日常の話題

Amazonの激安中古ノートパソコンを買ってみた。

2021年もそろそろ終わりを告げようとする中、アマゾンでレノボ(Lenovo)の「YOGA14」という中古パソコンを買ってみた。

IBMなき後も「ThinkPad」の名を受け継いでいるノートパソコンの一つだ。

筆者は過去にXシリーズをいくつか使っていたことや修理の仕事をしていたこともあり「ThinkPad」はめっぽう好きなのだ。

これまで愛用してきたパナソニックのレッツノートのバッテリーがダメになり、コンセントのある場所でしか使えないようになってしまった。

バッテリーの購入も考えたが、心機一転、気分転換も兼ねて、前から気になっていたアマゾンの中古パソコンを買ってみようと思った次第だ。

本家アマゾンのレビューを見てみると、良い悪いの評価が入り乱れているようだが、筆者が購入した現物がどうなのか人柱の一人としてレビューする。

あくまでこれは、いちブロガーの人柱の記録であって、決してクリスマスを口実にした自分へのご褒美なんかじゃないんだからね。

アマゾンに出店しているパソコン専門店「ワジュンPC」

ということで、今回中古パソコンを購入したのは、アマゾンに出店しているパソコン専門店「ワジュンPC」。

アマゾンジャパンセラートップ100の販売元、中古パソコン販売売上連続NO.1のワジュンPC!!
和順商事株式会社(古物商免許番号:東京都公安委員会 第305561506028号)
運営責任者:東山 直木
会社住所:〒174-0056
東京都板橋区志村2-15-9-4F
電話番号(FAX):03-6874-2073

出典:amazon公式

開封の儀

そして、お約束の開封の儀である。

梱包はこんな感じで、箱にぴったりジャストサイズで収まっている。

パソコンが入っている梱包材は空気の層が厚い感じ、最近はこんな便利な梱包材もあるのね。

ひっくり返すとこんな感じ。

一方、電源は裸で入っていた。

筆者はアクセサリー系のものが裸で入っていても気にしないが、人によっては気にする人もいるかもしない。

付属品は以下。

付属品
  • パソコン本体
  • 保証書・書類
  • AC電源アダプタ

パソコン本体のキズ

そもそも中古なので、新品同様の綺麗さは期待できない。しかし、人は中古といえどある程度のレベルを期待してしまうものだ。

人はだんだん贅沢に、そして我がままになっていく。

天板

ボディの天板には、おそらくそれなりの傷があるのかも知れない。

傷隠しのためか保護のためか、黒いラメっぽいシールが全面に貼られている。

レノボの「エンブレム部分」だけは切り抜いてある。

これはこれで仕方ないかという感じで、天板全体を覆っている保護シールを剥がして晒す気もない。

底面部

本体の裏側、底面部のキズは、これまで普通に使ってきたなら付くであろう擦り傷が当然のごとく付いている。

程度の問題はあるが、中古とすればむしろ綺麗な部類に入るのではないかと思う。

レノボ「YOGA14」ファーストインプレッション

「YOGA14」というパソコンは、静かだが重い。

個人的な感想
  1. 音が静か
  2. 重い
  3. レノボのマークが赤く光る
  4. バッテリー容量

①音が静か

まず、音が静かだ。ほぼ無音。これまで使ってきた「レッツノートCF-J10」はファンの音が結構うるさい。

図書館などで作業していると、いきなり「ファーーン」と鳴りだして、心地のよい静寂が引き裂かれることもあった。

それに比べるとYOGA14はファンレスなのかと思うくらい静かだ。

②重い

YOGA14の重さは約1.5kg。ハッキリ言って重い。

ネット上では2.6kgや1.8kgという情報もあったが、自宅で計量してみたら1.55kgだった。ホントは何kgなんだろうか。

これまで使っていた10.0型レッツノートの重さが1kgだったので、より重く感じる。

しかし、持ち運べないというレベルではないし、YOGA14のサイズは12.5型なのでこれまでどおりカバンに入れて動けるだろう。

③レノボのマークが赤く光る

天板とキーボード下側のパームレスト部分の2か所には、「ThinkPad」のマークというかエンブレムがあるのだが、「i」の文字の「棒の上の点の部分」が赤く光る。

写真はボケボケだが、暗闇の中、赤く光る。

まるで「デンバー国際空港」に置いてある青い馬(ブルーマスタング)の目のように赤く光る。

突然の停電であたりが真っ暗になっても、まさに俺はここに居るという存在証明だね。これはこれでカッコいい。子供心をくすぐられちまうじゃないか。

④バッテリー容量

気になるバッテリーに関しては、販売ページにも以下のように書かれている。

バッテリー付きの商品は、新品の80%を超えるバッテリー容量で提供されます。

商品の到着後、電源を入れるとバッテリー残量が5%となっていたので、付属の電源アダプタで満タンまで充電し、いまのところ問題なく使えている。

lenovoの「YOGA14」のスペック

今回、購入したレノボ「YOGA14」のスペックは以下のとおり。

YOGA14のスペック
  • CPU:Core i3 4030U  1.9GHz
  • メモリ:4.00GB
  • SSD:128GB
  • OS:Windows 11 Home
  • office2019インストール・認証済み
  • インターフェース:webカメラ、wifi、bluetooth、HDMI、USB3.0、タッチパネル、360度回転
  • 画面サイズ:12.5インチ
  • 重さ:約1.5kg
  • 価格:22,800円

