【映画アンキャニーのレビュー】三角関係に勝つのは人間?それともAI?

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お疲れ様です!

コウです。

 

人工知能が題材の映画は、人類とAIが戦うものばかりではありません。

今回、レビューを書く映画「アンキャニー不気味の谷」は、人間と人型AIの不気味な三角関係が描かれています。

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映画「アンキャニー 不気味の谷」の解説

2015年に公開された人型AIロボットと男女の三角関係が描かれるSFスリラー。

映画「アンキャニー 不気味の谷」のキャスト

  • 人型AIアダム:マーク・ウェバー
  • 女性記者ジョイ:ルーシー・グリフィス
  • 天才科学者デビット:デヴィッド・クレイトン・ロジャース

映画「アンキャニー 不気味の谷」のあらすじ

人との関係を絶ち、研究に没頭する引きこもりの天才科学者デビットが、どっから見ても人間にしか見えない完璧なAIロボットのアダムを完成させる。

 

ある日、女性記者ジョイが1週間の期限付きで科学者デビットの取材にやってくる。

 

天才科学者デビット、女性記者ジョイ、AIロボットのアダムはそれぞれの目的を果たすため行動しますが、内密におこなわれる実験の中、3人の関係性は徐々に変化していきます。

映画「アンキャニー 不気味の谷」の感想

僕はこの映画を見る前、「不気味の谷」という言葉の意味を知らなかったので、不気味な谷にAIロボットがいて、その谷にやってくる人間を襲ったりする映画なのかなという単純な想像をしていました。(笑)

 

ですが、その予想は大ハズレでした。

「不気味の谷」は人工知能(AI)関連の専門用語です。

この「不気味の谷」の言葉の意味や内容については下の章で解説しています。

人間の男女と人型AIの奇妙な三角関係

人間の男と男性型AIロボットの一人の女性を巡っての静かな色恋沙汰。

とはいっても、そこには様々な感情と思惑が渦巻いています。

 

映画を見ているうちに何となくわかってきますが、どっちが人間でどっちがAIロボットなのかというエンドに向けてストーリーは進んできます。

外見と振る舞いが完璧な人型ロボットは人間と言えるのか?

主人公の天才科学者は優秀だけど、人との接し方がわからない。

また、表情や振る舞いがコミュ障のせいなのかチョット不気味です。

 

逆に、AIロボットの方が表情も豊かでコミュニケーション能力が高いのは、見ていて微妙な感覚を憶えます。

 

外見が人間と区別がつかないくらい完成度が高く、人としての振る舞いも完璧だったとしたら、それは人間と言えるのか?

「不気味の谷」について簡単に解説

不気味の谷理論の説明

出典:wikipedia

ちなみに、映画のタイトルにある「不気味の谷」とは、日本のロボット工学博士の森政弘(もりまさひろ)氏が唱えた理論的なもの。

 

人間そっくりの外見をした機械が人間と同じ振る舞いをする。

「それを見た時、人はどんな反応をするのか?」といったことを説明したものです。

 

「不気味」と書いてあるとおり、機械が人間に似ていれば似ている程、人はその機械(AIロボット)に嫌悪感を示します。

簡単に言うと、「薄気味悪い」という感覚です。

 

ですが、その薄気味悪さも一定の期間がたつと、徐々に好意的になってくると言います。

この「嫌い(嫌悪感)」から「好き(好意的)」に感情が変化する様子を表したものが上記の表です。

 

アップダウンがあり「谷」のようなっている部分を「不気味の谷」と言います。

「薄気味悪く感じている期間」があるという意味ですね。

 

これは余談ですが、本来、生物は自分が知らないもの、理解できないものに対して潜在的に恐怖を感じるようになっていますから、AIロボットであったとしても例外はないのでしょう。

映画「アンキャニー不気味の谷」のラスト

女性記者ジョイは最終日にようやくこれが取材と称した実験であると知ります。

自分が人間だと思い込み愛してしまったのは、実はAIロボットでした。

 

そして、ロボットだとばかり思っていたアダムが実はデビットだったと。

電源を切られ動かなくなったアダムを見ながらショックを受けます。

映画「アンキャニー不気味の谷」をちょっとネタバレ

衝撃のラストは、女性記者ジョイがトイレで妊娠検査薬を使っているシーン。

凍り付いた表情のアップで映画は終わります。

 

ジョイが愛して関係を持ってしまったのは、実はAIロボットのアダムでした。

なのに、なぜ妊娠検査薬?

 

これまでのシーンを思い返してみると意味の分からない箇所がありました。

科学者のデビットがゴムチューブの付いた注射器を何かの部品に接続し液体らしきものを注入しているシーン。

そして、その作業をしている所を女性記者ジョイに見られてしまい、「これは何をしているの」との質問にデビットは「秘密だよ」と答え誤魔化していたこと。

 

最後になってやっとこのシーンの意味がわかりました。

というのも、AIロボットのアダムには、人工的な性器が付いていて行為は可能ですが、生殖能力はありません。

そういうことか、なるほどと。

 

あと、科学者のデビットは、アメリカの国家的なプロジェクトとして人工知能の研究をしているようで、この研究施設を出ることが許されていません。

 

外の世界に出る事が出来ないデビットの本当の目的は、人型AIアダムと女性記者ジョイを利用して、自分の子孫を残すことだったのかもしれません。

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コウ

どうも、コウです。
宮崎県在住、妻と二人暮らしです。
もともと、パソコン修理のカスタマーエンジニアをしていました。
機械いじりやネット関係、謎が謎を呼ぶ不思議な事が好きなので、そのジャンルの情報発信と日常の中で埋没しがちな素朴な疑問を拾い上げ考察します。
えるたそ~と同じで「私、気になります病」を発症しているので好奇心をエサに生きています。

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