不思議な話

マカフィー氏が勾留中に死亡ってホントに自殺か?

ウイルス対策ソフトMcAfee(マカフィー)の創業者ジョン・マカフィー氏がスペイン・バルセロナの拘置所で死亡した。

マカフィーといえば、日本でもパソコンを買ったら一緒に付いてくるセキュリティソフトの代名詞であり、ご存知の方も多いだろう。

スペイン当局は自殺の線を疑っているが、まだ、はっきりとした死因は公表されていない。

マカフィー氏のこれまでの犯罪の記録

すでに、マカフィー氏は創業した「McAfee社」の株を売却し、会社とは無縁になっているのだが、ここ10年間、犯罪絡みの事件でお騒がせな人物となっていた。

2012年、殺し屋を雇っての隣人殺害容疑で告発

2012年、中央アメリカ北東部の国・ベリーズで生活していたマカフィー氏は、殺し屋を雇って隣人を殺害しようとした疑いで告発されている。

2014年~18年、主義思想の理由で脱税したため米司法省に起訴される

2014年から2018年にかけては、仮想通貨関連事業や各種コンサルティング、ドキュメンタリー番組の権利販売などで多額の収益を得ていたが主義思想(イデオロギー)を理由として納税を拒否し、脱税で米司法省から起訴されている。

2019年、武器の密輸でドミニカ共和国で逮捕

2019年には、武器や軍事機器を船で持ち込んだとしてドミニカ共和国により逮捕されている。

2020年、数々の犯罪容疑でスペイン・バルセロナ空港で逮捕

続く2020年10月には、アメリカの政党リバタリアン党から大統領選挙関連での詐欺容疑やマネーロンダリング、脱税の疑いでスペイン・バルセロナ空港で逮捕された。

口封じで芋づる回避か?

上記のツイート動画はマカフィー氏が生前に影の政府「ディープステート」について語ったとされる動画である。

今週、スペイン高等裁判所はマカフィー氏の身柄を米国に引き渡すと発表していた。

マカフィー氏のツイッターアカウントには、100万人を超えるフォロワーがいた。

犯罪行為は論外であるが、その破天荒な生き方とナゼか憎めないキャラクターで多くの人に愛されていたようである。

彼の最後の投稿は、「民主主義の振りかざす権力に気をつけろ」という権力の腐敗を訴えるものだった。

いい意味でこれほど「ふてぶてしい生き方」をしてきた人物が、ホントに獄中で自殺したのだろうか。

にわかには信じがたいのである。

同じく獄中で自殺を図った人物に変態島で名高い「ジェフリー・エプスタイン」がいるが、彼と同じようにマカフィー氏に生きていられると困る人たちがいたのではないだろうか。

参考:engadget日本版

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