不思議な話

【世界支配構造の全貌】神を奪ったものが全てを手に入れる

1945年8月、日本は戦争に敗北した。それ以来、多くの国民はアメリカだけを見ているようだ。だが、この世界の最上階にはヨーロッパ世界が存在し、アメリカはその下層に位置している。

1991年12月、東西冷戦時代における敵国ソビエト連邦が崩壊し、それからというものアメリカは超大国として幅を利かせてきたが、その実体はヨーロッパ株式会社の下請け企業にすぎない。

アメリカ建国以来200年以上が過ぎても、その上下関係は変わらない。

この記事でお伝えすること
  • 世界の支配構造について

世界の支配構造の全貌

この世界には様々な謀略組織が存在する。

一部の博学な人々にとって、この手の話はもうすっかり使い古されたものだろう。

欧州ユダヤ系大財閥

世界の大財閥と言えば、「欧州のロスチャイルド家」と「米国のロックフェラー家」である。欧米両家の力関係は、もちろんロスチャイルド家の方が上で、ロックフェラー家が下である。

ロックフェラー家はロスチャイルド家の資金援助により成り上がった。よって両家の関係を端的に表すなら、ロスチャイルドが主人でロックフェラーが使用人ということになる。

1870年代、米国のロックフェラー家は石油産業を手中に収め、成り上がった。そして現代では欧州のロスチャイルドと並ぶ世界的な大財閥となった。

だが、この世は権力闘争の世界である。世界経済の背後には必ず彼らによる権力闘争が存在する。

ヨーロッパの王族・貴族

多くの日本の国民はヨーロッパの王族や貴族には世界を左右するほどの権力など無いと信じている。もしくは、国家の飾り程度のものだと考えている。

しかし、彼らは今でも厳然と存在する「超支配階級」なのだ。ヨーロッパ各国は民主国家を謳い、そこには国会や議員が存在するが、それは国民を騙すための茶番である。

世界各国の政治家連中は超権力階級(王族・貴族)の掌の上で踊っているに過ぎない。そして、その踊り子が変わっても、指示を出す振付師は代わらないので厄介だ。

バチカン

多くの日本人は「宗教」のことがわからない。彼らの目には宗教が「腐敗政治における組織票の温床」や「葬式ビジネス」、「情弱を騙して金をむしり取るための集金組織」として映っている。

だから、多くの日本人は宗教なんて無くても構わないと考えている。しかし、世界の価値観はそうじゃない。現代でも宗教と宗教団体は絶大な権力を持っている。彼らも立派な「超支配階級」なのだ。

その中でもカトリック、キリスト教の総本山であるバチカンは世界の支配階級を構成する3つの超権力の1つである。

【バチカンがやばい】金とスキャンダルに彩られた宗教組織カトリックの総本山「バチカン」。 ここはイタリア、ローマの一画に建てられた独立国家であり、キリスト教会派の1つ、カトリック教徒の聖...

中世ヨーロッパの3つの権力構造

この世界の支配構造は中世ヨーロッパの時代からほとんど変わっていない。

中世ヨーロッパ世界における一般人は、「頭の中はキリスト教」に支配され「体は支配層の所有物」だった。

また、中世ヨーロッパ世界には3つの権力があった。

  • 教権:欧州を精神的に支配する教皇(バチカン)の権力
  • 王権:欧州を政治的に支配する王侯・貴族の権力
  • 金権:欧州を経済的に支配するユダヤ金融資本の権力

教権と王権については歴史の教科書にも書いてあるが、金権についてはほとんど触れられていない。

当時のヨーロッパ人の多くは文字が読めず、田畑で取れた生産物の大半は教会や王侯、貴族に巻き上げられていた。

一般庶民は貧しかったが、教会や王侯、貴族は裕福な暮らしをしていた。最終的に教会と王侯、貴族は、その利益をユダヤ金融資本に巻き上げられていた。

中世ヨーロッパを支配した3つの権力は現代でも存在している。そして、この世界を支配しているのは「バチカン+ヨーロッパ王侯貴族+ユダヤ金融資本」である。

中世ヨーロッパ人の人々は支配階級に飼いならされた奴隷のようなものだった。それは現代においても同様で、マスコミや知識人が言う「自由」や「民主主義」など存在しない。無いものをさも有るかのように見せているだけだ。

一神教の誕生と地中海世界

現代世界に大きな影響を与える一神教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)の生育地は「地中海世界」である。それは神道と仏教を信じてきた日本列島とはまったく異なる性質を持っている。

我々は現代世界を経済の観点から考えがちだが、経済学は支配層がでっち上げた偽学問だ。『国富論』のアダム・スミスや『資本論』のマルクスの背後には支配階級が存在する。

経済学は支配階級が一般大衆を騙すための「道具」である。そして、現代世界を操る世界の支配階級は地中海世界から始まっている。

神を奪った者がすべてを手に入れる

人類は狩猟採集の生活から農耕牧畜の生活へシフトし、時の流れを経て「国家」というものが誕生した。いつしか原始的な共同体は国家権力の中に呑み込まれていき、支配階級は富と権力を独占した。

古代の権力の源は「神」を独占することだった。古代の世界では神を独占した者が支配階級として君臨し、神を奪われた者が支配される側となった。

古代において「神を奪われる」ことが、どういうことなのか現代人にはいまいちピンとこないかも知れない。だが、同じことは現代でも起きている。それは人間の精神や信念、自由を奪うことだ。

現代日本の没落具合により最近ではグローバリズムがヤバいものだと周知されてきてはいるが、新自由主義に洗脳されてしまった現代人の多くは日本社会における自然淘汰や弱肉強食を無条件に正しいものだと信じているように感じる。

しかし、それはこれまでお互いを支え合って生きてきた日本列島の民が「世界の支配階級から新しい神を押し付けられている」ということにほかならない。

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