アニメのキャラクターの中には手が付けられないような、とてつもない能力を持っている連中がいる。
そんな能力の中でもひときわ目を惹くのが特殊な目を持ったキャラクターたち。
今回は、ひと睨みするだけですべてを掌握してしまうチートな魔眼や邪眼を持っているキャラクターが登場するアニメを5本ご紹介しよう。
⑤バジリスク~甲賀忍法帖~

「バジリスク~甲賀忍法帖~」は、伊賀と甲賀の忍法合戦からリーダー同士が恋に落ちるという、江戸時代版ロミオとジュリエットと言っても過言ではない悲しきラブロマンス。
アニメのバジリスクからは悲しき恋に翻弄される2人がエントリー。
甲賀弦之介(こうがげんのすけ)・・・瞳術

バジリスクの主人公・甲賀弦之介の瞳術(どうじゅつ)は強力である。睨みを効かせれば、襲い掛かる相手を自死に追い込むことができるチート能力である。
しかも、対象は1人ではなく複数人まとめて攻撃することも可能である。
朧(おぼろ)・・・破幻の瞳

弦之介の恋人でありもう一人の主人公・朧の能力は「破幻の瞳(はげんのひとみ)」。
伊賀忍者の世継ぎの家に生まれたが、優しい性格のため忍術、剣術、体術のどれもまともに習得できなかった。
忍者としては今一つかもしれないそんな彼女にも武器があった。それは、見るだけであらゆる忍術を無効化する「破幻の瞳」が生まれつき備わっていたのだ。
④血界戦線

レオナルド・ウォッチ(Leonardo Watch)・・・「神々の義眼」
血界戦線の主人公・レオナルド・ウォッチは全てを見通す「神々の義眼(かみがみのぎがん)」を持っている。
レオナルドは異界の存在リガ=エルから妹の視力と引き換えに「神々の義眼」を与えられた。
この神々の義眼は視覚に関しては出来ない事は無いと言えるほどパーフェクトな魔眼である。
- 視力や動体視力に優れている
- 高度な幻影を見破ることができる
- 血界の眷属のオーラを見分ける
- 他人の視覚の支配
- 一度目にしたものの追跡
- 相手が過去に目で見た記憶を引き出す
③GetBackers-奪還屋-

美堂蛮(みどうばん)・・・邪眼(じゃがん)
ゲッドバッカーズは懐かしい人もいるかもしれない。主人公・美堂蛮は「邪眼」と200㎏の握力(スネークバイト)という武器を持っている。
邪眼の能力は、相手に1分間だけ幻影を見せることが出来るというもの。この能力が使える対象は、複数人でもOKで動物でも可だ。
しかし、やりたい放題ではなく以下のようなルールが存在している。
- 同じ人間に1度しか使えない
- 能力は24時間で3回しか使えない
このルールを破った場合は、世界から消滅し、他者の記憶からも完全に消滅するという元も子もない消滅地獄が待っているのだから、用法・容量はしっかり守るほかないのだ。
②コードギアス~反逆のルルーシュ~

ルルーシュ・ランペルージ・・・絶対順守の力・ギアス
コードギアスの主人公・ルルーシュの能力は「絶対順守の力・ギアス」。このアニメは知らない人がいないくらい有名だと思う。
この絶対順守の力は、自分の眼を見ている相手の思考をハッキングして思い通りに動かす事ができる。能力が発動する時、左目に赤い鳥のような紋様が現れる。
ギアスを使う場合にもいくつかのルールが存在する。
- ギアスを使うには対象と直接目を合わせなければならない
- ギアスが使えるのは同じ対象に1回だけ
- 命令のキャンセルは不可能
- ギアスの有効距離は270m
- ギアスの発動は光情報のため反射させて使用することが出来る
- 「○○の出来事を忘れろ」といった意識的に実行できない事も命令可能
- 瀕死の人間に「死ぬな」や本人が「知らないこと」を答えろといった命令は無理
- ギアスを食らった対象は前後の記憶が欠損する
- ロボットなどの機械には効果がない
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!」ってセリフを真似してた中二な人もきっといることだろう。
①空の境界(からのきょうかい)

両儀式(りょうぎしき)・・・直死の魔眼
空の境界の主人公・両儀式の能力は「直死の魔眼」。この魔眼の能力は、あらゆるモノの寿命を視覚情報として捉えることができるというもの。
直視の魔眼の持ち主は、「死」というものを黒い点と線で視認することができ、点や線を突いたり切ったりすることで対象を殺すことができる。
また、実体を持たない霊魂の類いであっても殺すことは可能。しかし、あらゆるモノの寿命を見ることができる直視の魔眼であっても殺せないものがある。
- 魔眼の持ち主が死を理解できないモノ
- その時代において殺す(壊す)ことが不可能なモノ
- 死期が無いモノはその死も理解できないので線も点も視えないので殺すことはできない
あとがき
かなり中二病チックではあるが、魔眼や邪眼に憧れるのは誰しもが通る道である。
その純粋で壊れやすいハートを手にすることがあれば、いつか時が過ぎた時、僕たちのかけがえのない人生の1ページになっているはず。