「がんばろう!」は逆効果。成功の秘訣は努力を意識しないこと

すぐやる脳の作り方の書評本のレビュー
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お疲れ様です!

コウです。

 

久々に読書感想文です。

『結果を出せる人になる!すぐやる脳の作り方』の書評です。

結果が出せるビジネスパーソンは「すぐやる脳」を持っていると著者は脳科学者の茂木健一郎さんは語ります。

毎日毎日やってもやっても仕事が減らない終わらないと疲れ切っているビジネスパーソンも多いと思います。

  • 仕事が多いから終わらないのは仕方ない
  • 真面目にやればやるほど、やる気が無くなってくる
  • 仕事を後回しにするクセがついた
  • どんな仕事でも先送りしてしまう

上記に当てはまる方は「ぐずぐずスパイラル」に巻き込まれているかもしれません。

本書は脳科学の見地から、このような状況から抜け出すための方法を提示しています。

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「ぐずぐず脳」から「すぐやる脳へ」

本書では、これからの社会でビジネスパーソンが結果を出していくには「ぐずぐず脳」より「すぐやる脳」が必要になってくると述べられています。

停滞した「ぐずぐず脳」の人

  • 出社してエンジンがかかるまで10分以上かかる
  • 面倒くさい仕事をついつい先送りにしてしまう
  • 休日に仕事を持ち帰るがほとんど進まず脳の疲れが溜まっていく
  • タスクリストの項目が予定通り減っていかない
  • やる気が有る時、無い時の差が激しく仕事がはかどらない

抑制が外れた「すぐやる脳」の人

  • 朝出社して、席に着いた途端にスタートが切れる人
  • 締め切り前に充実の内容で課題を提出できる
  • 仕事を時間内に余裕でこなして残業ゼロで休日の持ち帰り仕事もゼロ
  • タスクリストの項目にチェックマークどんどんついていく
  • 集中すべき時にキッチリ集中できて仕事がはかどる

「すぐやる脳」とは、抑制が外れて軽やかに動く脳のことです。

もし、停滞した「ぐずぐず脳」の項目が3つ以上当てはまるようなら、あなたの脳は動きが落ちているかも知れません。

しかし、もし今のあなたの脳の働きが停滞していたとしてもガッカリする必要はありません。

というのも、「すぐやる脳」のいい所は日々の意識や習慣を変えるだけで新しく神経回路が強化されていくことなのです。

つまり、鍛え方次第ですべての人々がこの「すぐやる脳」を作ることができるようになります。

『結果を出せる人になる!すぐやる脳の作り方』の各章の見出しのタイトル

第1章「すぐやる脳」と「ぐずぐず脳」
第2章 リスクを取って「すぐやる脳」に!
第3章「安住しない人」が未来の成功を手に入れる!
第4章 脳をやる気にさせる「自律」のメカニズム
第5章 仕事の速度をアップする脳の使い方とは?
第6章「すぐやる脳」に変われば人生がガラリと好転する!

本書は6章構成でページ数は約200ページ。

文字も大きく読みやすい口語調で書かれているのでその気になれば一日でも読めるボリュームとなっています。

また、「人間の脳」「やる気」との関連性やメカニズムについて分かりやすく解説されています。

『結果を出せる人になる!すぐやる脳の作り方』のポイント

世の中には2とおりの人間がいます。

  1. 素早く決断し行動できる「すぐやる人間」
  2. 物事を決められず、考え過ぎて動けない「すぐやれない人間」

では、「すぐやる」「すぐやれない」の差はどこから生まれてくるのか?

これには脳の働きが関係していると言います。

集団の決まりが脳を抑制し行動にブレーキをかける

真面目な日本人の脳は有効に働いているからこそ、すぐやれない「ぐずぐず脳」になってしまうという皮肉な結果になっています。

  • 実行に移す前に慎重に検討しなければならない
  • これが重要なことは理解できるが、常識で考えた場合

と言った会話がアナタの周囲でされていませんか?

こうした集団の「決まり」は「脳の抑制」となり私たちの行動にブレーキをかけてしまうそうです。

例えば、「なぜ、日本人はすぐに決断し、行動に移せないのか」と以前からよく言われていますが、この理由もまた、日本人が真面目で集団の決まりをしっかり守るところからきています。

とはいえ、ルールやマナーをしっかり守るというのも大切なことなのですけどね。

あと、「真面目な日本人」という言葉がなんとなくディスられているように聞こえなくもないという個人的な被害妄想。

「不真面目」の方が良いように錯覚してきます(笑)

これが世に言う「グローバルリズムの波」なのか。

深く考えないことを習慣化する

本書では、脳の脱抑制のコツは「あまり深く考えないことを習慣化する」ことだと述べられています。

というのも、脳の抑制は無意識に行われていて、自分でも気づかないうちに脳が勝手に「やれない事」や「やらない事」を作ってしまうそうです。

なので、習慣化のためには、「自分が特別な事をやっていると思わない」という「脳の脱抑制」が大事になってきます。

特別な事をやっていると意識すると脳が身構えてしまい抑制がかかって長続きしません。

努力する回路は習慣化と継続に向いていない

脳の前頭葉には「努力する回路」と呼ぶべき部位があり、この回路が活性化されている状態が、一般的に「頑張っている状態」です。

しかし、この「努力する回路」は何かを習慣化したり継続したりすることに向いていません。

というのも、この回路は脳のエネルギーをたくさん消費するので頑張り続けると疲れてしまいます。

つまり、毎日「頑張るんだ」と意識し続けている人は、脳へ相当な負荷がかかっていて、毎日こんなことをしているのでは習慣化できません。

意識せずに行えるよう「習慣化」することが成功への近道

目の前の努力を「頑張る行為」と意識せずに、習慣化できれば成功に近づきます。

最初は努力という負荷がかかっても、いつかそれを「当たり前の行為」へと変化させることが大事。

まとめ

脳科学から見ると、「頑張る」や「頑張ろう」と意識することが逆に脳に負担をかけることになっているという、目からウロコでした。

人って何かをする前に気合入れたりして「よし!頑張ろう!」とかつい言いがちじゃないですか?

でも、これって継続したり習慣化するのに逆効果なんですね。

確かに、「継続は力なり」と言いますが、気合を入れず意識せずがポイントですね。

今回ご紹介した本

コウ

どうも、コウです。
宮崎県在住、妻と二人暮らしです。
もともと、パソコン修理のカスタマーエンジニアをしていました。
機械いじりやネット関係、謎が謎を呼ぶ不思議な事が好きなので、そのジャンルの情報発信と日常の中で埋没しがちな素朴な疑問を拾い上げ考察します。
えるたそ~と同じで「私、気になります病」を発症しているので好奇心をエサに生きています。

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