2021年も12月に突入し今年もあと1か月を切りました。
九州の朝も激寒です!
そして、早朝の気温も10℃前後から一桁台でだんだん布団から出にくくなっているコウです。
最近、早朝に車で奥さんを駅まで送っていて気づいたのですが、走っている車や駐車場に停めている車のフロントガラスがめっちゃ凍ってる!
そうか、もう朝も冷えるし車のフロントガラスも凍る季節やなあと思ったのですが、ウチの車が凍ってないことに気づきました。
横浜に住んでいた時もですが、車に乗り始めてから屋根付駐車場のある家に住んだことがなかったので、このフロントガラスが凍らないことに感動してしまった。
カーポートや駐車場に屋根があるだけでフロントガラスは凍りづらくなるのだな。
屋根付駐車場おそるべし!
という声も聞こえてきますが、毎朝凍ってるフロントガラスに水を掛けたり、霜取りスプレーかけるのって地味に面倒くさいよね。
それでなくても、朝は急いでいることが多いしね。
そんなわけで、今回の「ひとりごと」は今まで大して関心のなかった冬の朝の「フロントガラス凍結」問題について書いてみようと思います。
冬に車のフロントガラスが凍るのは
さっむい、冬の朝に車のフロントガラスが凍るのは厳密に言えば、「霜が降りた状態」と「空気中の水蒸気が露点温度(ろてんおんど)を通り越して凍って車に降り注いでくる」というハイブリッドなミックスダブルス状態のこと。
ちなみに、「露点温度」というのは、「空気中の水蒸気が水滴に変わる温度」です。
フロントガラスが凍るメカニズムをもっと詳しく
風が弱くて良く晴れた早朝とかなら「放射冷却」が発生します。
放射冷却は、「夜になると地面が冷えて地面に接している空気も一緒に冷たくなる」というもの。
そして、気温が約5℃の時には、車のガラスとボディの表面温度は更に下がって、「0℃以下」になる事があります。
①露点温度を下回る
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②周囲の水蒸気が昇華して氷の結晶になる
⇩
③ガラスに付着した「結露水」や霜が降りてガラスに付着し表面が凍り付く(ガラス自体は凍らない)
屋根のある場所やカーポートはフロントガラスが凍りづらい
つまり、屋根のある所に車を駐車したり、自宅の車庫(カーポート)に駐車していたりすると、結露の水滴の付着が少なくなり、更に霜も降りづらくなります。
その結果、フロントガラス表面の凍結も少なくなるのです。
また、車のフロントガラスの上を遮っている「屋根」との隙間が狭ければ狭いほど凍りづらくなるそうです。
「屋根の下に車を停めているのにフロントガラスが凍る」という人は、この隙間が広いことが原因かもしれません。
まとめ
早朝はフロントガラスが凍るだけじゃなく、車に乗り込んだ時のあの車内のキンキンに冷えた空気もヤバイっすよね。
エアコンの温風が効き出すまで、よく震えております。
でもまあ、これからは、冬の朝の恒例行事であったフロントガラスの氷解作業が無くなるだけでも朝が楽チンでハッピーなコウでした。
「カーポート最高~!屋根サイコ―!」と叫びだしたくなる、そんな朝であった。