未確認生物UMAシリーズ第7弾「ツチノコ」。
ツチノコは、日本に生息するという未確認生物「UMA」です。
この記事では、日本が誇る伝説のUMAである「ツチノコ」について簡単にまとめています。
日本が誇る伝説「ツチノコ」は本物なのか?
ツチノコの姿は、「ハンマー(横槌)」に似ているとか、「胴が太いヘビ」のようだと言われています。
また、北海道と南西諸島を除いた、日本全国で目撃されていて約40種類の呼び名があるそうです。
ツチノコに懸けられた賞金
ツチノコには高額な賞金が懸けられていて、一時は全国のミステリーハンターの胸も躍ったと言われます。
もし、見つかったら(生け捕り)、6万円~2億円の賞金首でした。
オカルト雑誌の月刊「ムー」も100万円の賞金を懸けていたようです。
ウォンテッド!
カンバック、サーモン!
カモン、カモン、ジュン!
ツチノコの特徴
ツチノコの特徴は以下のとおりです。
身体的特徴
- 体長は約30㎝~
- 姿が横槌に似ている
- ヘビに比べ胴の中央が膨れている
- 腹には蛇腹がない
- ヘビには無い瞼がある
- 歯はすきっぱ
行動的特徴
- 2メートル以上のジャンプ力を持つ
- 日本酒が好き
- 「チー」という鳴き声をあげる
- シャクトリムシのように体を屈伸させて進む
- 丸太のように横に転がる
- 尾をくわえて体を輪っかにして転がる
- いびきをかく
- 味噌やスルメ・頭髪を焼くニオイが好き
- 猛毒を持っているという説もある
ツチノコのミイラが発見される?
2014年には、「ツチノコのミイラ」が聖地である滋賀県で発見される事件もありました。
古民家の床下に潜っていたシロアリ駆除業者が謎の生物の死骸を発見。
ミイラの体長は約35㎝で三角形の大きな頭は普通のヘビのものではなく、ツチノコなのか、ナマズなのかサンショウオウなのか様々な見解が示されており、結論はまだ出ていないようです。
ツチノコの正体
新種の未確認動物説
- 未発見の新種のヘビ説
- 足が退化した未発見のトカゲ説
未発見の新種のヘビではないかとする説や、ツチノコの特徴がヘビよりも、むしろトカゲに近いということもあるため、ツチノコは海外に実在する足が退化したヘビのようなトカゲ(アシナシトガゲ)の1種ではないかとする説もあります。
トカゲ類の誤認説
- アオジタトカゲ誤認説
- マツカサトカゲ誤認説
胴体にとても小さな手足を持つ「アオジタトカゲ」を誤認したのではという説があります。
また、同様に「マツカサトカゲ」も小さな四肢が草むらや胴体の下に隠れている姿がツチノコにとてもよく似ていてこちらの誤認も疑われています。
胴の短いヘビの誤認説
- デスアダー誤認説
- ヒメハブ誤認説
コブラ系のヘビ「デスアダー」は毒蛇で太く短い体はツチノコっぽいと言われています。
また、南西諸島に生息する「ヒメハブ」も昔からツチノコに似ていると言われており、胴の短さで比べるなら前述のデスアダーよりも更にツチノコに近いと言われます。
腹の膨れたヘビの誤認説
- ヤマガカシ誤認説
- ニホンマムシ誤認説
- 大きな獲物を丸飲みし腹が膨れたヘビの誤認説
日本の在来種である「ヤマガカシ」や「ニホンマムシ」といったヘビは、妊娠して腹が膨らむとツチノコのように見える場合があると言われます。
また、ヘビはアゴの関節が特殊で、自分よりも大きな獲物を丸飲み出来ることから「大きな獲物を丸飲みし腹が膨れたヘビの誤認説」の可能性も考えられます。
ツチノコはいない
ツチノコの正体については、上記のようにいくつかの説があるようです。
しかし、ツチノコが実在するとしたら、現時点でもっとも可能性が高いと考えられるのは、別の生物を見間違えたとする「誤認説」なのかもしれません。
結局、信じる、信じないもサイババの勝手なんですよ。
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