なんか、またNASAさんが「やらかした」みたいなのだ。
2021年4月4日に火星にいる探査機「パーサビアランズ」が撮影した写真の中に、どうやら地平線から立ち上がる虹のような物が写ってしまったらしいのだ。
地球に比べると非常に薄い大気しかない火星で虹が出現したことで世界がザワついてるようである。
火星の虹に対しての世界中の反応
この虹に関してのNASAからの公式見解も無く、世界中のSNSでは
- 雲の中の氷の結晶に反射した結果だ
- 大気中のチリが原因
などと推測する声があがっていた。
専門家が「虹」を否定
NASAの太陽系探査計画の指揮者デイブ・ラベリー氏は、「虹ではなく、カメラレンズの内部反射だ」という見解だったとのこと。
というのも、「探査機はヘリコプターのほぼ真北にあるため、これらの写真が撮影されたのは火星時間の午後2時。カメラはほぼ真っすぐ南を向いている」と指摘したという。
これらの条件が揃うと、カメラ内部で反射光が生じやすいというのだ。
参考:HUFFPOST「火星に虹が出現?」探査車の写真に世界が騒然 ⇒ NASA幹部「絶対に虹ではない」
地球上で最も火星に近い島「デヴォン島」
世界最大の無人島にして北極海に浮かぶ島「デヴォン島」。
カナダに属するこの島は、地球上で最も火星の環境に近い場所と言われる。
大きさは四国の面積の3倍ほどで、年間の平均気温もマイナス17度と低く、雨も少ないため砂漠のように乾燥した土地で、人が暮らすには厳しい環境だ。
実際にNASAはこの島を火星と見立てて探査車の走行実験をしていた。
そんなこともあってか、NASAが撮影した火星の写真は、「実はこの島で撮られたモノではないのか」という噂も囁かれるようになった。
まとめ
この話題を知った時、以前囁かれていた「NASAが撮影している場所は実は火星ではなく、カナダにあるデヴォン島だ」という噂話を思い出してしまいました。
いや、ちょ、待てよ。
つーか、言いたい事は1つだけ。
今回のその虹が写っている写真、ホントに火星で撮ったのものなのか?