「ベンタスの人食い」に判決がくだった。
スペイン・マドリードのベンタス地区に住む、アルベルト・サンチェス・ゴメス被告(28歳)は母親を殺害し、食べた罪で2019年2月に逮捕されていた。
母親の自宅周辺で切断された遺体が見つかり、遺体の一部はプラスチック容疑に入れられていたという。
ゴメス被告は裁判で母親を殺害したことを認めたが、当時は精神疾患を発症し責任能力は無かったと主張した。
しかし、裁判所はこの主張を退けた。
裁判所は、殺人罪での懲役15年と死者に対する冒涜の罪が5か月間上乗せされ、トータル15年5カ月の実刑判決が下され、兄弟には慰謝料約800万円の支払いを命じた。
母親殺害の動機
BBCニュース – 母親を殺害、遺体の一部を食べる スペイン男性に禁錮15年https://t.co/oJh4vyrT7d
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) June 17, 2021
- 事件発覚・・・2019年2月
- 事件発覚理由・・・マリアさんの友人が心配し警察に連絡
- 被告・・・アルベルト・サンチェス・ゴメス(28歳)
- 母親・・・マリア・ソレダード・ゴメス(60代)
- 死亡原因・・・母親と口論の末、絞殺。
- 殺害後・・・2週間の間、母親の死体の一部を食し、飼い犬にも食べさせていた
- 懲役・・・15年5カ月
ゴメス被告は母親と口論になり、絞め殺したとされる。
また、殺害後に死体の一部を食し、飼い犬にも食べさせていた。
事件前から母親に対して暴力を振るっていたことで、被告には「接近禁止命令」が出されていたという。
親子喧嘩は犬も食わないというが、いったいどうしたというのか。
参考:BBC JAPAN