食欲の秋、読書の秋、そして「ゲームの秋」ということで、秋の夜長を彩る懐かしのレトロなミニゲーム機を4機種ご紹介します。
近年、レトロブームが続いています。
レトロブームは、日本語にすると「懐古趣味」と言いますが、簡単に言うと「古き良き時代」をなつかしむというブームですね。
最近の若者には「レコード」や「カセットテープ」、「銭湯」なども人気だとか。
ソニーが来年2020年の年末商戦へ向け「プレイステーション5」の発売を決定しましたが、それまでの間は復刻版として再登場した「伝説のミニゲーム機」で遊びながら気長に待ちましょう!
この記事では、復刻された懐かしのレトロなミニゲーム機
- ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ
- ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン
- メガドライブミニ・W
- プレイステーション クラシック
の4機種をご紹介します。
それから、出来るだけ短い文で書こうと努力しましたが、内容が内容だけに記事が少々長めになってしまいました。
ゲーム好きの方は、しばしお付き合いください。
懐かしのレトロゲーム4機種

QuentinLGH / Pixabay
子供の頃、夢中で遊んだテレビゲーム。
僕が小学生の頃は「ファミコン」が発売されたばかりでブームでした。
当時は両親にお願いしてもなかなか買ってもらえなくて、学校が終わるといち早く手に入れた友達の家に遊びに行っては遊ばせてもらっていました。(笑)
ようやく、買ってもらえたのは、発売されてしばらくたってから。
いやはや懐かしい。
元祖テレビゲームブームの火付け役!ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ
「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」は、元祖テレビゲームブームの火付け役である任天堂ファミリーコンピュータ(ファミコン)の復刻版。
手のひらサイズで復活したファミコンは、昭和の時代を駆け抜けた懐かしのソフトが30本収録され、今風にHDMI接続で遊べます。
IT技術の発達した現代では、もうカセットを入れ換えるという手間もありません。
でも、あの、いちいちファミコンカセットを入れ換えるという作業が何か神聖な儀式のような気がしていた少年の頃を思い出すと少し寂しい気もします。
ちなみに、当時、僕が生まれて初めてやったファミコンソフトは任天堂の「ベースボール」と「マリオブラザーズ」でした。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータの収録タイトル

image:Amazon
年代 | タイトル | メーカー |
---|---|---|
1983年 (昭和58年) | マリオブラザーズ | 任天堂 |
ドンキーコング | 任天堂 | |
1984年 (昭和59年) | パックマン | ナムコ |
エキサイトバイク | 任天堂 | |
1985年 (昭和60年) | バルーンファイト | 任天堂 |
アイスクライマー | 任天堂 | |
ギャラガ | ナムコ | |
イー・アル・カンフー | コナミ | |
スーパーマリオブラザーズ | 任天堂 | |
1986年 (昭和61年) | ゼルダの伝説 | 任天堂 |
アドランチスの謎 | サンソフト | |
グラディウス | コナミ | |
魔界村 | カプコン | |
ソロモンの鍵 | テクモ | |
メトロイド | 任天堂 | |
悪魔城ドラキュラ | コナミ | |
1987年 (昭和62年) | リンクの冒険 | 任天堂 |
つっぱり大相撲 | テクモ | |
1988年 (昭和63年) | スーパーマリオブラザーズ3 | 任天堂 |
忍者龍剣伝 | テクモ | |
ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 | カプコン | |
1989年 (平成元年) | ダウンタウン熱血物語 | テクノスジャパン |
ダブルドラゴン2 ザ・リベンジ | テクノスジャパン | |
1990年 (平成2年) | スーパー魂斗羅 | コナミ |
ファイナルファンタジー3 | スクウェア | |
ドクターマリオ | 任天堂 | |
ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 | テクノスジャパン | |
1991年 (平成3年) | マリオオープンゴルフ | 任天堂 |
1992年 (平成4年) | スーパーマリオUSA | 任天堂 |
1993年 (平成5年) | 星のカービィ 夢の泉の物語 | 任天堂 |
「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」には、1983年から1993年の期間に発売された30タイトルが収録されています。
この中でも個人的に思い入れのあるタイトルは、「マリオブラザーズ」、「アイスクライマー」、「イー・アル・カンフー」、「悪魔城ドラキュラ」です。
この収録タイトルの中でも「マリオブラザーズ」は、初めてやったテレビゲームのソフトなので思い入れがあります。
また、氷を叩きながら敵を倒していく「アイスクライマー」や中華風の印象的なBGMが特徴の「イー・アル・カンフー」も時間を忘れてプレイした記憶があります。
「悪魔城ドラキュラ」は、ファミリーコンピュータのディスクシステムで発売されていましたね。
ホラーアクションというゲームのジャンルに初めて触れたゲームでこちらも印象が深いですね。
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン
「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」は、僕も愛用しています。
「マリオカート」が好きなので、それをやるがために買いました。
ホームプロジェクターを使って部屋の壁に投射して遊んでいます。
でも、マリオカート以外にもおすすめのソフトも入っていますよ。
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンの収録タイトル

image:Amazon
年代 | タイトル | メーカー |
---|---|---|
1990年 (平成2年) | スーパーマリオワールド | 任天堂 |
F-ZERO | 任天堂 | |
1991年 (平成3年) | がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻 | コナミ |
超魔界村 | カプコン | |
ゼルダの伝説 神々のトライフォース | 任天堂 | |
スーパーフォーメーションサッカー | ヒューマン | |
1992年 (平成4年) | 魂斗羅スピリッツ | コナミ |
スーパーマリオカート | 任天堂 | |
1993年 (平成5年) | スターフォックス | 任天堂 |
聖剣伝説2 | スクウェア | |
ロックマンX | カプコン | |
1994年 (平成6年) | ファイアーエムブレム 紋章の謎 | 任天堂 |
スーパーメトロイド | 任天堂 | |
ファイナルファンタジーⅥ | スクウェア | |
スーパーストリートファイター2 | カプコン | |
スーパードンキーコング | 任天堂 | |
1995年 (平成7年) | スーパーマリオ ヨッシーアイランド | 任天堂 |
パネルでポン | 任天堂 | |
1996年 (平成8年) | スーパーマリオRPG | 任天堂 |
星のカービィ スーパーデラックス | 任天堂 | |
未発売 | スターフォックス2 | 任天堂 |
「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の収録タイトルで、個人的におすすめのタイトルは「マリオカート」は当然のこと、同じレースゲームの「F-ZERO」。
これもやりだすとある種の中毒性はあるかもですね。
また、コナミの「がんばれゴエモン」や任天堂の「ゼルダの伝説」なんかも懐かしさ爆発だと思います。
さらに、地味に人気のあった任天堂のシミュレーションRPG「ファイアーエムブレム」やスクウェアの「聖剣伝説2」も収録されています。
なんやかんやでビッグタイトルは押さえています。
メガドライブミニ・W
セガの「メガドライブ」は、1988年に登場し、ゲーム機は任天堂だけの専売特許ではないと、その存在感をもって証明した機体。
メガドライブで発売されていたゲームソフトは、任天堂の王道的なゲームソフトにいい加減飽きていたマニアなゲーマーに人気を博しました。
