新型コロナウイルスを予防するには
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が挙げている予防法に関しては以下のとおりです。
- 流水と石鹸による手洗いを頻繁に行う
- 外出した後や咳をした後、口や鼻、目などに触る前には手洗いを徹底
- 咳やくしゃみをする場合は口と鼻をティッシュや手で覆う
- 咳やくしゃみをした後はティッシュを捨て流水と石鹸で手を洗う
- 人が頻繁に触るものは清潔に保つ
新型コロナウイルスの症状が出た時は
武漢市に滞在歴がある方で、コロナウイルス関連の肺炎と接触し、咳や発熱などの症状が出た場合は事前に医療期間に連絡する。
そして、中国武漢市に滞在歴があることを伝えたうえで、マスクを着用し速やかに受信してください。
そもそもコロナウイルスとは?
コロナウイルスとは、一本鎖(+)RNAウイルスの中のコロナウイルス科のウイルスを指します。
特徴は、ウイルスの外側の膜に突起があること。
太陽のコロナのような見た目をしていることからコロナウイルスと名付けられました。
現在確認されているコロナウイルスは数十種類ありますが、通常は動物を中心に感染します。
また、主に人に感染するコロナウイルスは以下になります。
- ヒトコロナウイルス
- SARS(サーズ)
- MERS(マーズ)
ヒトコロナウイルス
私たち人間の風邪の原因であるウイルスは、ヒトコロナウイルスと呼ばれます。
ヒトコロナウイルスは4種類あります。
SARS(サーズ)コロナウイルス
SARSコロナウイルス(サーズコロナウイルス)は、2003年に中国広東省を中心に大流行し重症急性呼吸器症候群とも呼ばれるコロナウイルスです。
患者の咳(せき)やくしゃみ、あるいは気道の吸引などによって飛散する体液などが他人の粘膜に付着することによって感染する飛沫感染(ひまつかんせん)が主な感染源と言われています。
また、自然宿主はコウモリだと考えられています。
大流行した2002年から2003年にかけては、中国を中心に世界に広がり約8000人が感染し774人が死亡しました。
死亡率は10%。
MERS(マーズ)コロナウイルス
MERS(マーズ)コロナウイルスは、2012年に発見された中東呼吸器症候群と言われるコロナウイルス。
サウジアラビアで発生したと言われており、感染源や感染方法もはっきりしていません。
また、治療法や薬などもありません。
自然宿主はコウモリやラクダと考えられていて、人に感染すると重症肺炎を引き起こすと言われています。
このマーズは、2015年に韓国で流行し186人が感染、36人が死亡しました。
2019年にはサウジアラビアで14人が感染し5人が死亡しています。
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まとめ
新型コロナウイルスについての基本的な知識についてお伝えしました。
新型コロナウイルスは、まだ治療薬やワクチンが完成しておらず、これから更に感染拡大が予想されます。
早いとこ収束してくれるとありがたいのですが、まだまだ油断はできません。
こまめに、ニュースなどに気を配りつつ予防対策をしっかりしていきましょう。
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