日常の話題

須藤元気氏の擁立報道と困惑する国民民主とれいわ支持者

2025年4月23日、突如毎日新聞から次のような記事が出た。

国民民主党は夏の参院選比例代表に、いずれも元参院議員で元格闘家の須藤元気氏と、医師の薬師寺道代氏を擁立する調整に入った。党関係者が23日、明らかにした。

出典:国民、元格闘家の須藤元気氏擁立へ 医師の薬師寺道代氏も 参院比例/毎日新聞

筆者は現在SNSから離れており、投稿などはしていない。とはいえ、たまに世論を覗きに行ったりする。そこで須藤氏擁立についての意見が目に入った。

国民民主の支持者は「須藤元気は反ワクで反原発だから、国民民主にはいらない。ウチに来てほしくない」といい。れいわの支持者は「須藤元気は石丸や音喜多と仲が良い。新自由主義者たちと仲良くしている。いまさられいわに来られても困る」という具合だ。

双方の一部の支持者による、「須藤元気たたき」が始まっていた。その他にも国民民主の問題有りげな他候補者の報道や芸能人の不倫報道なども同時期に出ていたので、穿った見方をすれば、これらの報道自体が国会での憲法審査会の目眩まし、スピン報道かもしれんけど。

参議院当選後、議員会館のトレーニングジム(国会健康センター)にて、サンドバッグを蹴ることをキッカケにして他の議員と打ち解けていった須藤氏が、今や両党の一部の支持者のサンドバッグと化していた。

れいわ支持者の中には、減税を主張するため立憲民主党に離党届を出し、太郎ちゃんの都知事選の応援に駆けつけてくれた須藤氏を好意的に見ている人もいる。しかし、原発推進や改憲により緊急事態条項の創設を狙う国民民主だから気に入らないというのもあるだろう。

筆者は彼を好意的に見ているれいわ支持者の一人である。だから須藤氏がいつか「れいわの一員」になってくれるのではないか、そうなれば心強いし、こんなに胸アツなことはない、などと勝手に想像することも多々あった。

だから一方的なサンドバッグ状態は見ていて気持ちの良いものでもなかった。それにまだ候補者の擁立は調整段階だから、どちらからも出ない可能性もあるし、早合点は禁物。筆者はただその成り行きを見守り、彼の選択を尊重したい。

筆者は、れいわ新選組とその所属議員を支持しているが、経済政策以外のイデオロギーは違っていても、積極財政派の政治家として元衆議院議員の安藤裕氏や須藤元気氏の活躍に期待している。それこそ、今は「右翼も左翼もございません」なのだ。

政府が発表する「減税」には裏があり、現実は「増税」へと導かれていく。

愛国者という名の売国奴。
リベラルという名の独裁者たち。
民主主義という名の全体主義。

真実はいつもパラドックスだった。

この時代に終わりを告げよう。
政府の都合に振り回されるのはたくさんだ。
イデオロギーで分断されるのはゴメンだ。
派閥や政党政治を超えて、
現代の奴隷制度にサヨナラしよう。
眠りのなか目を覚ますときがやってきたんだ。

長く、長く、続いた暗黒時代に別れを告げ、
一歩踏み出していこう。

右でも左でもない世界、
僕らは前へ。

それは、僕らが救われるため、
そして、この国を救うために。

出典:須藤元気著『減税救国論』

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