1929年9月、ウォール街が大暴落し、世界大恐慌が発生した。
そのような流れの中でドイツにはヒトラーが登場し、第二次世界大戦が勃発する。
歴史の真実をいうならば、彼は操り人形だった。ヒトラーは利用されただけだった。
戦争利権とシオニストの野望
大暴落した株価は簡単に元には戻らない。ウォール街がピーク時の株価を取り戻したのは、第二次世界大戦後のことだ。この戦争では大量に兵器生産が行われた。また、戦後には世界中で復興需要が発生した。
これらで儲けたのは国際金融資本である。そして、ウォール街は株価を取り戻した。逆にいえば、第二次世界大戦とは国際金融資本が大儲けするための仕掛けだった。
さらに、彼らの目的はそれだけではなかった。自分たちの国が欲しかったのだ。ユダヤ国家イスラエルの建国である。古代ローマ帝国に滅ぼされたのち、ユダヤ人には2000年間自分たちの国がなかった。
シオニストに利用されたヒトラー
だからといって世界には都合よく土地など転がっていない。ユダヤ国家を建国するには、世界に向けて問答無用の大義名分が必要である。その大義名分をドイツのヒトラーが与えた。それが「ユダヤ人弾圧」だ。
ヒトラーは世界の支配階級に利用された男だった。彼はユダヤ人だけを弾圧したわけではない。ドイツにおけるすべての異民族を弾圧した。ユダヤ人だけを特別扱いするのは根本的な間違いかもしれない。
ヒトラーが極悪非道な人物であることはいうまでもない。だが、第二次大戦後、ユダヤ人集団はヒトラーの弾圧を大義名分にして、パレスチナにイスラエルを建国した。その時、パレスチナ人は殺され、土地を奪われた。
世界のATM
大東亜戦争は世界権力から見れば、ただのマネーゲームにすぎない。彼らは米国を参戦させるため、大日本帝国に真珠湾を攻撃させた。
1945年8月、大空襲と原爆2発で大日本帝国は敗北した。世界権力にとっては、愚かな指導者に率いられた大日本帝国など、頭の悪い異民族に過ぎなかったのだろう。そんなものはいつでも叩き潰せるのだと。
戦後、日本はGHQに洗脳され、奴隷となった。世界二位の経済大国といわれ、舞い上がった時期もある。だが成金奴隷のカネなど奪おうと思えば、いつでも奪えるのだ。それは現在、世界のATMと揶揄されているとおりだ。あんなものは外交でもなんでもない。