メガドライブが発売されてから30周年という節目を記念して2019年9月、満を持して「メガドライブミニ・W」の2種類の発売となりました。
こちらも、「メガドライブミニ・W」も手のひらサイズに収まるコンパクトサイズで当時のデザインを忠実に再現しており当時からの「メガドライブ」ファンも湧きました。
収録タイトルはなんと、復刻版のゲーム機の中で最多の42タイトルを収録しています。
「メガドライブミニ」と「メガドライブW」の違い
「メガドライブミニ」は、1人用です。
「メガドライブミニW」と「メガドライブミニ」の違いは付属のコントローラーの数だけで収録されているゲームタイトルは共通です。
ファミリーで遊ぶなら「メガドライブミニW」を。
一人で没頭してやりたい方は、コントローラーが1つの「メガドライブミニ」ですね。
メガドライブミニ・Wの収録タイトル

image:Amazon
タイトル | メーカー |
---|---|
ダライアス | タイトー |
テトリス | セガ |
スペースハリアー2 | セガ |
大魔界村 | カプコン |
ザ・スーパー忍 | セガ |
ゴールデンアックス | セガ |
重装機兵レイノス | メサイヤ |
サンダーフォース3 | テクノソフト |
コラムス | セガ |
武者アレスタ | 東亜プラン |
レッスルボール | ナムコ |
レンタヒーロー | セガ |
スーパーファンタジーゾーン | サンソフト |
シャイニング・フォース 神々の遺産 | セガ |
アリシアドラグーン | ゲームアーツ |
ランドストーカー 皇帝の財宝 | セガ |
ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 | セガ |
アイラブ ミッキー&ドナルド ふしぎなマジックボックス | セガ |
ベア・ナックル2 死闘への鎮魂歌 | セガ |
スノーブラザーズ | 東亜プラン |
スラップファイト | 東亜プラン |
ロード・ラッシュ2 | エレクトロニック・アーツ |
ガンスターヒーローズ | セガ |
ストリートファイター2ダッシュプラス | カプコン |
パーティークイズ MEGA Q | セガ |
ダイナブラザーズ2 | CSK総合研究所 |
ファンタシースター 千年紀の終わりに | セガ |
VAMPIRE KILLER(バンパイアキラー) | コナミ |
タントアール | セガ |
モンスターワールド4 | セガ |
ロードモナーク とことん戦闘伝説 | セガ・ファルコム |
ハイブリッド・フロント | セガ |
ダイナマイトヘッディー | セガ |
ラングリッサー2 | メサイヤ |
魂斗羅ザ・ハードコア | コナミ |
幽遊白書 魔強統一戦 | セガ |
ロックマンメガワールド | カプコン |
ぷよぷよ通 | セガ |
ストーリーオブトア 光を継ぐ者 | セガ |
ゲームのかんづめ お徳用 | セガ |
コミックスゾーン | セガ |
魔導物語1 | コンパイル |
「メガドライブミニ・W」の圧巻のタイトルたち。
僕は「メガドライブ」に関しては、その前身である「セガマークⅢ」のころから生粋のセガマニアな友人がいたので、ちょくちょくお邪魔して遊ばせてもらってました。
また、セガのゲームには、ファミコンやスーファミにはない独特なものがあり、新鮮さを感じていました。
中でも好きだったのが、この「メガドライブミニ・W」にも収録されていますが、「ダライアス」、「スペースハリアーⅡ」、「魔導物語Ⅰ」でした。
ダライアスは、当時ゲームセンターのアーケードゲームで大ヒットしたシューティングゲーム作品で、迫力ある馬鹿デカいボスキャラが特徴的でした。
ゲームセンターで待っていてもなかなか自分の順番が来なかったのを憶えています。
「スペースハリアーシリーズ」は、僕が初めてやったセガのゲームで当時では珍しい3Dグラフィックに感動していました。
テレビのCMもやっていましたよね。
そして、あの名作「ぷよぷよ」のルーツになったゲーム「魔導物語Ⅰ」。
もともと「ぷよぷよ」は、この「魔導物語」に出で来るキャラクターでしたが、「ぷよぷよ」がゲームから独り歩きし、オリジナルの「魔導物語」よりも人気が出てしまい現在の「ぷよぷよ」に至るというエピソードがあります。
あと、名作「テトリス」入っています。
プレイステーション クラシック
「プレイステーション クラシック」は、1994年にソニーから発売され任天堂のファミコン以来のセンセーションを巻き起こしたゲーム機です。
