キリスト教の考え方に「七つの大罪」というものがある。
これは、人間に関わりの深い7つの欲望や感情を表したものだ。
日本でも同名の漫画やアニメがあるので、ご存知の人もいるだろう。
この七つの大罪に登場する7つの罪には、それぞれ対応する悪魔がいる。
この記事では、七つの大罪の罪を司っている悪魔たちについて簡単にまとめている。
七つの大罪と悪魔
「七つの大罪」という概念自体は、4世紀頃に登場する。
最初の頃は、罪の数は8つだったが、6世紀後半に7つに整理された。
次第に「七つの大罪」のそれぞれの罪には対応する悪魔がいると考えられるようになった。
人が罪を犯してしまうのは「その悪魔たちの誘惑に負けてしまったから」という考え方があるのだ。
七つの罪を司る悪魔たち
7つの罪に対応する悪魔は次のようになっている。
- 傲慢・・・ルシファー
- 嫉妬・・・レヴィヤタン
- 憤怒・・・サタン
- 怠惰・・・ベルフェゴール
- 強欲・・・マモン
- 暴食・・・ベルゼブブ
- 色欲・・・アスモデウス
あとがき
神に逆らったルシファーが「傲慢」、金銭にまつわるマモンが「強欲」を司るというのは何となく分かる。
もし、あなたが、この7つの内のどれかの感情や欲望に負けそうになった時は、悪魔たちがすぐ近くにいるかもしれない。
筆者は今、怠惰の悪魔ベルフェゴールと死闘を繰り広げている。
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