ユーザー車検は安くて簡単!宮崎陸運支局に行ってきた。
突然だけど、車検代が高い。高すぎる。
ということで、車検代を安く済ませるために「ユーザー車検」をやってきた。
ユーザー車検については、次のような意見もよく聞く。
- ユーザー車検って名前は聞いた事あるけど、何なの?
- 自分で車検をすると、どれくらい安くなるの?
- 興味はあるけど、イマイチやり方がわからない。
なので、ユーザー車検のやり方がよく分からないという方向けに解説していく。
とくにこの時期、コロナ自粛の影響が収入にも出始めて、少しでも出費を抑えたい、という方もいるだろう。
このタイミングでの車検は経済的にかなりダメージがデカかったりする。
少しでも車検代を節約するために、「ユーザー車検」にチャレンジしてみてはいかがだろうか?
ユーザー車検とは自分で車検を受けること
「ユーザー車検」とは、ディーラーや業者に頼まずに車の所有者が自分で車検を受ける事だ。
また、自分で車検を受ける場合は愛車を定期的にチェックし、自分で交換できる部品は交換する。
業者に修理や部品交換を頼まなくていい場合は、「ユーザー車検」の方が費用を節約できる。
ユーザー車検の費用はいくらかかるのか?
ユーザー車検にかかる費用は以下の3つ。
- 自賠責保険料・・・強制保険とも言われおり、2年ごとに更新する。
- 自動車重量税・・・車の区分や重量、経過年数により課税される税金。
- 検査手数料・・・陸運局で車検を受ける時の手数料。
自賠責保険料
| 12ヶ月 | 24ヶ月 | |
|---|---|---|
| 普通車 | ||
| 軽自動車 |
自賠責保険料は、普通車も軽自動車も金額的に差がない。
ちなみに、ユーザー車検の当日に以下の場所でも更新できる。
- テスター屋さん・・・陸運局のそばにある。
- 陸運局
テスター屋さんは、車検の予行演習をさせてくれる整備工場でユーザー車検を受ける前に車を持っていく。
このテスター屋さんでOKが出れば、ユーザー車検はほぼ受かる。
2021年4月より自賠責保険料が値下げ
2021年4月から自賠責保険料が値下げされる。
今回のユーザー車検は、保険料が下がったおかげで更に低予算でいけた。
【2021年2月人生2度目のユーザー車検やってきた】今回は自賠責保険料の値下げで更に低予算でいけた
自動車重量税
|
車両重量
|
エコカー減税対象車 | エコカー減税対象車以外 | |||||
|
免税
|
本則税率から
減税50% |
本則税率
|
登録から
13年 未満 |
登録から13年 経過 |
登録から
18年 経過 |
||
| 平成28年 3月31日まで |
平成28年 4月1日 以降 |
||||||
| 軽自動車 | 0円 | 2,500円 | 5,000円 | 6,600円 | 7,800円 | 8,200円 | 8,800円 |
| 0.5トン以下 | 0円 | 2,500円 | 5,000円 | 8,200円 | 10,800円 | 11,400円 | 12,600円 |
| 0.5トン超~1トン以下 | 0円 | 5,000円 | 10,000円 | 16,400円 | 21,600円 | 22,800円 | 25,200円 |
| 1トン超~1.5トン以下 | 0円 | 7,500円 | 15,000円 | 24,600円 | 32,400円 | 34,200円 | 37,800円 |
| 1.5トン超~2トン以下 | 0円 | 10,000円 | 20,000円 | 32,800円 | 43,200円 | 45,600円 | 50,400円 |
| 2トン超~2.5トン以下 | 0円 | 12,500円 | 25,000円 | 41,000円 | 54,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
| 2.5トン超~3トン以下 | 0円 | 15,000円 | 30,000円 | 49,200円 | 64,800円 | 68,400円 | 75,600円 |
重量税は、乗っている車の重さによって料金が定められている。
また、エコカー減税や初年度登録からの経過年数によって重量税は変わってくる。
僕の車は登録から18年経過している古い車で、さらに車重が1.0トンを超えていましたので重量税は「37,800円」だった。
自分の車の自動車重量税はネットで簡単に調べることが出来る。
以下がリンク。
「国土交通省-次回自動車重量税額(継続車検)照会サービス」