こちらもデザインはそのままに、コンパクトサイズで復刻しました。
収録タイトルは20種類で、皆さんもお馴染みのロールプレイングゲームなどもあるのではないでしょうか。
プレイステーション クラシックの収録タイトル

image:Amazon
年代 | タイトル | メーカー |
---|---|---|
1995年 | アークザラッド | ソニーコンピュータエンタテインメント |
JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻 | ソニーコンピュータエンタテインメント | |
闘神伝 | タカラ | |
1996年 | アークザラッドⅡ | ソニーコンピュータエンタテインメント |
スーパーパズルファイターIIX | カプコン | |
女神異聞録ペルソナ | アトラス | |
ワイルドアームズ | ソニーコンピュータエンタテインメント | |
1997年 | ARMORED CORE | フロム・ソフトウェア |
I.Q Intelligent Qube | ソニーコンピュータエンタテインメント | |
GRADIUS外伝 | コナミ | |
サガ フロンティア | スクウェア | |
ファイナルファンタジーⅦ インターナショナル | スクウェア | |
バイオハザード ディレクターズカット | カプコン | |
1998年 | R4 RIDGE RACER TYPE 4 | ナムコ |
XI [sái] | ソニーコンピュータエンタテインメント | |
Gダライアス | タイトー | |
鉄拳3 | ナムコ | |
パラサイト・イヴ | スクウェア | |
METAL GEAR SOLID(メタルギアソリッド) | コナミ | |
2000年 | ミスタードリラー | ナムコ |
この収録タイトルの中で、僕が当時ハマっていたゲームは、スクウェアから発売されていた「パラサイト・イブ」とナムコの「ミスタードリラー」です。
この2つはゲームをしていて気づいたら朝になっていた記憶があります。
「パラサイト・イブ」は、アクションロールプレイングゲームで、原作は小説で映画にもなった作品。
ゲームのシステム的にも当時は変わっていたと思います。
ボスキャラの攻撃ターン中は、自分は攻撃出来ないので、ひたすら相手の攻撃から逃げまくらなければなりません。
自分のパラメータが満タンになったら攻撃開始ですが、ドキドキハラハラ逃げ回り、結構速攻で死にそうになるのでトラウマになりかけた作品でもあります。(ただ単にゲームのセンスが無いだけとの意見もあります。(笑))
続いて「ミスター・ドリラー」ですが、これも中毒性があるゲームです。
かなり昔にゲームセンターで流行った「ディグダグ」のオマージュとして作られたゲームです。
「ディグダグ」もよくゲームセンターでやっていましたが、この「ミスター・ドリラー」はヤバかったです。
ドリルで穴を掘りまくる「ホリススム」くんを操って敵と戦うアクションゲームです。
シンプルなゲームってやつは、どうしてこんなにハマってしまうのか考えさせられるゲームです。
懐かしのレトロなミニゲーム機のまとめ
この記事では、懐かしのレトロなミニゲーム機を4種類取り上げてみました。
僕自身、「スーパーファミコンクラシックミニ」を購入して大好きなマリオカートで夫婦バトルを日夜繰り広げております。
何でかわからないけど、このころのゲームって飽きないんですよね。
ファミリーのお宅ならお子さんに
「昔のゲームはこんな感じだったんだよ」なんて言いながら親子で対戦するのも良いですよね。
たまにはスマホから離れて、秋の夜長に懐かしのテレビゲームで盛り上がってみませんか?
ファミコンとスーファミがセットになった「ニンテンドークラシックミニ ダブルパック」
こちらの「ニンテンドークラシックミニ ダブルパック」は、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」と「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の両方をいっぺんに遊びたい人向けの商品です。
というのも、任天堂の2つのミニゲーム機がセットになってますから、2つとも欲しいという方には、この「ニンテンドークラシックミニ ダブルパック」をおすすめします。
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