アメリカの匿名掲示板「4chan」に突如現れ、世界を裏で操るディープステートがたくらむ陰謀について語りだした「Q」と言われる存在。
Qアノンは「Q」とトランプ大統領の世直しに賛同し、サポートしている集団といわれている。
この記事では「Q」と「Qアノン」とトランプ大統領についてご紹介しよう。
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Q(キュー)について
2017年10月にアメリカ版「2ちゃんねる」と言われている匿名ネット掲示板「4chan」に「Q Clearance Patriot(キュー・クリアランス・パトリオット)」と名乗り投稿しだしたのが「Q」の始まりだ。
「Q」は、国家や世界を裏で操る闇の政府である「ディープステート」の陰謀についてを掲示板に書き込み、トランプ大統領をディープステートに立ち向かう英雄として支持している。
「Q」は個人なのか集団なのか、その正体は不明である。
現在「Q」は、当初の活動場所であった掲示板「4chan」から「8chan」に移動している。
- Q(キュー)・・・機密情報を掲示板に投稿する謎の人物
- Qanon(キュー・アノン)・・・謎の人物「Q」を支持する人々
Qクリアランスとは
Qクリアランスとは、アメリカの最高機密を知る事ができるアクセス権(権限)のことで、おもに核兵器に関する情報であるが、その他の機密情報へのアクセスも可能だとされる。
Qは、アメリカ政府の中枢にいる人物でなければ知りえない情報を投稿しているので、トランプ政権の内部の人間、もしくは通称ペンタゴンと呼ばれているNSA(アメリカ国家安全保障局)の人間ではないかと言われている。
Qの支持者である「Qアノン」とは
Qアノンという言葉だけが独り歩きしている感じがするが、Qアノンとはあくまで機密情報の投稿者である「Q」の支持者たちのことだ。
この謎の人物「Q」を支持している人々は「匿名」を意味する「Anonymous(アノニマス)」という言葉の略称を付けて「Qanon(キューアノン)」と呼ばれるようになった。
アメリカでは都市伝説や陰謀論を信じる人が増えている
Qの投稿する機密情報は、一般のメディアからすれば信憑性の低い情報だったりするが、Qを支持するQアノンの人々の数は日増しに増えている。
シカゴ大学がおこなった調査によると、国民の半数以上の人が以下の有名な陰謀論や都市伝説を信じているという結果が。
ほとんどのアメリカ国民はメディアの報道を信じられないと感じているようである。
- 9.11同時多発テロはアメリカ政府の自作自演・・・19%
- オバマ大統領はアメリカ生まれではない・・・24%
- ケネディ大統領暗殺事件の犯人はオズワルドではない・・・61%
Qアノンの人達が着ているTシャツ
トランプ大統領の支持者であるQアノンの人々が集まる集会では大文字のアルファベットの「Q」が書かれているプラカードを持った人々が大勢いて、彼とQを支持するQアノン達が着ているTシャツには「We are Q」と書かれていて話題になった。
Qアノンの熱狂ぶりが国際情勢に影響を与えるのではないかと考えるメディアやジャーナリストもいるようだ。
2018年6月のアメリカのタイム誌では「ネットで最も影響のある世界の25人」にトランプ大統領とQが選ばれた。
2016年には、Qアノンが絡んでいるとされる「ピザゲート事件」というのもあった。
世界を陰であやつる支配者の正体についての記事はこちらです
トランプ大統領の意味深な発言とQの投稿
「Qアノン」の正体に関して、政府高官のほかに「実は、トランプ大統領本人ではないか」という憶測があります。トランプ大統領はホワイトハウスに米軍幹部を招いた際、記者団を前に「嵐の前の静けさだ」と語りました。
「Qアノン」も最初の書き込みに「嵐の前の静けさ」というフレーズを使いました。 pic.twitter.com/Wl2goAoSMO
— $shu_ (@shu_BSV) July 9, 2019
2017年10月5日、ホワイトハウスで開かれた軍の幹部との会議が終わった後、「嵐の前の静けさかもしれない」とトランプ大統領は意味深な発言をしていた。
その発言を不思議に思った記者たちは、どういう意味か訊ねたが、トランプ大統領は「そのうちわかる」と答えたという。
Qが掲示板に立てたスレッド名も「嵐の前の静けさ」だった
その会議のあった同じ月の10月28日にQが初めて掲示板にスレッドを立てた。
奇妙なことにスレッド名はトランプ大統領の謎の発言と同じ「嵐の前の静けさ」で、その投稿内容は関係者しか知りえない内容だった。
トランプ大統領の「そのうちわかる」という発言は、このQの登場を示唆していたのかもしれない。
トランプ大統領の陰謀論的な発言
トランプ大統領も陰謀論ともとれる内容を話している。
2016年のアメリカ大統領選挙の公約には「9.11の真相」について話すというものもあった。
その他には、次のような発言もしていた。
- オバマ大統領はケニア生まれで大統領の資格を持っていない
- アメリカ歴代の大統領はディープステートの操り人形である
しかし、一説によると支持者を増やすために陰謀論者のフリをしているのではという話もある。
ホントのところはどうなのか。
