2018年7月、カナダ酒造大手シーグラム社の相続人クレア・ブロンフマンが性目的の人身売買をおこなっていた自己啓発団体を支援していたとして逮捕された。

クレアとサラのブロンフマン姉妹は、フィジー・ウォーターとフィジーのワカヤ島のオーナーで、姉妹は2001年頃から、この団体組織の主要な資金提供者となっていた。

ワカヤ島ではキース・ラニエールが創設した自己啓発団体「NXIVM(ネクセウム)」が運営されていた。

しかし、このネクセウムが自己啓発団体というのは表むきの顔であり、その実態は秘密結社やセックス・カルト組織だったとされている。

組織のリーダー、ラニエールは女性メンバーに自分のイニシャルの焼印を押し、恐喝や性行為を強要していた。セックス奴隷の勧誘係はアリソン・マックという女優だった。

2018年3月、ネクシアムのリーダー、キース・ラニエールが性目的の人身売買の容疑で逮捕され、懲役120年の刑が宣告された。

続いて2018年4月、女性メンバーの勧誘をしていた女優のアリソン・マックもラニエールと同じ容疑で逮捕された。

マックは映画『ハリーポッター・シリーズ』でハーマイオニを演じたエマ・ワトソンをもこのセックス・カルト団体に引き込もうとしていた。

そして、2018年6月、クレア・ブロンフマンが逮捕され、2020年に6年の禁固刑と50万ドルの罰金刑を受けた。

裁判ではブロンフマン姉妹やネクセウムのメンバーがヒラリー・クリントンの選挙陣営に多額の寄付をしていたことも発覚した。

ブロンフマン一族はロシアからのユダヤ系移民でクレアはヒラリーとも親しいリン・フォレスター・ロスチャイルドと共同で資産運用投資会社を経営していたこともあり、ブロンフマンへの悪評はただちにユダヤ人差別と叩かれてSNSから締め出されることになった。