CPUはCore i3

CPUはcore-i3で、文章作成やネット検索、動画視聴という用途においては動作はサクサクで今のところ問題ない。

記憶媒体はSSD

予算が許せば、SSDの容量は「256GB・512GB・1TB」から選べる。

音楽や動画をストリーミングで楽しめるようになった昨今、以前のように自分のパソコンにそれらのデータをストックする必要もなくなった。

筆者は、ほぼほぼ文章作成でしかパソコンを使わないので128GBもあればこと足りる。SSDも新品だというので安心だ。

Windows11がインストール済み

OSには、2021年10月5日に公開されたばかりの最新のWindows11がインストールされている。

OSはLinuxなどもあり、もはやWindowsやMacでなくても良いと考えている。

筆者的には10でも11でも正直どっちでも良いのだが、11を入れてくれているのでしばらくはこれを使おうと思っている。

アマゾンのレビューでは

この商品についてのアマゾンレビューは以下のような意見が見られた。

アマゾンレビュー
  1. 注文してから何日たっても届かない
  2. 中古と思えないくらい綺麗
  3. ディスプレイとキーボードが新品同様
  4. win11とMS officeが即使えてお得
  5. タッチディスプレイで360度回転
  6. 電源アダプタが粗悪品
  7. 音質が悪い(音が割れている)

①注文してから何日たっても商品が届かない

詳細は不明だが、注文してから何日たっても商品が届かないというコメントも見た。

筆者の場合は、12月20日に商品を注文し、23日午前に商品が到着した。

現在、九州在住だが東京から発送された商品が3日で到着している。ご参考までに。

②中古と思えないくらい綺麗でディスプレイとキーボードが新品同様

これには筆者も同意だ。そもそも、中古なので本体外側の擦り傷などがあるのは仕方なしと考えている。

しかし、内側のディスプレイ部分とキーボードには汚れどころか、キズひとつなく新品同様の綺麗さ。

③win11とofficeが使えてお得

最新のwin11とoffice Home & Business 2019が電源入れたらすぐに使えるので便利。

しかし、ネット上には「ワジュン PC」というキーワードで検索しようとすると「ワジュンPC 違法」というサジェストワードが表示される。

この検索結果には、不正な非正規品のOfficeが入った中古パソコンがアマゾンで売られているといった記事が並んでいる。

筆者はサラリーマンを辞めてからここ数年、マイクロソフトのOffice製品を使うことが無い毎日を送っているので、ある日突然エクセルやワードが起動しなくなった所で、「ああついに逝ったか」というくらいの反応で済むのだが、日々の仕事で高価なoffice製品を使うことを余儀なくされている方々の正規品だと思って使っていたモノが突然バンされた時のダメージは計り知れない。

まあ、以前はそのような営業スタイルだったが、こんな記事を書かれてしまってはマイクロソフトやアマゾンを敵に回すことになり、もはや商売を続けるのは難しくなるだろうし、今ではしっかりと正規品を入れている可能性も考えられる。

中古パソコンのすべてがそうなのかどうかはわからないが、念の為、下記の記事を参考にされたし。

筆者のように「人柱上等だよ!」の世界の住人はそれはそれで構わない。

https://digitalista51.com/pc/amazongekiyasupc2

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12229887777

https://curio-shiki.com/blog/support/amazon-refurbish-pc

④タッチディスプレイで360度回転しキーボード部分が平にトランスフォーム

タッチディスプレイ搭載の本機は、スマホやタブレットを使うように画面タッチで操作可能。

360度回転は、ようするに本体を開いてパタンと半分に折りたためるということ。

反対に折りたたむと同時に、キーのでっぱりが引っ込んでキーボード部分が真っ平らにトランスフォームする。

タブレット状態でどこかに置いても勝手にキーボード部分が押されない仕組みになっている。

これ、なかなか面白い。

⑤電源アダプタが粗悪品

アマゾンのレビューで電源アダプタが粗悪品だったという方がいたが、筆者のものはとうぜん中古だがレノボの純正品で破損も無かった。

まれに電源アダプタにはハズレがあるのかも。その場合は、面倒だが返品交換してもらうしかない。

⑥音質が悪い

確かに、Windows11の起動音が鳴るたびに音割れしている気がするのでいちいち反応しない練習が必要かもしれない。

また、届いてから初めてユーチューブの動画を視聴した際にはボリュームが大きすぎたためなのか、またはスピーカーの品質の問題なのか、やな感じの音割れがした。

しかし、その後ボリュームを適度に調整することで動画視聴に関しては気にならなくなった。

あとがき

今回、筆者は中古パソコンを22,800円で購入した。

ちなみに、Windows11やOffice製品の価格帯をネットで見てみると。

Windows11・Office製品の価格帯(2021年12月現在)

いまどき公式サイトで定価で買うバカがいるかよという意見も聞こえてきそうだが、あくまで参考ということで。

わずか2万円少々で美品なパソコン本体とこれらの付属品が手に入るならば、コスパの良い買い物だったと思う。

ある日、突然Officeが使えなくなっても無料で使えるGさんのスプレッドシートやドキュメントがあるじゃないかと前向きに考えられる猛者ならば試してみる価値ありだ。

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