検査手数料
| 検査手数料 | |
|---|---|
| 小型車(コンパクトカー) | 1,700円 |
| 普通車 | 1,800円 |
| 軽自動車 | 1,400円 |
検査手数料は、車の排気量で判断する。ただし普通車とコンパクトカーの違いが分かりづらい。判別方法は、車の排気量が2000㏄以上なら普通車で、それ以下はコンパクトカーになる。
しかし、排気量が2000㏄以下でも、ボディサイズが普通車サイズだと「3ナンバー」になるので、お持ちの車検証でご確認を。
検査手数料は、陸運局で金額分の印紙を購入し提出書類に貼る。
ユーザー車検にかかった費用
| 自賠責保険料 | 25,830円 |
|---|---|
| 自動車重量税 | 37,800円 |
| 検査手数料 | 1,700円 |
| 予備検査代(テスター屋さん利用) | 2,000円 |
| ヘッドライトバルブ 交換(2個) |
1,080円 |
| 合計 | 68,410円 |
僕が今回のユーザー車検でかかった費用は「68,410円」だった。
僕は発売されてから18年経っている重量が1トン超えの古いコンパクトカーに乗っているが、車検専門店の見積り金額は「90,266円」だった。
差額はズバリ「21,856円」になり、約2万円ほど安く済んだ。
ユーザー車検の必要書類
ユーザー車検に必要な書類は、以下の6つ。
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書(新・旧の2枚)・・・車検日の当日、陸運支局で更新出来ます。
- 自動車検査票(兼手数料納付書)・・・車検日の当日、陸運支局で入手
- 重量税納付書・・・車検日の当日、陸運支局で入手
- 申請書(OCRシート)・・・車検日の当日、陸運支局で入手
- 点検整備記録簿(事前に点検してきた方のみ提出)
自動車税納付書の提出は不要。
というのも、平成27年4月から始まった自動車税納付の”電子管理”により、陸運局の窓口で納付済みかどうかの確認が出来るようになったからだ。
点検整備記録簿について
事前に点検して来た方は点検整備記録簿の提出が必要だ。事前にディーラーや整備工場で点検をしていない場合は、「後整備」という。
「後整備」の方は、車検に通した後に点検に出すようにしよう。
また、車検に通っても「後整備」だと、のちほど陸運局から点検をしたのかどうかの確認のハガキが届くそうだ。
テスター屋さんを利用すれば点検記録簿がもらえる
点検記録簿が無い方でも、ユーザー車検を受ける前にテスター屋さんで見てもらえば点検整備記録簿をもらえる。
これをユーザー車検の時に提出する。
宮崎陸運局の車検予約
ユーザー車検を受ける場合はインターネットから車検予約が必要。
普通車の車検の予約方法
ユーザー車検を受ける場合は、宮崎陸運局に限らずインターネットからの車検予約が必要。
普通車は、国土交通省の自動車技術総合機構のホームページから車検の予約をする。
ただし、車検を予約する前にユーザー登録が必要だ。
ホームページのリンクは以下。
パソコン、スマホで予約:自動車機構ホームページ
普通車の車検予約は2週間前から車検を受ける当日の朝8時まで受け付けている。
スムーズにユーザー車検を終わらせるためにも、必ず事前の車検予約がオススメ。
車検予約をしていない場合は、宮崎陸運局の混み具合によって長時間の待ちが発生する可能性があるのでご注意を。
軽自動車なら軽自動車検査予約システムで予約しよう
軽自動車のユーザー車検も「軽自動車検査予約システム」から車検予約する。
また、軽自動も普通車と同じで、車検予約の前にユーザー登録が必要だ。
軽自動車検査予約システムのリンクは以下。
ユーザー車検の流れと実際のやり方
「テスター屋さん」で予備検査を受けてから陸運支局に行く場合は、車検の開始時間の2時間前くらいに行くのがオススメ。
当日は慌てないように早めに動くと良いだろう。
ユーザー車検の当日の流れは以下のとおり。
①書類の提出
宮崎陸運支局に着いたら、入ってすぐの建物(宮崎運輸支局)の4番窓口に書類を提出し、チェックしてもらう。
②税金や手数料の支払い
右隣の建物(宮崎陸運会館)で次の支払いを済ませる。
- 7番窓口(自賠責保険)
- 9番窓口(検査手数料)
- 10番窓口(重量税)
③金額分の印紙を貼って再度書類を提出
庁舎に戻り、再度、4番窓口に書類を提出する。
④念の為ユーザー車検のビデオを見る
