「やりたくない仕事を辞めてブログで稼いで生活したい」、「人生を謳歌しているブロガーさんや成功者を見て、自分も自由に生きてみたい」そう思って、サイトを立ち上げグーグルアドセンスに挑む。
だけど、期待に胸躍らせながらも届いた結果は、不合格の通知。最初は、一回目だから仕方ないと、次に期待するもいっこうに合格通知が届かない。
Twitterなどでは、毎日のように合格者のツイートを見ていただけに、正直ここまで大変とは想像してなかった。
グーグルアドセンスに申請をはじめてから合計6回の不合格通知をいただき、合格まで約2か月かかった。
不合格の理由は、「価値の無い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」。
いろんなブロガーさんが、記事にしてくれている「合格のためのチェックポイント」を参考にしながらサイトを修正したが、なかなか合格できなかった。
そこで、僕が合格する直近で行った修正方法を書こうと思う。
この不合格の理由が、どの部分を指摘しているのかは、人それぞれなので全ての人に当てはまるかどうかは分からないが、「価値の低い広告枠」の迷路から抜け出すための参考になれば嬉しい。
グーグルアドセンスに合格した4つの修正点
僕が合格直前にやった修正は以下の4つ。
- コピペ判定しなおしてリライト
- リライトする記事を自分の「話し言葉(口語体)」で書く
- 記事のジャンルを削った
- 「ブログサイト名」と「サイトのキャッチフレーズ」の変更
①コピペ率を判定しなおしてリライト
最初の申請時に完成していた6記事分を「CopyContentDetector」というネット上にある無料のコピペチェックツールでチェックしたので大丈夫だと思っていたのだが、もう一度コピペチェックをしなおした。
すると、その中の2記事が「一致率」が40%を越えていた。申請前は全ての記事のコピペ率を30%台まで下げたつもりだったが、確認が甘かったようだ。
この2記事をリライトして20%台まで下げた。
②リライトする記事を自分の「話し言葉(口語体)」で書く
僕はメディアサイトのライティングの仕事もしていたので、どうしても記事を書く時は文体を丁寧に書きすぎてしまうことがある。
書きあがった記事を自分で読んでみても、「です・ます」が多くかしこまっていて文章が窮屈だと感じた。
メディアサイトの記事ならば、これが普通なのかも知れないが、自分のサイトの記事を書く時までガチガチに書く必要もなく自由であるべきだと考えていた。
同じテーマで書く以上、内容が少々被ってしまうことがあるが、文体まで似てしまえばそれは意識してやらずとも「複製されたコンテンツ」扱いをされる可能性が高くなる。
だから、普段自分の話している「話し言葉(口語体)」で書くように心がけた。しかし、口語体で書くと言ってもモノには限度があるので適度に砕けた言葉で。
③記事のジャンルを削った
合格時の記事のジャンル数は、3個。
雑記ブログである事もあり、もともと記事のジャンル数が6個あった。
ジャンルはあるが、6つすべてのジャンルの記事が書けていないこともあり、それが不合格の原因かどうかは分からないが、不安要素を減らすためジャンルを削除した。
④「ブログサイト名」と「サイトのキャッチフレーズ」の変更
今のブログサイト名は、「コウの雑記帳」だが、変更前はドメインと同じ「kovlog(コウブログ)」でした。自分の名前の「コウ」+「ブログ」の意味でつけた。
ちなみに、ブログの「b」では、ドメイン取得が出来なかったので「v」にしている。
しかし、サイト運営を続けている内に、もっと分かりやすいサイト名にしたいと考えるようになった。確かに、ただ「kovlog」というサイト名では何がしたいサイトなのか分からない。
だから、このサイト名を変更したのは正直グーグルアドセンスに合格するためではなく、たまたまサイト名を変えたいと思った時期とアドセンスの申請時期が被っただけともいえる。
グーグルアドセンス合格までの期間
申請日
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結果
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---|---|---|
1回目
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2019/6/19 | 不合格 |
2回目
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6/20
|
不合格
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3回目
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7/11
|
不合格
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4回目
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7/13
|
不合格
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5回目
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7/14
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不合格
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6回目
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7/28
|
不合格
|
7回目 |
8/16
|
合格
|
合格するまでの期間は上記のとおり。「2回目~3回目」と「6回目~7回目」の期間が結構あいているが、不合格が続いてモチベーションが下がりまくり、諦めるかどうか悩んでいた。
しかし、7回目の申請時はやる気も少しずつ回復してきたので、グーグルアドセンスの申請を再開した。
「価値の無い広告枠」の原因
この不合格理由にヒットしている方がたくさんいるようだが、この状態から合格された方の感想や記事などを見ていると同じ理由でも修正箇所が違っていたりする。
おおざっぱというか、グーグルは原因をハッキリ教えてくれないのでため息も止まらないが、これもグーグルの愛情なのか。
また、具体的には4つの内のどれが原因なのかは分からない。ひょっとしたら、原因は1つではなく、4つ全部かこのうちのいくつかなのか。
しかし、合格した原因として考えられるのは、基本的なことだが記事の「コピペ率を下げた事」と「自分の話し言葉で書く」ではないかと個人的には思っている。
- コピペ判定しなおしてリライト
- リライトする記事を自分の「話し言葉(口語体)」で書く
- 記事のジャンルを削った
- 「ブログサイト名」と「サイトのキャッチフレーズ」の変更