしっかり重ね塗りすることで、ひび割れしない頑丈な被膜ができるので3~4年は持つと言われている。

今までカー用品の「簡単!黄ばみとり」的なモノでやってたけど、「数か月したら、また黄ばんじゃうんだよね」とお悩みの方は試してみてもいいかも。

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