2020年2月16日、中国政府は新型コロナウイルス対策として、富士フィルム富山化学のインフルエンザ治療薬「アビガン」に含まれている有効成分「ファビピラビル」を使用した治療薬の生産を開始した。
緊急事態に備え、日本政府がすでに200万人分を備蓄していると言われているRNAウイルス合成を阻害する治療薬「アビガン」についてお伝えする。
中国政府はファビピラビルを使用した治療薬の生産を開始
人の命がかかってるのだから…利権とか己のメンツとかの言い訳に「副作用」云々引き合いに出さずに「アビガン錠」解禁を❗️ https://t.co/uWykwO2hi6
— @tateyokonaname (@tateyokonanam11) February 21, 2020
中国政府は、新型コロナウイルス対策として既存の治療薬を役立てようと臨床試験をおこなった。
その結果、インフルエンザ治療薬「アビガン」に含まれる「ファビピラビル」という成分が人体に副作用が少なく効果が高いことがわかった。
この臨床結果を受け、2月16日から治療薬の生産をスタートしている。
アビガンとは
アビガンとはアビガン錠(Avigan Tablet)とも呼ばれ、有効成分ファビピラビルを含んでいる治療薬。本来はインフルエンザの治療薬として開発されたものだ。
アビガン開発に携わった白木公康教授が民放の情報番組に出演し、「私ならこの肺炎にはアビガンを使う」と発言した途端に横やりが入り、話がさえぎられてしまったようだ。
これ以上、アビガンやファビピラビルについて話をされると都合の悪い事でもあるのだろうか。
普通みんなそう思いますよね?
でも、何故か他のワクチンの名前は出てもアビガン錠の名前は報道されない。ここが不思議なんですよね。
開発者?の人もミヤネ屋に出たきりで他局には呼ばれない?
不思議です?— メットメット (@Myc4IADfb2zL8oJ) February 21, 2020
アビガンに含まれるファビピラビル(Favipiravir)とは
ファビピラビルとは、2014年、富山化学工業と富山大学医学部の白木公康教授(現・千里金蘭大学副学長)が共同開発した薬「アビガン」に含まれている有効成分である。
ファビピラビル (Favipiravir) は、富山大学医学部教授の白木公康と富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業(現:富士フイルム富山化学)が共同研究で開発したRNA依存性RNAポリメラーゼ阻害剤である。開発コードのT-705、あるいは商品名であるアビガン錠 (Avigan Tablet) の名前でも呼ばれる。
中国では浙江海正薬業股份有限公司がライセンスを取得して生産している。
(出典:ウィキペディア)
ファビピラビルの効果
ファビピラビルは体内に侵入したRNAウイルスが細胞内で遺伝子のコピーを作り出し、増殖するのを防止する。
ファビピラビルは様々なRNAウイルスに効果が期待されている
ファビピラビルは、インフルエンザだけでなく「エボラ出血熱」やその他のRNAウイルスに対して効果があると言われている。
- インフルエンザ
- エボラ出血熱
- ノロウイルス
- ウエストナイル熱ウイルス
- 黄熱ウイルス
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アビガンは条件付きで製造販売が承認されている
アビガンは2014年に富山化学が製造販売の承認を受けたが、すぐに製造・販売をすることが出来なかった。
新型インフルエンザが流行し、既存の治療薬が効かないと国が判断した時にのみ製造が許されている特殊な治療薬だからだ。
開発当初はタミフルに代わる新しいインフルエンザ治療薬として期待されていたが、動物実験により奇形児が生まれる可能性(催奇形性)があると確認されたため、緊急時のみ製造という条件が付いてしまったのだ。
副作用があるにもかかわらず製造が承認された理由には、既存の薬に耐性をもったウイルスが蔓延したとしても効果が期待できるためだ。
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加藤厚生労働大臣が新型コロナの治療にアビガンを検討
2020年2月22日午前、加藤勝信厚生労働大臣は新型コロナウイルスの治療に「アビガン」の使用を検討する考えを明らかにした。
また、アビガン以外でも効果が確認できれば治療現場で活用したいとも言っていた。
ここ数日、ネット上でも「治療薬アビガン(ファビピラビル)に関して日本政府はなぜ言及しないのか?」という疑問や話題がくすぶりだしていたため、とりあえずの火消しだろう。
あとがき
日本政府が国民に知られたくない情報は抗ウィルス薬のアビガン錠が新型コロナウィルスにも効くし、ほかのRNAウィルス全般にも効くのに厚生労働省が使わせないようにしていること
— 藤原 (@TAKUMI22211) February 21, 2020
200万人分のアビガン錠は備蓄されているという、誰も否定しない事実があるのに、公職にある者は誰も言及しない。
そりゃ、老人だけ人口を減らしたいという動機と併せ、全てつじつまが合う。一方、支配層の老人は生き残る。森はマスクなんてしないと。アビガン錠を使う。— 世一良幸 (@astroecology) February 21, 2020
個人的には、メディアはアビガンが新型コロナウイルス対策として効果があることを隠そうとしているような感じた。
効果はあっても大して儲からない「飲み薬」など闇に葬りたいのだろう。
この先にやってくる国際金融資本家たちの祭典、新たなワクチン利権パーティがやってくる。