2020年11月18日、アメリカはユタ州の砂漠地帯で謎の金属製の柱が発見され、オカルトマニアを中心に話題になっているようだ。
その後、モノリスはルーマニアでも発見された。
ユタ州の砂漠地帯で金属製の3角柱(モノリス)が発見される
米砂漠で謎の「モノリス」発見 正体めぐり奇説飛び交う
https://t.co/eUBFARyZC3— AFPBB News (@afpbbcom) November 25, 2020
今月18日、地元当局がヘリで上空から現地に生息している「オオツノヒツジ」の数を数えていたところ謎の物体を発見したという。
- 金属製
- 三角柱の形状
- 地面からの高さは3.6メートル
ユタ州公安職員は報告を受け、現地に入り調査したところ、地面に建てられた金属製の柱(モノリス)を確認した。
なお、この柱の制作者を示すモノは見つからなかった。
https://www.afpbb.com/articles/-/3317720
地元公安局はこの件について見解を発表
11月23日、地元公安局はこの件に関して、「許可なく連邦当局の管理する公有地に構造物や芸術作品を設置することは、宇宙人であっても違法だ」とジョークを交えて見解を述べた。
なかなか言い返し。
こういうアメリカ人のノリは嫌いじゃない。
11月27日にモノリスが消えた?
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話題を集めていたユタ州の謎のモノリスだが、ユタ州の土地管理局から2020年11月27日に姿を消したという発表があった。
モノリスは私有財産であり、土地管理局は撤去していないとのこと。
また、このモノリスが消えた件についても捜査はしないという公式声明を発表している。
モノリスがあった場所には、赤い岩と謎の三角形の金属板が残されている。
Googleアースなどで場所が特定された?
土地管理局が柱(モノリス)の設置場所を公表していないにも関わらず、柱に興味を持った者たちがGoogleEarthなどを使って場所を特定したと現地メディアは報じている。
また、モノリスが話題になり、場所を特定した人たちが続々とこの柱を見ようと現地に押しかけているという。
SFテレビドラマシリーズ「ウエスト・ワールド」が関係しているのか?
同メディアによると、モノリスは2015年8月と2016年10月にすでに設置されていて、当時この近くで撮影されていたテレビドラマ「ウエスト・ワールド」が関係しているかもしれないというが、ホントのところはどうなのか微妙である。
消えたモノリスを撤去した人物が判明
https://youtu.be/r6c2EhNtSj4
突然消えた謎の金属製の柱モノリスを撤去したのは4人の男性だった。
その1人は、綱渡りのパフォーマンスで有名なアンディ・ルイス氏でYouTubeにモノリスの撤去の様子を撮影した動画「我々がモノリスを撤去した」を投稿している。
上記がその映像です。
冒険写真家ロス・バーナーズ氏は撤去の現場を目撃
冒険写真家のロス・バーナーズ氏は上記の動画にあるモノリス撤去の現場を目撃した。
11月27日の夜、バーナーズ氏は友人とモノリス撮影のため設置場所に訪れ、誰にも邪魔されずにモノリスを堪能していた。
しばらくすると、4人の男性がやってきてモノリスを地面に押し倒して解体し、手押し車に乗せて運び出したという。
撤去作業はわずか8分で、男たちに写真を撮ったらどうかと促されたそうだ。
モノリス撤去は自然保護のため
綱渡りパフォーマーのアンディ・ルイス氏を含む4人の男性はモノリス撤去時に、
と語っていたそうだ。
「Leave no trace」は自然保護を呼び掛ける際に使われる言葉。
写真家バーナーズ氏がモノリス撤去を止めなかったのは、「自然保護を第一に考える彼らの行動が正しいから」という理由からだ。
誰が何の為に建てたのかが分からない謎の物体モノリスだが、撤去された理由は判明した。
映画「2001年宇宙の旅」に登場する物体に似ていると話題に
発見された金属の柱が、スタンリー・キューブリック監督のSF映画「2001年宇宙の旅」に登場する謎の金属物体モノリスに似ていると話題になっている。
この映画では、地球外からやってきた謎の物体モノリスが人類の進化をうながしたというストーリーになっている。
具体的には、猿が謎の物体モノリスを囲んでウホウホ言ってるシーンが見られる。
ニューウェーブ系アーティストの作品説?
謎の柱を空から発見したヘリのパイロットは、「どこかのニューウェーブ系のアーティスト」仕業ではないかと推測している。
ニューメキシコ州の前衛芸術家へのオマージュ説?
ユタ州にほど近いニューメキシコ州に以前住んでいた前衛芸術家である故ジョン・クラッケン紙の作品との類似点も指摘されている。
この柱はマクラッケン氏の作品ではないが、彼をリスペクトしている者によるオマージュ作品ではないかという見方もあるようだ。
また、マッケラン氏のアート・ギャラリーのマネージャーは、マッケラン氏の制作したモノリスそっくりの作品をツイッターに投稿し、ユタ州の柱はマッケラン氏の作品の可能性があると語っている。
あとがき
作者不明で建造理由が不明なものとして「ジョージアガイドストーン」がある。
これら現代の謎の建造物は庶民をあざ笑う支配者層の権力誇示のために建てられたモノなのか。
これから仕掛けられる世界的なトリックの予告なのか。
それともただのジョークなのか。
撤去された理由は判明したが、いぜんとして設置された理由は不明なのだ。
ルーマニアでも発見された謎のモノリス
謎の石碑ジョージアガイドストーンについての記事はこちらです
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