そんなトランプ大統領もブチ切れの「オバマゲート」とは、いったい何なのか簡単にまとめてみた。
Qの投稿内容と特徴
Qが掲示板に登場したのは2017年10月28日。
Qの投稿には以下のような特徴があるという。
- 情報を書きこむ時は直接的な言い方をしない
- 暗号や謎めいた文章を使って書き込む
情報を少しずつ点で出していくことで、真実に辿り着くためのヒントを提示しているそうだ。
この手法は日本のミスター都市伝説である関暁夫さんと似ている。
自分で調べて、自分の頭で考えろということでしょうね。
Qの投稿内容
- POTUS(アメリカ大統領)」がPUTIN(プーチン大統領)と11月11日に会う。何が奇妙か Q
上記のように掲示板の書き込まれたメッセージの最後に「Q」という文字が付くのも特徴になっている。
Qアノンの投稿に関する役割の名称
- パン職人(baker)・・・投稿のまとめの製作者
- パン(bread)・・・Qアノンの投稿のまとめのこと
- パンくず(crumb)・・・まとめに対する一般人の反応
パンというキーワードを使っているのは、聖書でキリストの体がパンに例えられているからだろうか。
Qはアルファベットの17番目の数字
Qを支持するQアノンの人々は17という数字を神聖視している。
アルファベットを「A」から数えていくと「Q」が17番目の文字であり、トランプ大統領も何かのサインのごとく17という数字を使用しているからだ。
例えば、スピーチの際には「13人の怒れる民主党議員」という言葉をモジって「17人の怒れる民主党議員」と数字を変えて言ったりする。
そして、この17という数字を使ってQアノンにメッセージ的なものを送っているという。
Qの正体はJFKジュニアなのか?
JFKジュニアの雑誌「ジョージ」の宣伝戦による、アメリカ人民再生運動は、1999年7月16日のJFKジュニアの事故死で、失敗しました。
JFKジュニアの責任編集の雑誌「ジョージ」は、
1995年9月創刊で始まって、最終号2001年1月です。事実上の最終号は、トランプ先生で終了です。 pic.twitter.com/xEhgxxWV8u
— hinomarujournal 公共情報の全部公開♥ (@hinomarujournal) February 5, 2020
一説によると、Qの正体は「ジョンFケネディ・ジュニア」ではないかという話も出ている。
1963年に暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領の息子JFKジュニアが実は生きていてディープステートと熾烈な戦いを繰り広げているという説である。
JFKジュニアは飛行機事故で死亡
1999年、JFKジュニアは自身が操縦する小型飛行機の事故で亡くなっている。
しかし、それは偽装で密かにQとして活動しているという噂がある。
JFKジュニアとトランプ大統領は親友
ジョン・F・ケネディ元大統領の息子JFKジュニアとトランプ大統領は親友だったという。
昔は野球やバスケの試合を一緒に見に行くほど仲が良かった。
ジョン・F・ケネディ元大統領の暗殺された原因は通貨発行権
ジョン・F・ケネディ元大統領が暗殺された理由は、通貨発行権を取り戻そうとしたためという説もある。
現在、通貨発行権は中央銀行(FRB)が握っており、そのシステムを作ったのはロスチャイルドなどの世界金融エリートたちとされている。
トランプ大統領は通貨発行権を取り戻そうとしている
ジョン・F・ケネディ元大統領と同じように、トランプ大統領も通貨発行権を取り戻そうとしていると言われている。
それをサポートしているのが父ジョン・F・ケネディの意志を継いだJFKジュニアであり、父が成しえなかった通貨発行権の奪還を息子がQと名乗り親友のトランプ大統領とともに目指しているというストーリー。
なんか漫画や映画みたいで、にわかに信じられないぶっ飛んでる話だが、事実は小説より奇なりということだろうか。
JFKのお墓はQ
アメリカ・バージニア州のアーリントン墓地にジョン・F・ケネディ元大統領のお墓がある。
このお墓を空から見ると、なんとアルファベット「Q」という文字にデザインされている。
これが、「Q」の正体がJFKジュニアだとされる理由だそうだ。
また、バージニア陸軍の中にあるデジタル情報部隊だ「Q」の正体だという話もある。
有名人大量逮捕とロンメル死とツイッターヘッダー空白についての記事はこちらです
NESARAとGESARAと量子金融システム(QFS)
トランプ元大統領の支持者やQアノンなど、陰謀界隈で話題になっている「ネサラ」と「ゲサラ」、「QFS」というキーワードがある。
これらは、従来の詐欺的な金融システムを廃し、お金に困る人がいなくなるという、ある意味理想的なシステムとされる。
その新しい金融システムについては以下の記事で。
あとがき
コロナウイルスの黒幕としてアングロサクソンミッションとディープステートの陰謀論クローズアップされ、それと同時にトランプ大統領とQアノンについても関心が集まっている。
ちまたでは、QとQアノンは陰謀論であり大ウソなどとも言われており信憑性に関してはイマイチとの声もある。
しかし、世界の通貨発行権の奪還や小児性愛者の撲滅という目的が真実であるならトランプ大統領を水面下から応援したいものだ。