ジョニー・デップが人工知能になって人類を追い込んでいく映画「トランセンデンス」を見たので、レビューを書きます。
人工知能(AI)の理解を深めるために、人工知能がテーマの映画をむさぼるように見ているコウです。
未来の世界で人工知能が暴走した時のお役に立てれば幸いです。
デジタル化したジョニー・デップが暴れる映画トランセンデンスのストーリーと感想
2014年公開のイギリス、アメリカ、中国で制作されたSFスリラー映画です。
有名どころは、ジョニー・デップとモーガン・フリーマンが出演してます。
トランセンデンスの日本語の意味は
トランセンデンス(transcendence)は日本語で「超越」という意味です。
映画の中では「シンギュラリティ(技術的特異点)」や「進化」といった意味合いで使われています。
トランセンデンスのあらすじ
人工知能の研究をしている天才科学者の夫婦は、次世代AIのPINN(ピン)を開発しました。
ある日、人工知能研究の講演会に出席した科学者夫婦でしたが、ジョニー・デップ演じる夫のウィルは、人工知能の発達を危険視する反テクノロジーテロリストに襲われ命を落とします。
しかし、命の火が消える寸前にウィルの意識を量子コンピュータのPINNにインストールしていたのです。
このコンピューターにインストールされた「ウィルの意識」は果たしてウィル本人なのか、それともウィルのフリをしている人工知能なのか?
そして、人工知能として復活したダンナの暴走を止めることができるのか?
トランセンデンスの感想
結論を言ってしまうと、トランセンデンスは自分的には面白かったです。
ハッキリ言ってターミネータよりも面白かった。(個人談)
まあ、賛否はあると思いますが個人の趣味、感想ですのでお許しください。
映画の冒頭でネタバレしているので、どういう結末を迎えるのかはわかった上で、そこまでの経過を見ていくタイプの映画です。
映画の中で個人的に印象深いシーンがたくさんありすぎて書ききれないのがツライです。
人工知能(AI)を語るうえで切り離せない、「シンギュラリティ」という言葉があります。
シンギュラリティの意味は「技術的特異点」といって、コンピューターが人間の能力を完全に上回り、どうやってもテクノロジ―でコンピューターに太刀打ちできない状況のことを言います。
しかも、この人工知能の進化(トランセンデンス)は指数関数的(上昇率が一定ではなく、急激)なスピードで加速していくのでハンパない、まじでハンパない。
これ、映画だからいいけど、現実世界で起きたら、ヤバイでしょ。
例えば、劇中ではジョニー・デップ演じるAI旦那が「ナノマシン」を作りだしますが、このナノマシンが優秀すぎて怖い!
ナノマシンとは、0.1~100nm(ナノミリ)サイズの機械で細菌やウィルス(10~100nm)の大きさよりも、さらに小さいサイズの機械です。
怪我した人も、目に見えないサイズのナノマシンが一瞬で治療してしまいます。
また、一旦死んだ人もナノマシンで治療して、人体改造でパワーアップしてよみがえる。
このゾンビ人間は治療(蘇生)と同時にAI旦那の意識もインストールされているのでコントロール可能。
ゾンビ人間の出来上がりです。
まあ、神ですね。
進化しつづけるナノマシンは人体の治療といった有機物にどどまらず、何でも修復してしまいます。
破壊されたソーラーパネルも壊れた瞬間から修復作業がはじまります。
そして、最終的にこのナノマシンは、自然環境に溶け込み雨水などから世界中に広がり地球上を覆いつくす一歩手前までいきます。
そうなると、地球上のすべてをこの人工知能のAI旦那がコントロールする事ができてしまう。
これは怖いですね。
トランセンデンスの映画のラスト
これ以上書くとホントのネタバレになるのでこの辺でやめておきますが、このAI旦那の暴走はすべて奥さんのためだった。
「愛ゆえに愛に生き、そして、死ぬ!」ということでした。
余談:トランセンデンスはモーガン・フリーマンの無駄使い
余談ですが、これだけは言いたい。
モーガン・フリーマンの無駄使いだと。
劇中での役どころが、血も涙も無い、なんか使えないジジイにしか見えない。
あえて言おう、モーガン・フリーマンの無駄使いと。
オラ、モーガンをもっと活躍させてあげてほしかったぞ~。
関連記事はこちらです

トランセンデンスを無料で見るならアマゾンプライム・ビデオ
人工知能と化したジョニー・デップが大暴れする映画「トランセンデンス」はアマゾンプライム・ビデオで視聴できます。
すでに、アマゾンプライム会員の方はもちろん無料です。
また、現在、30日間の無料体験を実施しているので、プライム会員ではない方も、この無料で見れる期間を利用して「トランセンデンス」をご覧になってみてはいかかでしょうか?
関連記事