不思議な話
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不思議な話
不思議な話
【9月26日】
いつの間にかイズム(主義)がドグマ(教義)のようになってしまっていた。イズムのせいで残された支持者の間に埋めようのない溝が生まれ、互いに傷つけ合い、彼らが本来の目的を見失ってしまうのなら、そんなイズムはドブにでも捨ててしまった方がいい。彼らはイズムで自らの心と体をグルグルと縛って、自由に考えて動くことが出来なくなった。前に進めなくなった。それはまるで、交通事故で脚を複雑骨折し、手術後数ヶ月ベッドの上での生活を余儀なくされた患者がリハビリで最初の一歩を踏み出すことに躊躇しているかのようだ。