ユタ州、ルーマニアと連日のモノリス出没事件の話題に沸く世界だが、消えたのは「普通のモノリス」だけではないようだ。
2020年12月2日、ドイツのバイエルンアルプス山麓に設置され、長年ヒッチハイカーたちを楽しませてきた「巨大ペニスの彫刻」が突然消えたという報道があった。
アルプスの丘に反り立つ彫刻は、ある種のモノリスと言えるだろう。
ドイツの巨大ペニス彫刻の特徴
独バイエルン・アルプス山麓で長年ハイカーを楽しませてきた木製の巨大なペニス彫刻が突然姿を消し、警察が捜査している。https://t.co/JKLDTpEvBx
— AFPBB News (@afpbbcom) December 2, 2020
- 高さは約2メートル
- 木製
- バイエルン・アルプスのグリュンテン山のレッテンブルク村に設置されていた
- 作者不明
現地の警察もこの彫刻を捜索しているが、そもそも「ペニス彫刻」は誰が作って設置したものなのかが分かっていないという。
今回の消失事件が犯罪行為に当たるのかも不明だが、「もしかしたら彫刻の作者が持ち帰ったのではないか」という説も出ているとか。
彫刻が設置されていたレッテンブルク村の村長は、「この辺り一帯で密かに人気を集めていた独特な文化財を失ったことは極めて残念である」というコメントを発表している。
https://www.afpbb.com/articles/-/3319143
あとがき
Googleマップで検索すると、この彫刻が「文化財」と表示されていたことに驚きを隠せないのだが、その卑猥な形はともかくとして、人々の認識は確かに「文化財」で間違いなかったのだろう。
独特なモノは、人目を惹くため、ある種の村おこしに役立ったりもする。
これまで、数々の訪問者を楽しませてきたドイツ・アルプスの名物が、一日も早く発見されることを願っている。