2024年6月8日、動画配信サービスのニコニコ動画がサイバー攻撃を受け、動画や配信サービスを停止している。
その後の14日、「本障害はランサムウェアによる大規模サイバー攻撃であることを確認した」と運営しているドワンゴから続報があった。
今回の被害に関する原因の究明とシステムの復旧にはまだ時間がかかる見込みだ。
都知事選対策で仕掛けられたのか?
なお今回のサイバー攻撃の真相について、ネット上では7月におこなわれる都知事選絡みの事件ではないかとする以下のような言説もみられるようだ。
だが確たる証拠もなくその真偽は不明である。
- 都知事選対策で仕掛けた者がいるのではないか
- ニコニコ動画はNGワードでBAN(強制削除)される事がないので某大手動画配信サイトにとっては目の上のたんこぶだったのでは
- ニコニコ動画で権力者に都合の悪い論陣を張られる前に都知事選の日程に合わせてサイバー攻撃を仕掛けたのではないか
また近年、ニコニコ動画が国内における某予防接種被害関連動画の避難所として機能し、そのデータベースと化してきたことも今回のサイバー攻撃と無関係ではないかもしれない。
某大手動画配信サイトとは違い、ニコニコ動画には特定のキーワードによる動画の強制削除がないからだ。
選挙前にネット討論会を生放送
前回の東京都知事選(2020年6月18日告示、7月5日投開票)では、6月28日にネット討論会が開かれ、ニコニコ動画がその模様を生放送している。
前回同様、選挙前にネット討論会が開かれれば候補者同士の直接口撃が可能となる。
立候補者の中に、疑惑まみれの者やスネに傷を持つ者、叩けばホコリが出るような人物がいた場合、このような生放送のネット討論会は生き地獄でしかないだろう。
前回のネット討論会の出席者は以下のとおりである。
出席者(届け出順・敬称略)
- 山本太郎
- 小池百合子
- 宇都宮健児
- 小野泰輔
- 服部修
- 立花孝志
- 斉藤健一郎