オバマゲートを憶えているか。
なかなか内容が分かりづらいオバマゲートについて調べてみた。
オバマゲートの概要は以下のとおり。
- オバマ政権がトランプとロシアが共謀したという偽りの文書を作成
- オバマ政権がトランプ陣営を盗聴・監視
- トランプの側近「マイケル・フリン」を逮捕
- マイケル・フリンは証拠不十分で起訴を取り下げ
オバマゲートとは
オバマゲートとは、オバマ政権がトランプ陣営に行っていた盗聴や監視活動の疑惑である。
オバマゲートの由来はウォータゲート事件から
「オバマゲート」という言葉の由来は、過去にアメリカで起きた現職大統領絡みの政治スキャンダルの「ウォータゲート事件」をモジった造語になっている。
ウォータゲート事件とは
ウォータゲート事件は、1972年にアメリカのニクソン元大統領が辞任するきっかけになった事件だ。。
ニクソンの関係者が、野党本部のある「ウォータゲートビル」に盗聴器を仕掛けようとしたことが発覚する。
それをキッカケに野党への盗聴がバレて、アメリカではじめて現職大統領が辞任するという結果になった歴史的事件である。
ニクソン元大統領は、次期大統領選を有利に進めるために、野党に盗聴器をしかけようとしたとされる。
トランプ大統領の言う、「オバマゲート」とは「オバマ政権による盗聴、監視疑惑」のことなのだ。
スティールレポートとは
もちろん、盗聴は犯罪行為だ。
しかし、オバマ政権はトランプへの盗聴と監視を正当化するために、偽の文書「スティールレポート」を作成する。
この文書は「トランプ大統領とロシア政府とのつながり」が記されたでっち上げの文書だった。
マイケル・フリンとロシア疑惑
「マイケル・フリン」
この名前、某アノン系の人びとにはお馴染みだろう。
トランプ大統領の元側近だったマイケル・フリン氏は、前回2016年の選挙からトランプ氏を支えてきた人物だ。
トランプ政権の発足後、大統領補佐官に抜擢された。
しかし、この時、オバマ政権により仕組まれた「ロシア疑惑」によりフリン氏は補佐官就任からたった3週間で辞任に追い込まれたのだ。
ちなみに、トランプ大統領とアノンさんたちについての記事はこちら。
ロシア疑惑で「マイケル・フリン」逮捕
当時、FBIとCIAもオバマ政権とグルになり、トランプ大統領を盗聴、監視していたとされている。
そして、オバマ政権はトランプ大統領の側近であった「マイケル・フリン」を逮捕した。
ロシア疑惑とは
ロシア疑惑とは、フリン氏が当時の「ロシア駐米大使」と過去にオバマがおこなった
- 「ロシアへの制裁」についての電話協議を隠していたこと
- FBIの取り調べに対して虚偽の説明をしたこと
で起訴された事件だ。
この事件は、約2年のあいだ裁判が続いていた。
マイケル・フリンの起訴が取り下げられた
しかし、FBI捜査官が作成したメモが公開されると、事態は急展開する。
そのメモには、次の言葉が記されていた。
get him to lie,so we can prosecute…(訴追するために、ウソをつかせるか…)
つまり、FBIの内部では「フリン氏に真実を自白させるか、それともウソをつかせるか」という話し合いがされていたということになる。
そして、アメリカ司法省は、フリン氏への捜査は不当だったとして、起訴の取り下げを裁判所に申請した。
いったん罪を認め、司法取引に応じたフリン被告の起訴を取り下げるのは、異例のことだった。
結局、フリン氏を実刑まで追い詰める証拠が見つからなかったようだ。
アメリカで起きたゲートと言えば、ピザゲート事件もある。
これは、2016年に起きたワシントンにあるピザ屋と民主党の政治家が結託して小児性愛や人身売買に関与しているという疑惑。
まとめ
オバマ元大統領も闇が深すぎる。
ノーベル平和なんたらより、むしろミスター・ダークサイドの称号を授与したい。
先月の2021年1月にはネット上でも、以下の内容が記されているという「オバマゲート」に関する機密文書が解除されたという話題も出ていた。
- 大統領資格がなかった
- オバマの本名は「バリー・ソエトロ」
- 職権濫用し大金を使い込む
- 職権濫用し民主党有利にするためロシア癒着捜査
- 癒着は無かったが捜査を続行しマイケルフリンを逮捕
- 職権濫用しイエメン・ソマリア等の攻撃作戦費用税金消失
この内容がホントだとすると、ディープなステートは無茶苦茶するなあ。
「大統領資格が無かった」ってのも衝撃的だが、職権を濫用しすぎだろう。
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