ケセランパサランを見た人には幸せが訪れるという言い伝えがある。
ケサランパサランとは、タンポポの綿毛やウサギの尻尾のような不思議な白い毛玉。
日本では1970年代から広く知られるようになった。
また、毛の1つ1つに妖力がある妖怪とも言われており、植物なのか、動物なのかも不明で未確認動物として扱われることもあり、その正体は謎に包まれている。
この謎の物体の正体はいまだに不明なのだ。
ケサランパサランは幸運を運ぶ
ウチにもケサランパサラン転がってる! pic.twitter.com/ZortPI5bOl
— 宗谷ぽめ子? (@souya_00) August 20, 2020
ケセランパサランを見ると幸運が訪れるという。
しかし、1年のうちに2回以上見てしまうと、その効果は消えてしまうという言い伝えもある。
また、ケセランパサランを持っていることは誰にも言わない方が良いと言われてるので、代々伝わる家宝のように密かにケサランパサランを次の代に伝えている家もあるとかないとか。
ケサランパサランの名前の由来
ใช้ชีวิตโดยไม่เคยรู้มาก่อนว่าน้องปุกปุยที่ลอยฟ่องมาตามลมนี่คือตัวอะไรกันแน่ พอดีเห็นบทความผ่านตาอ่านแล้วน่ารักดีค่ะ น้องมีชื่อว่า “ケサランパサラン(เคซารังพาซารัง)” มีรากศัพท์มาจากคำว่า Que Será, Será มีตำนานว่ากันว่าเป็นสิ่งมีชีวิตปริศนาที่ก่อให้เกิดความสุข ถึงขั้นที่ (ต่อ) pic.twitter.com/cGk8lpoSLn
— ปอป่านขอแปล (@ParnTranslation) August 20, 2020
外国のケサランパサランはゴッサマー(gossamer)やエンゼル・ヘア(angel hair)なんて呼ばれていたりする。
また、ケサランパサランの名前の由来には以下のように諸説あるようだけど、その信ぴょう性は不明だ。
スペイン語説
ケサランパサランの名前の由来がスペイン語の「Que Será, Será(ケ・セラ・セラ)」が語源であるとする説。
確かに言葉の響きは似ている。
ちなみに、「ケ・セラ・セラ」は、「なるようになるさ」という意味。
梵語説
袈裟羅・婆裟羅(けさら・ばさら)という古代インドなどに伝わる梵語(ぼんご)が語源という説。
見た目のイメージから名付けられた説
羽毛のようにパサパサしているという見た目のイメージから名付けられたとする説もある。
東北の言葉説
東北地方の言葉で「何がなんだかさっぱりわからん」を意味する言葉が起源だという説。
確かになんだかさっぱりわからん。
ケサランパサランの正体は植物なのか?
お散歩していたらケサランパサランを捕獲!!
ニヤニヤして歩いてたらもう1匹飛んできて、2匹も捕まえちゃった!!すごい!良いことあるかな?☺️
みんなにもおすそ分け〜! pic.twitter.com/yV50KJgPWF— ?八月ちゃん? (@8gatsu_chan) August 17, 2020
ケサランパサランの正体は「植物」や「動物の毛玉」ではと考えられている。
動物説
加茂水族館、最近行ったけど、初っ端にケサランパサランを見せられて「なんで??」となる pic.twitter.com/s6r4p7z2hN
— タカシ (@Tk4i) August 20, 2020
- 猛禽類が捕食し排泄した小動物の毛玉
- 寒冷地で捕食された小動物の体毛
- 牛や馬の胆石や結石
山形県鶴岡市にある加茂水族館では「ケサランパサラン」と思しきモノが展示されている。
この水族館では、ワシなどの猛禽類がウサギなどの動物を食べた際に排泄される毛玉(ペリット)だと説明されている。
また、東北の寒冷地などで小動物が食べられてしまったあとの残骸が体毛を外側にして縮まって丸まったものであるという説。
さらに、牛や馬などの胆石や結石だという説もある。
植物説
何時も夜咲くアザミ
___ま、昼間ですが? pic.twitter.com/2k4OZ6fNiR
— sugi3 (@DSugi3) August 20, 2020
ケサランパサランの正体が植物だという説には以下のようなものがある。
- アザミ・オキナグサ・ブタナの花の綿毛
- ガガイモの種の綿毛
- 綿状のカビ
ケサランパサランのエサとして白粉(おしろい)を与えると増えるというのは正体がカビだからではと言われている。
鉱物説
オーケン石も追加しました。
これからきらら舎にアップします。https://t.co/EfJdEPyxLm pic.twitter.com/aVfMMuxUJ1— きらら舎(cafeSAYA) (@cafeSAYA) December 7, 2018
オーケン石(オケナイト)は、ふわふわとしたウサギの毛のような見た目だ。
だから、しばしばケサランパサランの正体なのではないかと疑われている。
昆虫説
雪虫やアオバハゴロモの幼虫は、真っ白な蝋物質を出し、身にまとう姿が綿のように見えるためケサランパサランの正体として疑われている。
ケセランパサランはどこにいるのか
ケセランパサランが、一体どこにいるのか気になることだろう。
彼らは「ビワの木の妖精」とも呼ばれていて、ビワの木の近くでよく目撃される。
ケサランパサランが飼いたいのなら、ビワの木を探してみるといいだろう。
ケセランパサランの飼い方
ケサランパサランを飼うには、穴の開いた通気のよい桐の箱で飼うのがオススメだ。
また、エサとして白粉(おしろい)を与えると喜んで増殖したり、飼い主に幸せを運んで来るとされる。
しかし、箱に穴が無い場合は窒息して死んでしまうので穴をあけるのを忘れずに。
ケセランパサランは実在する
不思議な綿毛ケサランパサランは確かに私たちの心の中に実在する。
しかし、その正体は動物の毛玉だったり、またある時は綿毛を持つ植物や昆虫だったり石だったりで概念そのものかも知れない。
世の中には、あえて結論を出さない方よいこともある。
だから、ケサランパサランの正体を突き止めるのは野暮ってヤツかも知れないよ。
関連商品はこちらです