不思議な話
長者番付
不思議な話
【12月7日】
れいわ新選組「代表選挙」、投票完了。なお投票時に表示されるコメント欄で以下の要望を記した。
・疲弊するボランティアさんたちの処遇改善
・れいわ30議席、党勢拡大のため小選挙区での議席獲得の重要性に賛同
・れいわ新選組の存在意義が理解できない他党支持者や無党派層、政治無関心層にれいわは批判だけではない、騒ぐだけではないとアピールするため他党との交渉・協調で法案提出・通過など具体的な実績作りの必要性
第2次安倍政権の誕生後、国内メディアの沈黙をよそに、外国メディアは日本会議を「極端な右派」「反動的グループ」(米CNN)、「極右ロビー団体」(豪ABCテレビ)、「強力な超国家主義団体」(仏ル・モンド)などと評し、安倍政権との関係については「(日本会議が)国策を練り上げている」(豪ABC)、あるいは「安倍内閣を牛耳り、歴史観を共有している」(米CNN)と分析した。これをどう捉えるべきか。
日本会議が「反動的」であり、「極右」であり、「超国家主義」だという指摘は、政治的立場によって多少の異論はあるとしても、おおむね的を射たものだと私は思う。組織の理論構築や事務総括の中枢を生長の家出身者たちが担い、神社本庁を筆頭とする全国の神社界や右派の新興宗教団体が手厚く支援する日本会議の実態は、端的に言って宗教右派組織であり、その訴えは相当に復古的で戦前回帰的である。だから戦後体制を徹底して敵視し、憎悪すらし、転換や転覆をはかろうとする様は十分に「反動的」であろう。
また、その主張はしばしば近代民主主義の大原則を平気で踏みにじる。天皇を絶対視し、国民主権を軽視する。政教分離の原則など屁とも思わない。根っこにはエスノセントリズム=自民族優越主義の影すら垣間見える。これを「極右」「超国家主義」と評するのはむしろごく自然なことでもあろう。
出典:青木理・著『日本会議の正体』