初めての場合、窓口の人に「ユーザー車検のビデオ」を見るように言われるので、このビデオを見ながら興奮と不安な心を落ち着かせる。
⑤実際に検査場を見学してみる
ユーザー車検のビデオを見終わったら、検査場の見学に行くとさらに落ち着きを取りもろすことが出来る。
初めての場合は、緊張することもあるので検査場を下見しておくと良いだろう。
⑥検査場のコースに並ぶ
時間になったら検査コースに並び、自分の番を待つ。
また、初めての方は小型コース「マルチコース」に並ぼう。
⑦検査官の指示に従い検査を受ける
検査官の指示に従い検査を受ける。
初めての方は、検査官の方が親切に教えてくれるので安心するように。
この時、検査官からも指示があるのだが、検査が終わるまで「ハザードランプ」を点滅させておくこと。
⑧検査終了後、4番窓口に書類を提出
検査が終わったら、陸運支局4番窓口に書類を提出する。
⑨車検証の発行
検査に合格していれば車検証が発行されるので、これにて終了である。
車検ステッカーの貼り替え
車検に合格したら、新しいステッカーも一緒に受け取る。
”車検ステッカーの貼り替え”だが、前回の車検時に貼った物が頑固に付いている。
なので、事前に100均などで道具を用意しておくと作業がラクなのだ。
僕はスプレータイプの「シールはがし」を使った。
用意するもの(それぞれ100均で入手できます。)
- ステッカーはがし・・・スプレータイプ、ハケで塗るタイプどちらでも可
- スクレイパー・・・プラスチック製の物の方が、フロントガラスにキズが付かないと思う
”スクレイパー”はプラスチックのカードでも代用は利くけども、スクレイパーに比べると取りづらいので、オススメしない。
車検ステッカーのはがし方
ステッカーはがしを吹きかける、もしくは塗布し10分程度待つ。
吹きかけたシール剥がし剤が垂れてくるのでティッシュペーパーなどをステッカーの下側に当てておくとよい。
その後、スクレイパーかプラスチックのカードなどで剥がしていく。
粘着力が強力ですんなりとは剥がれないが、この作業を数回繰り返す。
剥がし終わった後のガラス面も軽く拭いておく。
車検ステッカーの貼り方
あとは車検ステッカーを貼るべき場所に貼って終了。
ユーザー車検を受けるならテスター屋さんを活用しよう
ユーザー車検を受けるなら”テスター屋さん”を活用しよう。
というのもパッと見どこも故障箇所がないように見えても、前回の車検から2年も経っていれば少なくともヘッドライトの光軸ぐらいは狂っているものだ。何の点検もせずに車検に合格するのは難しい。
車検場のそばには、「テスター屋」という自動車整備工場が何ヶ所かあり、車検の予行演習ができる。
テスター屋さんは光軸調整もしてくれる
ユーザー車検を受ける前にテスター屋に車両を持っていくと、以下のようなチェックをしてくれる。
- ヘッドライトの光量
- 光軸調整
- スピードメーター
- ブレーキ
- ランプ類の球切れ
また、ランプ類の球切れがあった場合も交換してくれる。(別料金)
光軸調整はテスター屋さんにお願いする
ヘッドライトの光軸は、前回の車検から2年も走れば走行中の振動などで必ず狂っているので光軸調整が必要。
とはいえ、自分でやるのは結構メンドイのでユーザー車検を受ける前にテスター屋さんに頼んだ方が早い。
僕もヘッドライトの光軸が「あさっての方向」に向いていたので、テスター屋さんに光軸調整してもらった。
テスター屋の料金はどのくらい
料金はテスター屋さんによって変わってくるが、高くても5〜6000円くらいで済むと思われる。
僕は「フルコース」でチェックをお願いして2000円だった。予想していた金額より安く済みビックリした。
ちなみに、必要な書類もすべて無料で作成(必要なところは書いてくれる)していただいたので、陸運局で「重量税、検査料」の支払いと書類の提出だけで済んだ。テスター屋さん、ありがとう。
宮崎陸運支局について
所在地:宮崎県宮崎市本郷北方2735−3
受付時間(車検): 午前8:45~11:45
午後13:00~15:30
※土日祝日を除く
宮崎陸運支局は宮崎市本郷北方にある。国道220号から側道に入ってすぐ。
ユーザー車検は難しくない
実際にユーザー車検を受けるまでは、すごく大変そうなイメージがあり不安だったが、いざやってみると、それほど苦ではなかった。
今回、ユーザー車検で節約できた金額は約2万円。部品交換などは必要最低限に抑えることができた。
費用を安く抑えるだけでなく、自分で車検を通すという珍しい体験ができるぞ。
